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遅ればせながら、Nemophilaの新アルバムとコンサートについて ―個人的な最近の音楽状況ー

もう3週間以上も経つのか!
あっという間に年末年始の休みも終わり、5日から仕事も、正月気分最後のイベントで、8日の日曜日にZepp FukuokaのNemophilaのコンサートに参戦!前回の対バン有のコンサートと違いワンマンライブで、それに新アルバムSeize the Fateの曲、どんなに自室やクルマの中で鳴らしても、音量に限界があるのを、ヘビメタのコンサート音量(老人にはかなり厳しいが)で聴くとどうなるのかが楽しみで、頑張って老体に鞭打った感想は少し後で書くこととして、最近の趣味の音楽状況を、ちょっとだけ延べることにする。

先ず、個人的な音楽変遷については、次のnoteの記事に書いたので、お時間のあるときに読んでいただくきたい。

他にもスペイン音楽について書いている記事なんかがあるが、次から、これもお時間がのあるときに読んでいただきたい。

先ずは、LovebitesにFami。が加入したのは大きなニュースだった!Lovebitesは正直ボーカルが今一つ好きではないが(下手という意味ではなく、あくまで音の出し方の好み)、以前から応援していたFami。の加入で、前からのファンに加え、新たにファンが増えた感じで、3月の東京のコンサートは見事に先行発売のチケットがハズレで、一般発売も先行発売がsold outでないとのこと!年齢的に衣装にそぐわない若干劣化(ごめん)していたメンバー構成が、Fami。の加入で新鮮になったので、コンサートに行ってみたいと思っていたが、残念だった!DVD出ないかなあ!?

(追記)8月に福岡でライブが決定したので、何とかチケット確保して参戦したい!(この論は1月29日~30日で書いている)

(もう一つ追記)昨日・一昨日のBabymetal幕張のメンバーやセトリの報告が出ているが、ゆっくりと整理してみたい。一つ言えるのは、コンサートでの声出し解禁(Nemophilaのときももっと大きな声でやりたかったなあ)で、盛り上がっていたこと。羨ましい!!それにPIA Arena mmでの4月1~2日のライブが発表になっているが、新学期の忙しい時期なので、チケットに申し込むかどうか、いきなり悩んでいる。

次に、Li-sa-XにHazukiと小都乃、ドラムは奏にベースは弟君のKOIAIのインドツアーには行ける由もなく(日本でもやってくれ)、予定しているのはチケットが当たるかどうかわからないけどBabymetal(コンサートは期末でどうしても予定が立たずでチケットの申し込みもせず)のシアタービューイングと、あとは夏のNemophilaの東京ガーデンシアターへの参戦(チケット当たるだろうな!!)で、日常はクルマの中でSeize  the Fateの曲を聴いたり、Zepp OsakaのDVDを視たりの毎日である。

あと、ピケと離婚したシャキーラの新曲Monotoniaにはビックリした!まあ、歌詞はスペイン語なので、なかなか解説できないが、次のサイトで訳を載せているので、読んで欲しい!



あと、Hazukiも好きで、KOIAIでカバーしているPolyphiaの最近の曲「ABC」でSophia Blackがアルファベットを早口で歌っているのを真似しようとするが、どうしてもできない!(小都乃もできているなあ!)


さて、Second AlbumのSeize the Fate(同梱のDVDも)の評価と先日のZepp Fukuokaのコンサートの正直な感想を少しだけ書いてみたい。

コンサートのような大音量で聴けないため、新アルバムの評価は何度かクルマの中で聴いた感じのみで書くと(カーオーディオはオプションでマークレビンソンのシステムを付けているので、結構音は良いはず)、先ず、2曲目の「炎天」について、ああ言ったことをやってみたいのは分かるが、今一つ好きになれない。コンサートでもセトリに入っていたが、消化不良かなと思えた。まあ、好みや音楽的方向性の問題だけど、僕はコンサートの際に効果音や事前に録音した音を使うのはなしにするか、できるだけ最小限に抑えるべきだという立場で、もちろんコストはかかるが、シンセ奏者なんかを1名サポートで入れるとか、メンバーの楽器で代用するとかしたほうがという考えである(下に注)。他の曲については、若干の好みもあるが、概ねよくできているし、とくに徒花(コミックの題名にあるので、仇のほうが良かったかな?)は頑張った曲構成で、コンサートでの出来も良かった!あと、最後のインスツルメントの曲「Soaring~to be continued~」のメッセージがコンサートでようやくわかったのは、まあ収穫だった!

