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ある特攻兵の魂との会話

お盆の時期、終戦の季節になるといつも思い出す話があります。
10年以上前に、友人から直接聞いた話。
とても心に響いたので、夏になるといつも思い出してしまうのです。

2010年に友人はその体験をブログに書いたのですが、昨年彼女はその投稿のことを思い出してまたブログに書いてリンクを貼っていました。
その時それをシェアさせてもらいたかったのですが、許可の連絡がすぐに取れなくて、次のお盆の時期に紹介しようと決めました。

そしてあっというまに、また夏。
セミが啼いていて、部屋の窓の外には入道雲があります。
毎年毎年戦争の話を夏に見聞きしているので、
体験もしていないのに、夏と終戦が自然と繋がっています。


10年以上前の7月の終わり、友人はハンドヒーリングのワークショップを開催していました。
時期的なせいか、お寺の前だったからか、いろいろな魂がワークショップを覗きにきている気配があったそうです。

そのなかに特攻隊の人の霊がいたのだそう。
彼は、あんな地獄のような思いをして戦ったのに子孫が誰も弔いに来ない、と怒っていました。
そして、誰も見送ってくれないので自分はあの世に行けない、と思い込んでいたのだそうです。
巫女体質の参加者を通して彼とやりとりするうち、上で彼を待っている人達がいるということを思い出して、上にあがっていくんですね。
その気づきの過程にとても響くものがありました。

本当は還る場所があって待っている人達もいるのに、怒りとか無念さとか悲しみとか、いろいろな思いを地上に残していると、それにとらわれて還っていけないのですね。
誰も縛っているわけではなくて、自分で自分を地上に縛り付けているだけなのですが。

特攻や戦地で亡くなった方たちの恐怖とか悲しみは、想像することはできても完全にわかることはできないのですが、もしもまだ思いを残してとどまっている魂がいるのなら、早く気付いて還っていかれることを祈ります。

友人の詳しい話はこちらの古いブログ記事の真中くらいから書かれています。
興味のあるかたは読みにいってください。

友人は関西でサウンドヒーリングをしているので、サイトもご紹介しておきます。
音叉 クォンタムタッチ IHインテグレイテッドヒーリング BodyTalk *pukalani* プカラニ 芦屋&遠隔



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