はじめてのきおく
自分の幼少期の記憶でおそらく一番古いもの、いくつかあるが印象深いものは、当時住んでいた借家の長屋の物置に母親に閉じ込められたこと。いわゆる虐待の記憶だ。
真夏だったことも考えると、今の時代にやったら完全アウトなやつ笑
閉じ込められ何時間経ったのか?近所に住むおばさん達が気づき、扉のわずかな隙間から「欲しいものはあるか?」と声を掛けてくれた。
自分の記憶では水が飲みたいと言ったが、それは難しく薄い煎餅を隙間から入れてもらったのをよく覚えている。
当時、おそらく3、4歳。はじめて死への恐怖を感じた出来事だった。
小学低学年の頃には頭にビニール袋をかぶせられ、古い電気もつかない倉庫に閉じ込められたこともあった。
何年か前にこういった幼少期の虐待の話を母親にしたことがあったが当の本人は記憶にないと言っていた。嘘か本当かは分からないが…。
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