びいなすふぁあむ

蔵王にもほど近い宮城県川崎町。果樹も野菜も豊かに実る里山“ゴーシュの森”を舞台に、町の…

びいなすふぁあむ

蔵王にもほど近い宮城県川崎町。果樹も野菜も豊かに実る里山“ゴーシュの森”を舞台に、町のレジェンド大森英俊さんが、自然によりそう心地よい生き方を提案。山の恵をおすそ分けしています🍀多様な生き物が幸せに共生している“ゴーシュの森”からの便りや、大森さん主宰のイベント情報を発信します

最近の記事

ポタジェのめぐみ

数十年前から 当時はまだメジャーではなかった さまざまな洋野菜やハーブ🌿を作り続けてきた大森さん。 びいなすふぁあむには、近所の方だけでなく 人気店のシェフやマネージャーの皆さんも 安心安全な有機栽培の野菜を買いにつけに訪れます。 ロマネスコ、サボイキャベツ、カーボネロ、 新玉ねぎ、スナップエンドウ、カリフラワー… ハウスのなかにも外にも、 元気な野菜や花たちがたくさん‼︎🌼🥦 お米や大麦、小麦など穀物の苗も みんなキラキラしてて 近くにいるだけでエネルギーをおすそ分

    • ガーデニングデザイン

      びいなすふぁあむの大森さんは ログハウスや野菜や花の苗づくりだけでなく ガーデニングデザインも提供しています。 その場所の日照、水はけ、土質に寄り添い、 無理なく生育するようなお花や果樹を選んで 四季折々、楽しめるガーデンづくり。。   それはまるで、、 一人ひとりの個性を大切にしながら おかれた環境のなかで伸び伸びと生きる力を整えていく 人間教育に通じるものにも、感じられます☺️ 仙台市内にある人気のカフェ、“鹿落堂”さん。 そのエントランスやウッドデッキ周りを手掛

      • 春のめぐみ

        カラシ菜、菜の花、オレンジカリフラワーやロマネスコ…。 これらの美しい無農薬野菜は びいなすふぁあむの畑で収穫された子たちです。 びいなすふぁあむの畑を初めて訪れたとき お行儀の良い、規則的な畝立てはほとんど見あたらず、 見慣れたビニールマルチも見あたらず、、 それらのかわりにいろんな種類の野菜たちが 混在して仲良く育っていてるのを 目の当たりにして 鮮烈な印象を抱きました。 その景色は、なんとも気持ちよく 野菜たちも伸び伸びしていて… まるで、畑が個性豊かな子ど

        • 木工雑貨を手作りしてみた

          びいなすふぁあむで行われているのは 菜園や自家製調味料づくりなど 食に関するのワークショップだけではありません。 木工や溶接、チェーンソーワークなど 手仕事を通して豊かな暮らしを手づくりするワークも行われています。 この日、パー子は無謀にも木工に挑戦‼︎ 、、、というのは、、、 パー子はお裁縫だけでなく 工作も苦手な、自他ともに認める超ぶきっちょ…(^^;; 木工なんて夢のまた夢、と諦めていたのですが 作りたいものを思い浮かべ、それに適していると思われる材を選んで

        ポタジェのめぐみ

          Slow is beautiful “ゆっくり”は美しい

          大雪注意報がでた川崎町ですが 氷点下の気温でもびいなすふぁあむの野菜たちは すくすく、そだっています。 たとえ土の表面は雪で覆われても 土のなかはお母さんの胎内のように温かく、 彼らにとって居心地がよい温度なのもしれませんね。 冬を越えて育つ野菜は、春蒔きのものよりも 生育期間は長くなりますが、そのぶん、 じんわり、じっくり、土の滋養を吸いこんで 力強い緑のエネルギーがいっぱいの 甘みと栄養がつまった美味しい野菜に育ちます。 成長がはやく効率が良いものが 優れているとは

          Slow is beautiful “ゆっくり”は美しい

          しぼりたての醤油…その驚きの色と香り‼︎ 

          “生醤油”。 皆さんは何と読みますか? 記者パー子は“き醤油”と読んでいたのですが 同じ漢字でもこれを“き醤油”と読むか“なま醤油”と読むかで、 違うものをさすのだと、この日初めて知りました。 き醤油、というのは厳密には さらしで濾してそっとしぼったあと火入れし、 さらに余計な油分やたんぱく質、麦麹のかすなどを取り除いたもの。 それに対しに対して“なま醤油”というのは 最初にしぼったままの醤油のことで 一般に流通することのないものです。 醸造元や作り手だけが味わえる と

          しぼりたての醤油…その驚きの色と香り‼︎ 

          初午の日 〜味噌づくりワーク〜

          初午いなりの日。 びいなすふぁあむで自家栽培の無農薬大豆を仕込む 手作り味噌づくりが行われました。 仕込みに使われた15キロもの大豆はもちろん、 米麹も、その米麹をつくるお米も、 すべて大森さんの自家製。 雪の残る庭の一角に掛けられた大きな鋳物の鍋に 一同「おおお〜‼︎」 「絵本に出てきそうな光景だね」 巨大な鍋が掛けられた金属のフレームも 大森さんの作なんだそうです‼︎ そこに、ゴーシュの森から切り出された薪を ダイナミックに焚べていきます。   パチパチ、、薪

