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自分の思うゴッホの『星月夜』描いてみた

私は美術館でアートをみることが好きで美術館に行くことがあります。

アートは人によって見る目線や感じる思いが異なり、十人十色の受け取り方があるのがアートを楽しむ醍醐味だと思います。
今は多種多様な美術館があり、アートに興味がなかった人も楽しみやすくなってきたのではないでしょうか。

ある日Instagramであるアカウントが目につきました。
それがCREA BASEというアートとクラフトの体験型カフェというものでした。

体験型カフェって何?と思ってみてみるとドリンク(アルコールもソフドリもあります)を飲みながら制作ができるという飲むのも好き、自分でアクセサリーを作ったりするほどものづくりが好きな私にぴったりやん!となり、
その中でも大好きなゴッホの『星月夜』のコースがあったので旦那を半強制的に引き連れ体験に行ってきました。

『星月夜』とは
オランダの画家 フィンセント・ファン・ゴッホが亡くなる前年の1889年に描いた作品であり、
サン・ポール・ド・モーゾール修道院での入院生活中に描かれた『ひまわり』と並ぶゴッホの代表作の1つ。
現在、ニューヨーク近代美術館の永久コレクションとなっています。

今だとゴッホ・アライブが東京でやっているのでゴッホの作品に触れる機会もあり、星月夜を知っているという人も多くいるのではないでしょうか。

私たちはスカイツリーの近くの押上にあるCREA BASEの店舗で体験をしてきました。
当日行ってみたらアトリエのような雰囲気の場所で同じ時間に別の体験もやっていてにぎわってました。

講師の人が2人いて背景を塗るところから1つ1つ教えてもらえるのでどこからやればいいのかなどの心配は一切なく気楽に体験ができるようになっていました。しかもドリンクがお代わり自由でほろ酔い気分で楽しめてしまうところがとても良かったです。

体験とは言っても自分の好きな色で星月夜を描いてくださいとのことで色から考えるところからスタートしました。
本来の星月夜であれば夜なので深いブルーを背景にしていますがここではそんな固定の概念にとらわれず何色でもいいとのことでした。私は今回王道の深いブルーで塗りましたが、薄紫で塗っている絵もあってそれもそれでかわいいと思いました!

星月夜といえば、大きな糸杉。ゴッホの別作品にもよく描かれています。
ゴッホが生きていた当時はヨーロッパでは糸杉は天と地を結びつける死の架け橋と捉えられていました。

そこから私のには生と死をどちらも感じさせる色を糸杉に入れたくて新緑のような鮮やかな緑や枯れ木のような茶色といった色を使い、うねうねとした線をいっぱい入れて糸杉を描きました。最終的にはそれのおかげなのか枝が絡み合うような感じで描くこともできて大満足の仕上がりになりました。
講師の先生にも褒めてもらえてうれしかったです。

2時間の体験なのでものすごく描きこむことは時間が足りなくてできませんでしたが、すごく集中して取り組めたのでとても有意義な時間でした。

最初は一緒に行くのがそんなに乗り気じゃなかった旦那。どちらかというと絵がへたでネタで画伯と言われてしまうタイプの人なのでうまく描けへんかもととても心配していました。
でもそんな旦那も途中から色どうしようかな?ここはこうしようかな?とノリノリでやっていて、悩んだり、分からなくなったらアドバイスももらえるのもよかったのか終始楽しそうで安心しました。

他にもカップルできたりしている方が多かったのでデートとしてもとてもおすすめだと思います!体験型のデートは思い出を残すうえでもとてもいいし、描いたものをお互いに交換してもプレゼントとしていいなと思います。

他にもCREA BASEではアルコールインクアートやタフティングなどいろいろな体験ができるみたいなので、他のもやってみたいな~と考えています。タフティングで玄関マットとかつくるのもいいなあ。

また機会があればぜひ行ってみたいと思います。

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