街の動物病院への僕の感覚

暑さのピークが過ぎて、少し生きやすくなってきたかなって感じています。

僕はいよいよ来週からシルバーウィーク。今年は街の病院と大学病院と複業していましたが、ようやく5日連続の休みです。

祝日は大学休みだし、有給も比較的自由に取れるので、そこまで大変ではないのですが、リフレッシュしたいなって考えてます。

タイトルにある通り、街の動物病院が求められていること?あるいは動物病院が使命感として抱いていることって、どうなんだろうって最近思います。

例えばですけど、僕が風邪引いて、少し熱でて咳して喉が痛くて、街の病院に行ったとして

実は重病で入院なんてことあるかなって。

もちろん、可能性はあるけど、その可能性ってたぶん低くて、多くの人は自覚症状が強かったり、自分の意思ではどうにもできない状況になったら、救急車で運ばれるかなと。

最近でこそ、獣医師も専門性がどうとか言われているけど、街の動物病院は総合診療医として全部みないといけない。

これができれば、良いことだとは思うんだけど、僕は少し怖くもある。街の病院って24時間じゃないし、救急患者の受け入れに慣れているわけでもない。ましてや、苦手分野の症状だったりしたら。。

瀕死の瀬戸際に毎日遭遇している救急医や、医療関係者がチームでやってる背景に、感情の共有もあると思っています。

患者の死の恐怖とひとりで立ち向かうって、困難ですよね。

同じような状況の症例に大学病院で出会うのと、街の病院で出会うのでは、精神的に全く違うなって感じています。やはり、人が多い方が僕は安心します。

何が言いたいかっていうと、

犬や猫ちゃんが、入院しないといけないってレベルの状態は相当だってこと。全てが、命に危険がある入院ではないけど。その身体的、精神的負担は感情が共有できる人が少ないほど重くのしかかってくるなって。

だから、僕は動物病院の在り方とか、存在意義をもう一度考えて直したいって思ってます。そして、それの共有ね。

ではまた次回。




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