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定年までまだ1年もあると思っていたら、ジャネーの法則には逆らえない大学教授の雑感(2):「薬屋のひとりごと」と余生

これを書き始めたのが5月の連休中で、その後他の内容の記事を書いてはいたが、この記事を完成させるのに今までかかってしまったけど、あっという間のことで、やっぱりジャネーの法則は正しいと思わずにいられない。

実はもう一つ理由があって、ゼルダの伝説:ティアーズ オブ ザ キングダムが届いたのが5月13日、ゼルダは多分「時のオカリナ」以降のはやっていなくて、面白いと評判の前作の「ブレスオブザワイルド」もやらずにいきなり新作に挑戦したのがいけなかった!ドラクエやFFをやるにしても、絶対攻略サイトは見ないという信条があり、今までそれを貫いてきたのだが、こんなに苦労すると思わなかった!「祠」や「洞窟」の攻略法が分からず、武器やハートなんかが最初は全然増えずかなりの時間が経ち、正直に言うと、夏休みに頑張ってやったおかげで、今の状況はようやくハイラル城の異変(2)のファントムガノンを倒せるかなというところで(10月9日現在)、💛の数は21個、がんばりゲージは外側に1周増やしたところ!とにかく攻略サイトは絶対に見ないのは貫いているので、一つの祠に1週間かけてもわからないときがあり(まだわからないのや恐らく未発見なのが一杯残っている)、このゲームをこの年齢でやるには、若いやつらとは運動神経・動体視力が絶対に劣るので、いかに苦労しているかは想像できるだろう!そして、1日に6時間も7時間もやるわけではないけど、つい夜なんかは4時間を超えるときもあり、次の日への影響はとんでもないことになる。

まあ、最初のファミコンを、大学院生時代に秋葉原のLAOXに並んで買い(事前に整理券をもらったのかな?)、同時にソフトも3つくらい買って、そのグラフィックの速さに愕然とし、それがbasicのグラフィックだけに特化した言語で書かれ、マシン語化されたものだと知り(コンパイラとか言っていたな)、本当にぶったまげたのが隔世の感だなあと、しみじみと思うが、その後のディスクシステムで最初の「ゼルダの伝説」を攻略して、裏があると知ったときの感動にはまだ及ばないかなとも思う。

本来なら6月あたりにこの稿を書く予定が、なんやかんやでもう10月12日(なんと今日は誕生日でついに70歳)、後期授業も始まってしまった!定年を迎えるについては仕事への未練も何もなく、むしろ、ようやく来る毎日が日曜日(完全にというわけではないが)の生活にはわくわくするものがあるが、老後、とくに金銭の不安は大きく、定年を迎えるまでの道のりには、今考えるとぞっとすることが山ほどあり、それはまた別の稿で扱うとして、以下では、ちょっと今までとは違うテーマで書いてみたい。

先ずは、この雑文に先立って、次のようなのも書いていたので、それもお時間があればご覧いただきたい。

さて、今回書いてみたいのは、「薬屋のひとりごと」というラノベについてである。「小説家になろう」というサイトをご存じの方も多いかと思う。そのサイトに「薬屋のひとりごと」という小説が掲載され、連載が始まったのはもう10年以上前になると思うが、ときどきそのサイトで面白いのを見つけては読んだりして、将来暇になったら、このサイトで何か書いてみようかと思っていたところ、この小説(現在ラノベとして14巻、コミック(2種類あるが僕が購入しているビッグガンガンコミックは12巻)に目が留まり、しばらく追いかけていたが、ある日、突然そのサイトでの連載が止まり、この後の話はどうなるのかなあと気にしていたところ、ラノベという形式(要するにイラストが一杯入っている若い子向けの小説)で出版されていることをしばらく気が付かずにいて、どのくらい前だったか(7~8年くらいかなあ)UNEXTの配信サイトで電子書籍で出ていることを知り(多分ラノベ版とコミックの両方が出ていることを知ったと思う)、さっそくポイントで購入して読み、その後ラノベとコミックの両方の続編全てを継続して購入している。

余談であるが、我が家ではU-NextにDisney +とamazon primeに加入しているが、朝ちょっと時刻確認代わりにニュースや天気予報を点けている程度で、それ以外は本当にいわゆるテレビを見ない。4Kテレビなので、そこにAbemaとyoutubeがあれば(僕は競馬のグリーンチャンネルも)、民放もだし、とくにNHKなんてこの十数年観ていないと言ってよく、受信料という無駄金をこの間に支払っているかと思うと、本当に腹が立ってくるし、定年を迎えたら、社会的立場もなくなるので、受信料の支払いを拒否して、裁判でも起こしてもらおうかなんて思っている(いろんな例を見るが、負けるけど、大した支払いにはならないので、やってみたいが、一番効果的なのは毎月数十円程度(100円以内がよいらしい)不足した金額で振り込みにすることのようだ!→これは本当に請求が来ないらしい!まあ、嫌がらせみたいなもんだな!)。以前は、上記以外にNetflixやHuluなんかも契約していたが、今はU-Nextはポイント(毎月1200円分なので結構大きい:薬屋もほぼポイントだけで購入している)で電子書籍が購入でき、それが溜まっているので契約を続け、Disney +はMarvelのシリーズをしっかりと観たいので続けている。

さて、薬屋のひとりごとについて、心配事があった。果たして、本当に最終回まで刊行されるのかということで、今までも終わらない詐欺みたいなコミック(代表は「ガラスの仮面」他、また人気のないラノベも打ち切りで終わらないのが山ほどある)にならないかということで、それも僕が生きている間に叶うのかということで、話がサイドエピソード的なことも扱い始めると、収拾に負えなくなるんじゃないかと心配させられもしていた。しかし、最近は話の組み立てが上手になって、ラノベの各巻に今まで以上にまとまりが感じられるようになり、まあ、死ぬまでに終わらずとも、毎回楽しめればいいかなあと思い(諦め?)始めた!

この作者の日向夏さんのすごいのは、草稿(というか基本的な部分)を先ず「小説家になろう」というサイトで無料で公開し、それを本にして出すことで、読者は話しの流れは分かっているが、それでも本(僕は電子書籍)を買ってしまう。それに、コミックはまだラノベの14巻のうちの4巻あたりまでしかいっていないが、それもつい買ってしまう。おまけに10月末にはテレビアニメになって、U-Nextでも配信があるそうだ!これも楽しみである。それで、今回の14巻を読み終わったが、元原稿(小説家になろう収載)からはかなり推敲されていて、その意味で作者の筆力も向上していて、結構読みごたえがあった!この数年で一番はまっている小説だけど、日向夏さんはこの小説家になろうというサイトから誕生した(他にもいる)作者で、このスタイルを貫いているのことに非常に好感が持てる!

頑張って、連載を続けて欲しい。

最後に、個人的に、猫猫と壬氏は結ばれないと思っている。

続く:老後の金銭の話については、別の稿でご披露したいと思っている。



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