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【心を込めて】歌うこととは、自分と向き合うこと。

前々回の記事歌が上手くなるための三つの習慣術なんて書いたけど、
僕のnoteを習慣的に読んでたら普通に上手くなるんじゃ…?って今更気がつきましたYoshikiです。

※注意…今回の記事、趣味程度で歌を楽しまれている方には、少し激論かもしれません(笑)
アーティストに向けて書いているんだなーくらいで読んでいただけると幸いです。


さて。
世の中では、
「わかり切った真実も、言いたいことも、言わなくなると大人になれる」と言いますが、
(そういう意味で間は最近の若い人は子供ばかり…?)

私は、
意思や考えを伝える時に、礼節や配慮など気遣える人、いわゆる「相手への敬意」を持ち合わせている人こそ大人なのではないかと思います。

(あ、こっちの意味ではもっと幅広い年代に子供な方たくさn…じゃなくて!w)


歌にも声にも、その人の全てが出てくるよって話。

意図している以上に声に感情も性格も生活も、その人の歴史の全てが出てきます。

事実、どれだけ練習しても結局歌を上手く歌うのには、その表現する中身の方が重要なわけです。

・例えばその時の精神、心の状態の影響。
「快感に身を任せて歌えば」
「承認欲求で歌えば」
「愛情表現で歌えば」
「怒りで唄えば」
「悲しみや絶望で唄えば」
それぞれ、違った声になることでしょう。
・他には、その人の性格。
「真面目なら」
「不誠実なら」
「几帳面なら」
「大雑把なら」
「冷静なら」
「激情家なら」
「楽天家なら」
「厭世家なら」
バラバラな声になるでしょう。
・言葉に感じているイメージや、経験や知識の差もあります。
例えば、海を見たことのない人と、見たことのある人、実際に入ったことのある人で、海に持つイメージの鮮明さは異なります。
いいエピソードを持っているか、はたまた悪いエピソードを持っているかでも変わります。
自然、物、土地、生き物、物事など、何に対しても同じ事が起こり得ます。


そして、どうしたって
・「人間性(人間力)の差」も出てくると思います。

もう1年半ほど前の出来事ですが、
私にもライブのリハで遅刻をしてしまった経験、予定確認を怠ってレッスンをすっぽかしてしまった経験があります。
師匠からは一言冷たく、「何かいうことないの?」と言われただけで終わってしまったのがかえって怖かったのをよく覚えています。

失望されたと思いました。

私の先生はいろいろ飛び抜けて常識ハズレな人で、普通ならわかること、できることでも、知らないことや出来ないことがたくさんあるのですが、約束は絶対守る人です。だから彼の言葉は刺さるし、声も、説得力が段違いです。(もちろん、歌でも同じです)
先生には、その時のことを、あれからずっと未だにネタにされて笑われますが、
その度に自分のルーズな部分、抜けている部分と向き合い、俯瞰して今の自分について考えるようにしています。

今となっれは、馬鹿にされるのすら感謝ですね…(笑)


自分の中の意思を伝えることは、自分と向き合うことである。

アートに携わる人には、よく聞き覚えのある疑問の一つなのですが、

心を病みやすいからアーティストなのか、アーティストだから病みやすいのか。

というのがあります。

答えはどちらもでしょうけれど、アーティストは自分の中にいる自分の向き合う事なしに何一つも表現をできません。

俯瞰してみたり、正面からぶつかってみたり、
考えてみたり、寄り添ってみたり。

歌は、自分の中の感情を外に出す過程、言ってしまえばツールでしかありません。
本当の意味で伝えることを意識するのなら、まず自分と向き合わずして
他人に何を届けられるのでしょうか?


自分を魅せるには、磨くには、自分に向き合わねばならない。

これはあくまで「私の考え」ですけどね。

人は鏡と言いますから、
「周りの人から優しく接されているか?信頼されているか?」「自分は優しくしているか?信頼できているか?」
そのようなことを普段から心がけています。
周りの様子を見て、自分を鑑みるように習慣にしているんです。

そうやって自分を知り、少しでもいい歌を歌いたい、良い自分になりたいと思って生活しています。
(みんなにここまでやってほしいとは思っていませんが一例です笑)

念を押しますが、
これは歌に関係ない話ではありません。

人とうまく接する力、意思を伝える力が歌に、求められる事なのなら、
最大限の人とのコミュニケーションのための努力をすることも、人間力、説得力の獲得のためには必要でしょう。

人間的な魅力なしには歌は虚構になってしまうんです。

伝えることを諦めた歌は、「歌」ではありません。


まとめ

トレーナーを名乗っているのに「技術より心!」みたいな話を語るなんでおかしいかもしれせんが、
テクニックがあっても、ダメなものはダメですし、下手でも良いものは良いです。

だから私は正直でいるように心がけています。

偽ってしまっては、生徒様と信頼関係作れません、その状態では本当に上手くなるためのレッスンができませんからね…σ^_^;

ただし、

大概の場合技術がなくては心すら伝わらないのも事実。

だからやはり練習はしましょう(笑)

人は心!!!って言っても限界があるでしょう?

英語など異国語の場合でも、
ちゃんと伝えるためには文法や発音など学ぶじゃありませんか、あれと同じです。

今日はここまで!!!

ありがとうございました〜。

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