侍の名のもとに

2月7日から2週間限定上映の、
『侍の名のもとに 〜野球日本代表 侍ジャパンの800日』を観てきました。

HPより
2017年7月31日全てはこの日から始まった―。
「決意」「覚悟」を胸に、「重圧」を乗り越え、そして「結束」へ。
知られざる侍ジャパンの裏側に完全密着。
稲葉篤紀氏が野球日本代表・侍ジャパンの監督に就任してから800日。チーム編成や戦略・采配を中心としたミーティング、海外視察、そして10年ぶりの世界一に輝いた「2019WBSCプレミア12」をはじめとした数々の国際試合を経験し、結束力を高めてきた。
各球団のスター選手が集結した侍ジャパン。代表への強い想い、選手の素顔、激闘の裏側・・・。チーム専属カメラがとらえた貴重な映像を通して、明らかになる真実とは。
本当の戦いは、ここからだ。


現日本代表監督である稲葉篤紀監督が、2017年7月に就任してから、昨年のプレミア12で優勝するまでのドキュメント。

まだ上映中なので細かく書くのは避けたいのだけど、本当に良かった!

侍ジャパンはまさに、主人公だな、と。

もちろん自分の生まれ育った国の代表の、侍ジャパンの映画なので当たり前なのだけど、そう言うことだけではなく。

つい最近「DAYS」と言うサッカー漫画を読んでたんだけど、色々なチームがいて。
個々の能力が高いチーム、攻撃に優れたチーム、守りに優れたチーム、スター選手のいるチーム、スター選手が何人もいるチーム等、
このDAYSの主人公がいるチームも、攻撃型のチームで、スター選手もいるのだけど、やはりチーム力が高い。

そう、このチーム力の高さが、まさに侍ジャパンの主人公感を増している。
そして、主力選手の怪我での離脱、プレミア12で全勝ではなく一敗しているところも、何だか主人公。(個人の見解です)

なぜチーム力が高いと思ったのか。
この映画は、選手選考会の様子も流れるんだけど、その時稲葉監督が言っていた、「いい選手を集めるんじゃなくて、いいチームを作りたい」まさにそれ。 そして収集されるムードメーカーとスペシャリスト。リアルなのに、ワクワクする展開でしかない。

そしてこの映画の醍醐味である、選手の裏の姿。普段は敵チームである選手達のやり取りは、笑えるものもあったり、鼓舞するものであったり、なかなか見れない選手の姿が拝めるのだ。

そしてプレミア12の決勝戦、VS韓国。
ある意味因縁の対決とでも言おうか、そしてこれもまた、お互いを認め合った上での戦いと言っているのが素敵。

決勝は運良く生で観戦できたけど、その時の臨場感+出番を前にしたブルペンでの投手の姿は、自分も侍ジャパンの一員になったかのような気持ちにさえなる。
結果がわかっていても、山田哲人選手(ヤクルトスワローズ)の逆転3ランの前、選手応援歌なんて一緒に歌ってしまいそうだったり、最終回クローザーの山崎康晃投手(DeNAベイスターズ)が登場する時のヤスアキジャンプだって飛びたくなる、優勝が決まった歓喜の瞬間も立ち上がってしまいそうだった。

とにかく興奮の2時間、アっと言う間。
まだまだ観れる、もっともっと観たい。
これで面白さが伝えきれたかはわからないけど、とりあえずまた観に行く笑

来場者特典のシークレット缶バッジは、山本由伸投手(オリックスバファローズ)でした!
ホークスの選手だったらいいなぁと思いながら開封したけど、大好きな投手だったので嬉しい☆

そして今年2020年は東京オリンピック。
プレミア12では28人の選手が選ばれたが、オリンピックはその枠が24人になる。
そして、プレミア12では怪我や調整などで参加辞退をしている選手もおり、日本のエースと呼ばれる千賀滉大投手(ソフトバンクホークス)や菅野智之投手(ジャイアンツ)、2018・19年パ・リーグホームラン王の山川穂高選手(西武ライオンズ)や、トリプルスリー・首位打者・リーグMVPにもなったことがある、走攻守揃った強打者、柳田悠岐選手(ソフトバンクホークス)なども控えている。
少なくなった枠で誰が選ばれるのか、
まだまだ戦いは終わらない…

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