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ベトナムのビジネス記事を専門に発信するWEBメディアです。 noteでは、より簡略化したカジュアルな記事を不定期で更新していきます!

最近の記事

ベトナムに訪れたら行きたい自然豊かな観光地!!

はじめに ベトナムには、北部、南部、中部にそれぞれ豊かな自然を楽しめる観光地がたくさんあります。美しい自然を楽しめる観光地が多数あることを知ってほしいです! ベトナムは、北部から南部にかけて多くの魅力的な観光地があります! 北部 ①世界遺産のハロン湾 ②巨大なバンゾック滝 ③歴史的なタムコック 南部 ④美しいビーチのフーコック島 ⑤自然豊かなコンダオ島 ⑥文化と自然が共存するカントー 中部 ⑦高原の避暑地ダラット ⑧手付かずの自然が魅力のソンチャー ⑨ニンニク畑で有名なリ

    • ベトナムでこれだけは食べてほしい5選!!

      初めに 今回は皆さんに、ベトナムに訪れたら食べてほしいベトナム料理5選を紹介します! 1.フォー(Phở) ベトナムを代表する麺料理で、香ばしいスープと細い米麺が絶妙な組み合わせです。地域によって風味も麺も特徴も違います。 2.バインミー(Bánh mì) フランスの影響を受けたサンドイッチで、パリッとしたバゲットに具材が詰まっています。注文時に素材をカスタムすることが可能です!筆者は豚の丸焼きのバインミーが好きです。 3.生春巻き、揚げ春巻き(Gỏi cuốn

      • ベトナムの治安は?観光・出張の時に気を付けること!!

        はじめに今回は、ベトナムの治安と観光・出張の時に気を付けることを簡単に説明したいと思います。 ベトナムの治安は?? ベトナムの治安について、一般的にはどのようなイメージを持っていますか? ベトナムは治安の悪い国と思われがちですが、実際はそこまで悪いわけではありません。実際に、オーストラリアの「経済平和研究所(IEP)」が発表している「世界平和度指数(GPI)」では、ベトナムは163カ国中44位という評価です! アジア22カ国の中では8位であり、韓国よりも治安の良いといわれ

        • ベトナムの高齢化と介護について

          はじめに今回はベトナムの高齢化と介護の現状について簡単に紹介・考察していきます。 ベトナムの高齢化についてベトナムと聞けば、なんとなく若い人が多いイメージがあると思います。テレビやSNSで見るベトナムの映像や、日本にやってきた技能実習生や特定技能の在留資格で働く人のイメージが強いのかもしれません。 このイメージは合っていて、ベトナムの平均年齢はなんと約31歳とされています。日本はというと、世界でトップクラスに高い約48歳となっています。 そんなベトナムで高齢化が進んでい

        ベトナムに訪れたら行きたい自然豊かな観光地!!

          ベトナム進出方法の解説

          はじめに2020年のベトナムの一人当たりGDPは32万円に到達していて、2024年には45万円に増加するとされています。ベトナムの一人当たりGDPは、2010年からの11年でおよそ2倍にもなっています。 GDP、国民所得が増加しているベトナムは、モノを売る市場として外資系企業から注目を集めています。しかし、もちろんですがベトナムならではの壁もあります。 今回は、ベトナムでのモノの販売方法について考えていきましょう。 ベトナムでのモノの販売場所ベトナムには、大きく分けて3つの

          ベトナム進出方法の解説

          ベトナムのTTとMT

          はじめに小売業に関して、「トラディショナルトレード(TT)」と「モダントレード(MT)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。非常に簡単に言ってしまえば、「昔の販売方法」と「今風の販売方法」です。日本はTTが約2割、MTが約8割とされています。一方で、今回紹介するベトナムでは、この割合はちょうど逆になっており、約8割がTTとなっています。 今回は、ベトナムのTTとMTの現状について紹介していきます。 ベトナムのトラディショナルトレード(TT)ベトナムでは、公設市場とパパ

          ベトナムのTTとMT

          ベトナム人女性について│美の価値観や特徴

          はじめに「ベトナムには美人が多い」とよく言われていると思います。 今回は、何故ベトナムに美人が多いのかというところと、ベトナム人女性が抱く美の価値観を解説・考察していきます。 ベトナム人女性の特徴もちろん例外もありますが、ベトナム人女性は概して明るく良く笑う人が多く、家庭的で世話上手な人が多いです。男性よりも積極的に働き、強くたくましい女性も多くいます。 これはベトナムに限った話ではありませんが、最近のベトナムでは美意識が高く、新しいコスメを漏れなくチェックしたり、体型を

          ベトナム人女性について│美の価値観や特徴

          ベトナムの建設業界について

          はじめにベトナムの建設業は、今後のベトナムで最も高い成長率が予測される産業の一つです。既に日本のゼネコン・建設会社の参入も見られます。 このコラムでは、ベトナムの建設業界について紹介していきます。 建設業界の動向ベトナムの民間建設工事の市場規模は、2015年時点では約70億ドルで、2021年時点ではこの2倍を超えると言われています。 ベトナムは、今年、遅くとも来年には人口が1億人を突破すると言われています。加えて、ベトナムでは都市に住む人口もコロナ禍に関わらず増加してい

