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興味をもったら、とりあえずやってみる。

昨年秋、印刷博物館で紙版画のワークショップに参加したことを、noteにも書きました。

銅版画の工房に行きたいといいつつなかなか始められないので、代わりにやってみようと思った紙版画。
銅版と違って何枚も摺れないのですが、針のように尖ったニードルという道具で線を書くことは銅版画と同じでした。

ワークショップでは銅版画と同じプレス機を使ったのですが、それは家にはないので、ビンの底を使い圧をかけて摺るというやり方があると教えてもらいました。
用紙やニードルなどを購入し、一度試しに少しやってみたら・・・うまいこと擦れず。
やっぱりひとりで家でやるのはちょっと難しいのかなあと、しばらく放置していました。

そして今日ふと、もう一度やってみようと思い、再チャレンジ。
家にある卓上のレタープレス(活版印刷)機でプレスすればいいじゃないか!としばらく前に気づいたこともあって、やってみました。
一度摺ってみたらやっぱり色が紙にのらなくて、
次に、用紙を水に浸してから摺ったら、ちゃんとインクの線が見えましたー。

版がズレてまわりにインクが付いたりしてるけど、絵の線がちゃんと見えて嬉しい~。
ニードルで引っ掻くように線を描くのが、案外力が必要でうまく描けないのですが、いつか味のある線が描けるようになったらいいな、と。

特にアート的なことはいろいろやってみたいタチです。
興味をもったこと全てに手を出すわけにもいかないけれど、やってみないと向き不向きもわからないので、できる範囲でやってみて、好きなこと向いているものを探し出している感じ。
木版画もやってみたけど、中学の時、彫刻刀で彫る感触が嫌いだったのを思い出しました。
だからそれは、やりたいことから削除。

こちらのイラストは全て、あべまりえさんの「時短スケッチ帖 ワードローブ」の模写で、色や柄を多少アレンジしているところもあります。
服やらなにやら描くのもけっこう楽しくて、初めてじゃない感覚があるのは、やはり少女漫画を描いていたせいだと思いました。何十年も前のことなのに、感覚は忘れないものですね。

去年は突然お店の前でスケッチしたりしていました。
この時はまだ、色の塗り方も教わっていなかったのでムラムラ。
すこしづつ進歩していったらいいかな、と思います


書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。