注:キングクリムゾンのように、徹底的にPCなんかに入れた音源も利用するなら、それはそれで別の方向で認める。

さて、そんなアルバムの出来は?
Reviveを10点満点で8とすれば、Seize the Fateは不満な曲調があるので7くらいかなと思う。進化しているというか、安定しているのは、別の稿でも書いたけど、やはり安定のMurata・Tamuだなあという感じ。そして、冒頭でも書いたように、やはり大音量のコンサートでの演奏に耐える曲作りをしているかなということで、チアーリーディング用の曲はお遊びとして、「炎天」に不満があるものの、まあOKとする。

さて、いろいろ細かい点があるけど、ライブで気になったことを少しだけ以下に書いてみたい。

ベース(原口さんは同じ楽器をずっと使っていると思うが)の音量が気持ち抑えられ、切れ(音の明瞭さ加減とでも言うべきかな?)が良くなっている。

CDに同梱されていたDVDについても同じことが言えるが、そろそろトークを洗練しよう!「ゆるふわ」というバンドテーマだけど、基本的に「ゆるふわ」の定義はまだ確立していない用語であり(辞書の項目としてほとんど出てこない)、英訳も確率していないところへ切り込んでいる訳で、曲調だけが「ゆるふわ」というのは、どう考えても無理があるので、着ているもの、語り掛け、演出でそれを表現できるようにしようとしているのは多少は理解できるが、内容が稚拙だったり(例えばSakiがしていた明太子の話)、言葉選びに驚かされたり(Hazukiが話していた「本邦初公開」の意味のことなど)は聞いていて今一つ楽しい話題じゃなかった。この辺りをこのままで行くなら、むしろトークを減らして(コンサートの時間が短くなっても良いので:まあ、トークに休憩の意味があるなら、やはりもう少し上手に進めるべきかな?!)、曲の表現に集中した方が良いかなあと。あと、Nemophila Instrument(quartetto)の曲選択を観客にさせるのもなくて良いかなと思った。

原口さんのソロパートがあって、これは明らかにKyoshi的な煽りだと分かるが、いっそもっとヒールぽく、Kiyoshiのようにしっかりと煽ってみたらもっと面白いのにと視ていた。

これはライブに伴う必要悪なので、仕方ないと言えばそうなのだが、物販のプロモは最小限にしたいかなあ!恐らくコアなファンは購入するに決まっているし(僕もT-shirtとマフラータオルは購入した)、まあ、形式としては最後のアンコールのときに「私たちの着ているT-shirtやマフラータオルいいでしょ?外のショップで、他のグッズといっしょにまだ売っているから、購入してね」くらいで、アンコールの曲に入る程度に留めたいなあと!

まあ、これは繰り返しになるが、本当に安定・安心のMurata・Tamuだなあと改めて思った。DVDとライブでの徒花のドラムには思わず聴き入ってしまう。アンコール前の終演の際には汗びっしょりになって、いかに体を鍛えているかと、日頃(もちろん他のメンバーもだけど)練習を欠かさず続けているかが分かる、自信に満ちたインテンポでバンドを引っ張って行く。正直Hazukiのギターの音色が好きで入って行ったNemophilaだが、今ではTamuのバンド(言い過ぎ!?)になってしまったかなあと。

Nemophilaが他のヘビメタバンドと一線を画す「大人のバンド」になるスタートラインに立って、ほんの少し頭だけ先に進んだところだが、テクニックや曲作りはもちろんだが、いかに個別性・弁別性を確立していくかについて、どうやってそれを実現していくのかを見るのが楽しみであり、また、言い難いが、失敗する可能性もあることも承知で、このバンドをしばらく追っ駆けてみたい。

続く(あとで付記を書き足すかもしれない)



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