          初午の日 〜味噌づくりワーク〜

          びいなすふぁあむのクリスマスローズ

          びいなすふぁあむの大森さんといえば クリスマスローズ。 大森さんのクリスマスローズはブルーベリーと並んで ふるさと納税でも扱われています。 お花の少ない季節に、うつむきかげんに咲くこの花の姿に 魅せられるひとは少なくありません。 その歴史はたいへん古く、 意外なことに、江戸時代にはすでに 日本に入ってきていたそうです。 雰囲気のある色あいや多彩な花びらのかたち… コレクターが多くいらっしゃるのも分かる気がします。 花をみて何を感じたか、ということから ご自身の潜在的

          びいなすふぁあむのクリスマスローズ

          【universityの語源って?】

          何かに気づくこと 何かに心が動くすること 何かに失望すること 、、それらはすべて学びで ほんものの学びは遊びのように、 尽きぬ楽しみをもたらすもの。 “川崎町のレジェンド”こと びいなすふぁあむの大森さんにそんなお話を伺ったあと、 ふと気になって大学universityの語源を調べてみたら  unus (ひとつ)+versus (方向を転換すること) というラテン語によるもの、とする説明をみつけました。 古くは、鋤の向きを変える、とか 違う畝に向かう、という意味も含

          【universityの語源って?】

          2月3日 節分 〜柊鰯を飾る〜

          今日は季節のさかい目…“節を分ける”…節分です👹 節分の豆まきは暦の上では春となる立春の前日に 邪気を払うお清めの意味のある行事ですが、 節分にはもうひとつ…柊鰯(ひいらぎいわし)を飾るという伝統的な風習もあります。 これは、家の玄関先に、 葉のついた柊の枝先に焼いた鰯の頭を刺したものを飾る、というもの。 鬼の嫌いな鰯を焼いた匂いと尖った柊の葉っぱで 邪気の象徴である鬼が家の中に侵入してくるのを防ぐ “魔除け”の意味からなのだそうです。   鰯って、魚へんに“弱

          2月3日 節分 〜柊鰯を飾る〜

          鶏始乳 〜にわとりはじめてとやにつく〜

          季節の訪れを察知し、農耕作業をすすめるために 今も欠かすことのできない七十二候。 一月の末のこの時期は、 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)🐓 「とや」は鳥小屋。 「とやにつく」は鶏が卵を抱いて巣に籠ること… そろそろ鶏が卵を産みはじめる頃、という意味です。 今はあたりまえのように一年中手に入る卵ですが 本来、鶏は冬はあまり卵を産まなくなるもの。 雌鳥が卵を温める姿に 新たな命…春の息吹…を重ねあわせた 昔のひとの喜びを思わせますね☺️ さて、鶏始乳…は、七十

          鶏始乳 〜にわとりはじめてとやにつく〜

          信じて待つ、ということ

          花を愛でるとき、わたしたちは そこに自分の姿を重ねあわせているのかもしれません。 小さな種子のときから精一杯毎日をかさね、 いよいよ自らの姿を輝かせるステージに立つ時がきて  太陽のひかりを浴び、命を謳歌させている花に 無意識に、自分もそうありたいと願いを託したり その姿に励まされたり きれいだと感じることができる心に感謝したり   …とても美しいことだと思います。 でも、花が散ったあとの彼女たちの姿に 同じような眼差しを向けるひとは少ないかもしれません。 本当は、

          信じて待つ、ということ

          ポール・スミザーさんの『日陰でよかった!』

          “庭に立つと、日陰を探す。 初めて入る庭で、日陰があると、よかったと思う。 これからつくる庭に、日陰がある。植物がひと息つく場所があるということだ” びいなすふぁあむの大森さんに案内していただいて 初めて“ゴーシュの森”を訪れたのは12月半ばでしたが 雪のなか、たくさんの野菜たちが実っていました。 春になったら、きっとここに草花や樹木の息吹が むせかえるように満ちることでしょう… そう妄想した瞬間、 ポール・スミザーさんの、この写真のようなお庭が 目に浮かびました。 (

          ポール・スミザーさんの『日陰でよかった!』

          びいなすふぁあむのニワトリたち

          雄鶏2羽、雌鳥16羽…総勢18羽が 大森さん手作りのすてきなとり小屋で、仲良く暮らしています。 16羽の雌鳥のうちの6羽は 人間に置き換えるとかなりご高齢なのですが それでも、一週間に一度は卵を産んでくれます。 米糠、玄米、野菜クズ、魚粉、全粒粉、麦粒、牡蠣殻… 人間と同じようにバランスのよい食事のおかげなのか 体調だけでなく、気分も落ち着いている様子、、 近寄るとこうして集まってきて 何やら話しかけてくれます☺️ 彼らの家の前には、 カラスウリがオブジェのような姿

          びいなすふぁあむのニワトリたち

          びいなすふぁあむ@川崎町にようこそ!

          宮城県川崎町の、“びいなすふぁあむ” I蔵王にもほど近い、寒さ厳しい川崎町での露地栽培でもこんなに見事に葉物が実る “ゴーシュの森”からのたよりや、 野菜も花も幸せに共生するポタジェ(菜園)の様子、 自家製の調味料造りなどのワークショップのご案内など 心がよろこぶ農的生活を記者パー子がお届けします♫ どうぞよろしくお付き合いください😊 #びいなすふぁあむ #ゴーシュの森   #川崎町 #大森英俊 #自然農 

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