両目を充血させながらもゴールデンウィークは過ぎ、例によって連休前から各種体調を崩しまくる私の横で、息子（４歳）がカッコいいポーズをしながら「レンガを…かじる！」と何度も叫んでいた。なかなか決まっているではないか。まあ正解は「銀河を駆ける」なんですけどね。

音だけで「ギンガ ヲ カケル」って聞いても４歳には分かりにくい。自分の知っている言葉に変換する能力が高めの息子は、なぜかプリキュア（しかも昔の）変身シーンにハマっているのだった。

そんなカオスで白目がちに過ごした連休後のある晩、いつもなかなか寝ない息子が布団の中から突然問うてきた。

息子「ねえ、３歳の時に食べたお菓子みたいなの、また食べられる…？」

ふーむ。銀河のように広くみえて、めっちゃ浅そうな問いかけ。ヒントを増やす為に色々質問すると、以下のことが判明した。

・クッキーみたいに固くない。フワフワしている
・形は四角（後に丸だと修正。この修正もヒントに）
・アップルパイみたいな味
・本当に３歳の時に食べたらしい

私「…うーーん。ビックリするほど分かる気がせんわ」

息子は「もう！」と不満げに言った後、少し考えてまた言葉を継いできた。

息子「メロンパンにはシマシマのミゾがあるでしょ？メロンパンのミゾはへっこんでるけど、そのお菓子はミゾが出っ張ってるの！」

私「………？………！！」

私「ワッフルか！！天才か！！」

あーすっきりした。とっさの説明力すごいな！確かに四角だけど丸やし！等と散々褒め倒したが、その割に息子はまだワッフルを食べさせてもらっていないという…。家に買ってあるのによ…。すまんな…。