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「捨てる」と面白くなるかもしれないという話

天然パーマですみません!
カナイです!!(右)

インタビューに関して今まで何回か書いてますが、先日も撮影をして、そこで改めて気づいたことがあったのでメモとして書きます。
▼過去記事はこちら

いろいろとテクニックやマインドを紹介しましたが、やはりインタビューとは生モノです。こちらが想定した内容と結果が大きく変わることがあります。「こう答えてほしい」と思った質問に全然違うことを答えたり、盛り上がらなかったり、機嫌が悪かったりとか。

こういう場合、

それまで準備したもの、考えたことを思い切って「捨てる」ということ、がやはり大事になります。


映画のPRを兼ねて、各界のぶっとんだ二人を対面させてインタビューするという企画を以前やりました。

ジャンルの違う二人のトークが噛み合わないであろうと想定し、様々な質問を用意して随時カンペで出していこうと思ってたんですが、いざ始めると意気投合して盛り上がって、映画の話から脱線しまくって、「一旦カットしてくれ」と担当者からささやかれましたが、結局30分ぐらい止めずに続行させました。

止めなかったのは、単純に「こっちの方が面白いから」という理由だけです。

もし「想定と違うから」と無理やり止めて、相手の機嫌が悪くなったり、話
がつまんなくなってしまう方がリスクですよね。なんかいい予感がすればそれに任せてしまえばいいし、違うやり方が見つかったらそれをやってみればいい。

自分の場合は台本や構成は現場で変える前提で書くことが多いですね。最低限平均点は保証するためのものとして。これもひとつのテクニックだと思います。

ではまた!


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