コロナ禍ゴールデンウィーク、子供と何する


コロナでせっかくのゴールデンウィークをどう過ごすか?

頭を悩ませる親ごさんも多いだろう。

昨年の今ごろは、イタリアは完全ロックダウン中で、必需品の買い物と、ゴミ捨て以外は、家から一歩も出ることができなかった。

そんな中、毎日子供を楽しませることに頭を悩ましていたことを思い出す。

その時の、ほんのちょっとした特別なことで、子供がとても喜んだことについて今日は触れてみたい。

以前から、次女としようと思っていたパン作り。

いざ作ろうとしたら、ドライイーストがなかったり、バターが足りなかったり
で先送りしていたもの。

そしてこういう事態にならなければ、
恐らく一生パン作りなどを子供とするとは思っていなかった自分が、菓子パンを手作りする。

毎日が学びの連続である。

買い出し担当の主人が買ってきたのは、粉ではなく生イースト。

ロックダウン中のスーパーでは、粉は売り切れで、この生のものも一人2個までと貼り紙がされていたという。

外出禁止の暮らしでは、みんな家でピザやパンを作ったり、生パスタを打ったりするので、
小麦粉やパウダーイーストが不足しているのだろう。

友人がSNSでとても美味しそうなあんパンとコーンマヨパンを上げていたので、
レシピを聞いてやってみた。

教えてもらったのは、このレシピ。


次女は一生懸命こねこねしてくれる。

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機械のないわが家は、全て手作業。


20分こねるのは中々のこと。

交替しながらこねこね、こねこね。

そして形成する。


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この間に寝かせる時間があるので、
やはり家でゆっくり過ごすこんなときだから、パン作りはできるのだなぁ、
と感じる。


私のロックダウン前の毎日のように、
あっちこっちに、バタバタと走る生活では、
優雅にパン焼きなどできなかったわけである。

さて焼き上がりは、初めてにしては驚きのできだった。

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速攻でみんなが飛びつく。

焼きたてほやほやだったので、あつあつふわふわで、みんなが笑顔になる。

懐かしい日本のお総菜パンの味が口の中に広がり

日本で暮らしていた時へ、タイムスリップしたような錯覚に陥る。

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ちょっと見た目は悪いがソーセージパンも、あっという間の完食となるほど

みなの心を掴んようだ。


いつも子供とお料理をしているお母さんにとっては特別なことではないけれど、

こういうパン作りやお菓子作りも、子供にとっては中々のイベントとなる。

わが家はロックダウン中だったのでテラスでいただいたけれど、

できあがったパンを持って、近くの公園でピクニックができれば、それだけでイベント度もぐっと上がるのではないだろうか?

エンターテイメントが少ないイタリアで学んだ、日常を特別にするほんのささやかなこと。

日本の皆さんにも役に立てば幸いです。

こちらのアメブロには、イタリアは暮らしを、毎日投稿しているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。






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