          ベトナムの建設業界について

          ベトナムのプラスチック市場について

          はじめにベトナムでは人口が増加しているので、当然プラスチックの消費量も増加している。これと同時に、ベトナムでは都市化・工業化も進行しており、人々のライフスタイルが変化している。プラスチックといっても、ストローのような一般人が普通に消費するものだけでなく、建設用やエンジニアリング用といったものもあるので、ベトナムのプラスチック消費量は人口増分以上に増加していくと考えられる。 市場規模2020年のベトナムのプラスチック市場規模は、約200億ドルであった。プラスチックを種類別に見

          ベトナムのプラスチック市場について

          ベトナムの平均賃金・人件費解説

          はじめにベトナム統計総局が2020年に行った調査では、ベトナムの平均月収は約2万1千円である。10年前の約6500円と比べて3倍以上にはなり、経済発展が覗える。しかし、日本の平均賃金の役36万円とは15倍以上の差があり、日本での就労を望むベトナム人は多い。 アジアにおいてのベトナムの人件費JETROの調査によると日系製造業における現地従業員の賃金は、中国が531ドル、タイが447ドル、インドネシアが360ドルであり、ベトナムは250ドルと圧倒的に少ない。進出先、製造拠点とし

          ベトナムの平均賃金・人件費解説

          店長必見!ベトナム人を採用する際のポイント解説!

          はじめに最近、日本の飲食店で働いているベトナム人をよく見かけることだろう。日本で働く外国人材の中でも最も多いのがベトナム人である。その数は年々増えており、これからも増え続ける見込みである。そのため店長などの雇う側もベトナム人についてしっかり留意しておく必要がある。今回はベトナム人材を採用する際の利点や注意点について解説する。 人材不足や若い人材の確保少子高齢化の日本では若い人材は貴重だといえる。今後を担う人材の確保は不可欠である。また、ベトナムでは多くの若者が日本での労働を

          店長必見!ベトナム人を採用する際のポイント解説!

          ベトナム日用品市場:簡単解説

          はじめにベトナムの人口は年々増えており、1億人を突破する日も近くなっている。さらに経済発展により富裕層や中間層の割合が増えている。そのため必然と日用品の市場が拡大している。今回はベトナムの日用品市場について解説する。 市場規模市場調査会社のKantar社によると、ベトナムの日用品は2020年に31億ドルに達した。新型コロナの影響で消費が緊縮した中でも日用品の需要は29%も増加した。ベトナムの日用品市場は潤沢な資金やブランディング・マーケティングのノウハウを持った多国籍企業に

          ベトナム日用品市場:簡単解説

          ベトナム 温室効果ガスを“0”へ!?

          はじめにカーボンプライシングとは二酸化炭素に価格をつけることで排出量を減らそうとする地球温暖化対策の一つである。ベトナムのカーボンプライシングが期待されるわけは以下の2つである。 ・温室効果ガスの排出を0(カーボンニュートラル)の公示 ・2025年までの「排出権取引市場」開始 ベトナムでは近年、経済発展によって急成長しており、都市化や工業化に伴う環境問題とは切っても切り離せない。今回はベトナムのカーボンプライシングについて解説する。 カーボンプライシング概要最もカーボ

          ベトナム 温室効果ガスを“0”へ!?

          ベトナムのバイオマス燃料に光あり

          はじめにベトナムのバイオマス市場は有望とみられ、2020年ごろから日本企業やベトナム企業が水面下で動いていた。今後も活発になると思われる。今回はバイオマス燃料についての可能性について解説する。 バイオマス燃料とはバイオマス燃料とは石油石炭に代わる生物由来の資源を燃料とするものである。この「生物由来の資源」とは木質ペレットや籾殻、稲わらなどが該当する。また、バイオマス燃料が注目されるわけは二酸化炭素削減や再生可能エネルギーに該当するためである。その中でもベトナムのバイオマス燃

          ベトナムのバイオマス燃料に光あり

          ベトナムの健康食品市場に参入するには!?

          はじめに現在、ベトナムでは健康食品市場へのニーズが高まっている。その理由としては以下の点がある。 ①経済成長による中間層・富裕層の拡大 ②国民性から健康意識の高さ ③近代的なドラッグストアの拡大 ④発展するEC市場での健康食品販売 需要が拡大する理由のうち、ほとんどは近年の動向である。つまり、今がベトナムの健康食品市場に参戦する好機であると言える。 人気な日本の健康食品ベトナム人は日本の健康食品の購入を好む傾向がある。日本の健康食品に信頼が大きいという点やベトナム

          ベトナムの健康食品市場に参入するには!?

          【解説】ベトナム 介護・医療業界に需要あり⁉

          はじめに 2020年のベトナムの人口は9762万人であり、世界では14位である。1988年の「二人っ子政策」による人口抑制から、人口が安定してきた。2017年には高齢化社会(高齢者人口率7%)であり、2034年には高齢社会(高齢者人口率14%)になるといわれている。今回は人口増加に伴う、高齢化や介護の需要などについて簡単に解説する。 社会保障問題 高齢社会を前に懸念される問題は「高齢者をケアする環境の未整備」である。ベトナムの社会補保障システムは先進国と比べると未発達で

          【解説】ベトナム 介護・医療業界に需要あり⁉