こんにちは。

フィレンツェでジュエリークリエーターをしているKaorukoです。

コロナ禍で海外へは行けないけれど、心は留学へとときめいている方に、何かお役に立てればと思い、

どういう経緯で、ここまでたどり着いたか？自分自身の経験をもとにお話ししたいと思います。

私は、28歳の時、フィレンツェに来て彫金を学び、その後ジュエリーの工房で修行をし、自分のライン

を展開するようになったわけですが、遠い過去の記憶を辿って見ると

まず海外云々の前に、自分の夢が何なのか？突き詰めてみる必要があると思います。

そこが、決まっていれば、準備も早い。

①まずは、自分のしたいことを考えてみる。

私は彫金を学ぶ！
ということを念頭に置いて、どこの国か決めました。

でも、元々ジュエリー畑だったかというと、全然そんなことはありません。

大学時代に、趣味でビーズを使ったワイヤーアクセサリーを作っていて、

「いつか、本物が作ってみたいなぁ」
と漠然と思っていただけで、美術大学だったわけでもなく、特別器用だったわけでもありません。

ただ、挑戦してみたい！

その思いだけで、準備に取り掛かりました。

当時は接客業だったので、これまたかけ離れたことに憧れを抱いていました。

行先候補はヨーロッパで、パリかフィレンツェ。

パリはたくさんの人が行っているしね～～

と天邪鬼な私、彫金学校も多いフィレンツェに決定。

したいことが、見つからないあなた、深く考えずに

これが好きだな！

という物がある国に行ってみるのも良いでしょう。

最初は旅行で行き、そこから深く入り込んでいくのも一つの手です。

今、フィレンツェに長く住んでいますが、イタリアが好きだという理由で、年に2回は旅行に来て、イタリア料理や語学を学んでいる友人たちは多いです。
そこから、本当の夢が見つかる人も多い気がします。

②情報収集

そして、都市が決まれば、学校の情報を得る必要、留学先を決める必要が出てきますが、今のようにあまりネット検索ができなかった時代、地方出身の私は、上京して留学センターみたいなところに話を聞きに行きました。

当時は英語圏の留学案内センターみたいなところは多いけれど、それ以外の言葉の国のアシストをしてくれるところは少なかった・・・

今は、ネット時代、そんなことをしなくても家にいながら、情報収集ができる。

１、その国で、自分の好きなことはどのくらいできるか？
2、それには、どれくらい費用がかかるのか？
3、ビザ取得のためには何をすべきか？

などなど、どんどん調べていく。

調べていくと、漠然としていた海外行きに骨格がついてきます。

そうなると、それは実現可能な範疇にぐっと近づく。

次は、語学準備ですが、そちらは次回に、詳しく触れていきますね。