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定年退職の初日雑感

大学教授として定年退職後の最初の一日がやってきた。 4月1日になると、授業開始が~~日(今年度は僕の場合11日木曜日)だというのが憂鬱になっていたが、今年度から定年後の非常勤講師として週に2日も出講するにも関わらず、その憂鬱な気分がない!もちろん、それまでに新入生のガイダンスとか学事があったこともあるが、本当に気持ちが楽になったと思える。~~ロスのような気分は今のところ全然なく、のんびりと朝から紅茶を嗜み、ちょっと雑事(あとで細かく書きます)をこなして、今午後2時で、パソコ

    • 間もなく定年 -研究雑感①-

      サブタイトル:スペイン語と言語学の世界に引きずり込まれて  上智大学でスペイン語(上智ではイスパニア語)を専攻することになったのは、中学・高校時代適当に英語だけ勉強し、あわよくばアメリカに1年間留学できるかもとAFSの試験を受けたけど、惜しくも(本当か?)不合格で、合格した中には小学校の同級生で後日南山大学教授の松永隆君もいて、この後の1年間の留学経験の有無は大きなハンディになるとさっさと英語は諦めて、学生運動の中で傾倒していたローザ・ルクセンブルクを中心とするドイツ法制史

      • 年末雑感:競馬の収支→年末大清算は不発他

        2018年からipat(Aと即の両方)の収支をしっかり付けていて(ipatは始まったときからずっとやっていて、その前は佐賀競馬でJRAの場外馬券を買ったり、たまに小倉に行ったりしていた)、その前も基本大負け(大勝ち)の年はなく、こよなく競馬を楽しんでいるのだが、この5年間で回収率が100を上回る年が、今しっかりと見直してみると3回あり(2018年、2021年、2022年)で、本当かと思われるかもしれないが、facebookなどに以下のようなスクショも毎年載せているので、まあ信

        • 競馬雑感

          有馬記念! この4年馬券が取れてない!取ったのはレイデオロ(2着)のブラストワンピースとシュバルグランのときの3連複(購入額はちょっとだけ)! 過去には、何せ僕の競馬人生を決めたグリーングラスへの単勝10万勝負(菊花賞を取ったお礼も含めての引退のご祝儀:まだ大学院生でなけなしの10万を入れて、来たときは宙に浮いたかと思った!(配当490円) それと、すでに幽明境を異にする競馬と麻雀の朋友K君に貸してあった5万(彼のアパートが隣人の責任の火事で全焼も、ほとんど無一文になり、

        定年退職の初日雑感

          雑記(8)短い雑文 ―過去の思い出や、今の気分― Nemophilaの新しいDVD

          いろいろ書きたいことがあるが、とりあえず一言だけ!あとで、追記します。 Nemophilaの新しいDVD、先週から何回も視て(聴いて)いるが、Sakiのギターも葉月のギターも素晴らしいが、音色は葉月のほうが好きだな!エフェクターとか他の要素もあるけど、どうも、個人的にIbañezがお気に入りみたい!Tim Hensonも好きだし!

          雑記(8)短い雑文 ―過去の思い出や、今の気分― Nemophilaの新しいDVD

          定年までまだ1年もあると思っていたら、ジャネーの法則には逆らえない大学教授の雑感(2):「薬屋のひとりごと」と余生

          これを書き始めたのが5月の連休中で、その後他の内容の記事を書いてはいたが、この記事を完成させるのに今までかかってしまったけど、あっという間のことで、やっぱりジャネーの法則は正しいと思わずにいられない。 実はもう一つ理由があって、ゼルダの伝説:ティアーズ オブ ザ キングダムが届いたのが5月13日、ゼルダは多分「時のオカリナ」以降のはやっていなくて、面白いと評判の前作の「ブレスオブザワイルド」もやらずにいきなり新作に挑戦したのがいけなかった!ドラクエやFFをやるにしても、絶対

          定年までまだ1年もあると思っていたら、ジャネーの法則には逆らえない大学教授の雑感(2):「薬屋のひとりごと」と余生

          雑記(7)短い雑文 過去の思い出のことで一つ

          昔、まだ博士課程(正確には博士後期課程)の大学院生で、同時にある短大の非常勤講師をしていた頃、学生から聞いた言葉で印象に残っていたのが、先日、現在勤めている大学(間もなく定年だが)でのある女子学生のとの会話から、つい昔のそのやりとりが思い返されて、今も昔も変わらないのかなあと! 簡潔に、その昔のやりとりを。 そこは女子短大で、数名の同好会的スペイン語会話のグループも指導していたときの雑談で、誰が可愛いとか誰がおしゃれとかという話しになったとき、ある学生が言ったのは、「私たち

          雑記(7)短い雑文 過去の思い出のことで一つ

          中京高校(元中京商業、現中京大中京高校)の思い出

          西暦で記します。 僕は、中京中学入学1966年、中京高校(中京商業から改称してすぐ)入学1969年、同卒業1972年。その後についてはこの論の中で挙げた別の論を参照して下さい。 何故、愛知の底辺校だった中京中学(現在は募集停止)・高校と続けて行った思い出を書く気になったのは、先日の甲子園での慶応高校の応援に苦言を呈するかたが多いことで、もちろん倫理的には多少問題があるかもしれないが(こんなのは高野連が考えるべきで、苦言を呈するかたもそこにいた慶応ファンに対してではなく、高野

          中京高校(元中京商業、現中京大中京高校)の思い出

          Nemophilaのガーテンシアターライブ配信!

