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〜第6話〜【運命の出会いは年下だったのです。】

因みに年下好きではありません。どちらかといえば包容力のある年上の男性が好きだったのに

何故か年下の気弱な感じで、私とは間反対、そんな彼に惹かれたのです。間反対に惹かれるとは・・・

1ヶ月が過ぎるころには、互いに結婚を意識するまでになっていたのです。
そう、即決がモットーの私 全てにおいて決断は早いのです。


私たちは、離婚の瞬間までラブラブだったのです。少なくとも私はそう思っていました。


【まさか、この後に起きる現実をこの時は想像もしてもいなかったのです。】


「私のようなアイドルを手に入れた年下旦那よ あんたは幸せ者だろう!」
これくらいの勢いで感じていたのです(笑)

そして結婚し一男一女に恵まれ幸せでした。

男の子が欲しかった私!最初は男の子と決めていたのです。 それが、男の子と分かった瞬間、心の中でガッツポーズしました。💪

男の子でよかった。最初が女の子だったら母のようになるかもしれない一抹の不安があったのです。


母の様にはならない!と心に決めていました。次は女の子 そう!私は絶対女の子を溺愛すると決めていたのです。
待望の女の子が生まれ全ては思い通り、うまくいっていたのです。

【ただ、私達にはお金がなかった。】

その当時、旦那の手取り19万でした。 そのほとんどが借金の支払いで消えていったのです。

実は旦那には、結婚前に作った借金があったのです。

「そんなの返せばいいや」
そう、私は何でもできる女です。
「私が、何とかしてあげるよ」という、それくらいの気持ちでした。

【毎月赤字で借り入れをして生活をする始末】


自転車操業でその日暮らし、生活はひっ迫していたのです。 でも、私は何とか出来ると思っていたし、何とかしようと思ったのです。
だってこのままでは、子供用品も買えなくなるし、生活がままならなくなると切羽詰まっていたのですから


楽園が続く私 スター?だった私は 何とかするしかないと求人情報誌を食い入るように見ていました。


私の選ぶ基準は、給料!以上ww


稼げる仕事はないか、それだけだったのです。もう一つの条件は子供でした。

【子供がいる中で働けるのは、限られているのです。】


そんな中で私の目に留まったのは、生命保険の営業だったのです。

でも私は、保険会社が嫌いだったのです。保険の営業だけは絶対したくないとなぜだか思ってる私がいたのです。
しかし背に腹は代えられません。子供達がいるのです。
そして明日の生活もままならない私たちがいたのです。私が頑張るしかなかった。

大嫌いだった生命保険の営業でしたが、意を決して保険の世界へ飛び込んだ私がいたのでした。



その保険会社の業務は窓口業務の立ち上げだったのです。 営業でもなんでもしてやろうと思ってた私にとっては、拍子抜けでした。


窓口業務 そう私は何でもできる女 サインを求められた私は、窓口にピッタリ(笑笑)

10人の採用に対して100人が応募した様でした。 私はその10人の中に選ばれた・・
それは、私がスターだったからかもしれないww
(これへの苦情は一切受け付けません。)

1/10という確率で狭き門だったと後に聞き、嬉しくもあり・・複雑な心境でした。
複雑だったのは、嫌で仕方なかった生命保険会社へ応募して90人が落ちて私が受かっちゃったという状況に
なにか複雑な思いがあったのです。
窓口業務の立ち上げというのは、コールセンター対応や窓口での内勤業務も含んでいるのですが


一番は「動く窓口」としてお客様宅へ訪問対応すること、そこで営業成績を上げることが一番の仕事だったのです。

やっぱり営業だよな!と再認識
そして、様々な勉強が必要だったのです。元来、勉強することが大の苦手! だって受験勉強などしたことがないのですから。。。

【気合と根性で、即断即決、「はい!かイエス」で生きてきた私】


そんな私が今更勉強です。しかし背に腹は代えられません。 やっとの思いで掴んだチャンスです。活かすしかなかった私がそこにはいたのです。

算数さえままならない私!算数がこんなに役に立つと実感した、初めての仕事でした。

初めは、全く成績が出なかったのです。でも弱音は吐けない背に腹は代えられない私です。 生きていくためには成果を上げるしかないと必死にもがき苦しんだのです。
最後の最後で漸く成果を出せた私がそこにいたのです。 そう、私は劣等生だったのです。がむしゃらに働きました。

目標目指して突っ走ってた時

算数も出来るようになりました。嫌いだった勉強も生きていくために必要だった気がしました。

そんな努力の甲斐もあってか成績は少しづつ伸びていったのです。 ほんの少しづつです。気付けば年収は750万を超えるようになったのです。
そうこのころの私は、仕事が楽しくて仕方なかったのです。 全てがうまくいったのです。そう私はまた楽園に戻ったのでした。 借金も返済して、安定した生活が出来る。この安定こそが危険⚠️なのです。

【今の幸せを噛みしめ、今の幸せに感謝できる私は・・・】


もうそこにはいなかったのです。
そう!私は何か、刺激を探していたのかもしれません。
そんな私の心の隙間にやってきたのが  自己啓発セミナーだったのです。
地獄への招待状は、ある日私に届いたのでした。

「自分の夢とか目標を実現できるセミナーがあるよ」


「私も変われたから、あなたも必ず変われるよ、説明会があるから参加してみたら」

高みを目指していた私にはピッタリだったのです。今の幸せに感謝することなく、その先にこそ幸せがあると前に進むという選択しか、私にはなかったのです。

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