          とりあえず、一言!ようやく正しいコンサートになってきたなあ!! あとは、後日詳しく論評!! しかし、よくこのセトリをこなしたなあと思う。 粗探しするようだけど、最後にほうは疲れてくるのに、はっきりしたミスタッチはなく(あるにはあるが、目立つものではなく)、mayuのボーカルに1か所歌詞のミスがあった程度で、ドラムのtamuはほぼ完璧! ただし、ライブビューイングであるし、もしDVDが出れば修正されてくると思うが、ミキサーの切り替えミスと音拾いのミスが少しあったかなあと!

          Nemophilaのガーテンシアターライブ配信!

          Babymetalは復活したか?(新作ライブDVDを見ての感想)

          遅ればせながら、Babymetalの幕張ライブDVDについて、コメントを書いてみたい。ちょっと遅くなったのは、忙しいのに加え、大阪で予定されていたPolyphiaのコンサートが、恐らくメンバーの誰かが短期就労ビザの更新を忘れていたという大チョンボのためにキャンセルとなり、本当にがっかりで、ホテルに新幹線のキャンセル(新幹線は数百円のキャンセル料がかかる)したりして、実はかなり怒っていたので、この記事の作成を忘れていたためである。 先ずはBabymetalに関して書いた記事を

          Babymetalは復活したか?(新作ライブDVDを見ての感想)

          NemophilaのライブDVD Seize the Fateを観て

          24日の届いた標記DVD、実際にzepp fukuokaのコンサートにも行ったし、ライブ配信も観たので、おおよそのことは分かっていたが、それでも書きたいことがあるので、ちょっと書いてみたい。 過去にNemophilaについての記事を掲載順で並べておくので、お時間のある方には読んでいただければと思います。 上記の最後の記事では、少し辛口の批評になったが、その気持ちはDVDを視聴したあとも変わらないかな!? 今日は、KOIAIのコンサートチケット発売の日!この後、12時からだ

          NemophilaのライブDVD Seize the Fateを観て

          定年まであと1年!いや、まだ1年もある:大学教授の雑感(1)

          この10月で70歳になる。よくここまで生きてきたなあ(多分60歳に行かないくらいで死ぬと思っていた)!その理由である、小学校2年生の時の交通事故と後遺症、その後のことは次に書いたので、お時間のある方は読んでいただきたい。(本当は結婚して、子供を持つのは危険だったのだが、ここまで来れて本当に幸せである) 本当は65歳から選べる選択定年制を選んで、そこそこに自由な生活に入る予定も、諸事情(本当に面倒だった)でここまで引き延ばされ、ついに定年一杯働くことになったことも、次に書いた

          定年まであと1年!いや、まだ1年もある:大学教授の雑感(1)

          雑記(6)短い雑文 ―過去の思い出や、今の気分― 一言だけ、ついでにbabymetalの新アルバムの感想も一言

          本当に一言!明日は入学式で、いよいよ新年度!ガイダンスなどあれこれあって、授業は11日から!!定年前の最後の1年!気合入れてやらねばと思うも、何故か早くもゴールデンウイークが待ち遠しいのは何故だ!? ついでに、Babymetalの新アルバムについて。クルマの中でずっと聴いているが、出来は素晴らしいけど、別のところでも述べたように、RoRやヘドバンにIDZに代わるフィナーレの曲が欲しいと思っているが、それになる曲があるのかどうか?明日のコンサートで何を最後(アンコールがあった

          雑記(6)短い雑文 ―過去の思い出や、今の気分― 一言だけ、ついでにbabymetalの新アルバムの感想も一言

          カンテ・ホンドの世界 (フラメンコ文化の一側面)➁ フラメンコに魅せられて

          協力ビセンテ・アヤ(セビジャ大学教授) 曲種解説マリア・デル・カルメン・コルパス・マルティン(当時(現在不明)バルセロナ在住、カンタオーラ) 上の画像は、フラメンコ発祥の地とされる、スペイン、アンダルシア地方の都市セビジャのトリアナ地区の風景!僕の留学先のアパートからもすぐの場所! フラメンコのカンテ・ホンドの世界を紹介するための導入となる記事を書いたが(①については次の記事を参照して下さい)、この稿では、そのカンテ・ホンドに惹かれていったきっかけについてちょっと書いてみ

          カンテ・ホンドの世界 (フラメンコ文化の一側面)➁ フラメンコに魅せられて

          BabymetalのDelay Viewingを見ての感想  

          前書き 2月10日(金)に配信されたNemophilaのワンマンツアーライブ最終日を視聴しての感想と今後の課題を書きたいと思うが、時間がなくて、とりあえず昨日の配信についての感想だけ一言、二言だけ書いたのは別稿になるが、その後まだ書き足せていないところに(アーカイブは何度か見返したが)、そこへ上記である。こっちの感想も書かなくてはいけなくなり、先ずはこちらを仕上げることにした。 (上の記事はまだ書きかけです) さて、先ず、すぐに浮かんだ感想:音が良い!! 今回福岡では2

          BabymetalのDelay Viewingを見ての感想  

          カンテ・ホンドの世界 (フラメンコ文化の一側面)① 序章

          協力ビセンテ・アヤ(セビジャ大学教授) 曲種解説マリア・デル・カルメン・コルパス・マルティン(当時(現在不明)バルセロナ在住、カンタオーラ) カンテ・ホンドの世界をちょっと紹介してみようかと思う。 以下の論は2009年1月から「パセオ・フラメンコ」誌に1年間連載で書いた拙文をもとにしたもので、現在も言語学と並行しての研究テーマであり、まあ、まもなく後期高齢者になり、遺稿の意味も込めて、この世界をちょっと紹介してみたく、まとめてみました。 序:Flamenco(フラメンコ

          カンテ・ホンドの世界 (フラメンコ文化の一側面)① 序章