ゆるゆる湯シャン


前回、若気の至り(老化の至り)からキレ気味に始めた湯シャンではあるが、例によってよくもまあこんなにあちこちに出るもんだなあという不調っぷりを発揮している内に何か月も経ってしまった。ちなみに今はワクチン接種後辺りから耳や首の謎の痛みにやられている。

今現在、私の洗髪具合は「なんとなく湯シャン」…どこかの本のタイトル状態。始めた頃は、使った道具やノウハウなどをnoteに書くことにしようと思っていたのだが、どうも湯シャンを続けるにはノウハウ以外も大事な気がしてきた。今も文章を打ちながら、何をどう書くといいのか考えあぐねている。

湯シャンを始めた頃

初めて湯シャンをした翌日、脂っぽさはあるのに、気になっていた頭皮のにおいがいきなり消えていた。その後に元のシャンプーに戻っても謎のにおいが出なくなったので意味が分からない。いきなり大きな目的の一つを達成して肩透かしを食らった後も「理想の湯シャン状態」を目指してアレコレ試していた。少なくとも息子(5歳になった)のように、週一回石けんで洗うだけの状態にまでは持っていきたいところだが、三日連続で湯シャンを続けるのがなかなか難しい。

三日連続の壁に挑んでいたある晩、ん…??不便を我慢し、努力を続けた先にある「理想の湯シャン状態」とやらは果たして目的なのか手段なのか…?私は一体、誰と戦っているの…?と疑問を持ってしまった。

今後の湯シャンとの付き合いかた

そうなのだ。私はシャンプーを使うと問題が起こる疾患を持っているわけではない…多分。ただただシャンプーの香料が強すぎることに遺憾の意を表明しているだけだ。ここはヤツら(誰や)と妥当なところで手を打つのが最善ではなかろうか。

そんなこんなで、今はミノンの全身泡シャンプー(ビックリするほど無香料)で洗髪する日と湯シャンを交互にしている。こうじゃないと!みたいなルール作りが足を引っ張っていたなあと思う。気が向いたら2日連続で湯シャンしたり、出かける前日はシャンプーしてみたりと、ノウハウや道具じゃなく、湯シャンのメリットとデメリットのギリギリラインを見極めつつ自分好みにしていく必要があったのだった。

この調子で、あわよくば完全湯シャン民になりたいので、肌断食とともにしばらく模索を続けていきたい今日この頃。(肌断食はもう2年くらい続いている)

湯シャンの思わぬメリット3つ

あと、湯シャンをして予想外の発見があったのでメモしておきたい。

1「髪も体も完璧に洗わなくて問題ない」…大丈夫かなあ?という気持ちからこれでOKなんだと実感できたのは大きい。旅先や入院、避難時でもいけるかもしれんという安心感。

2「肌断食と湯シャンをセットにする理由がわかった」…湯シャンをしていると全身が化粧品やローションでは出ないしっとりさになるので、保湿のワセリンとかいらない。ただし高齢化したらこの限りではないかも。

3「石けんシャンプーするなら一気に湯シャン」…石けんシャンプーは掟や道具が多すぎるので、最初から湯シャンから試すのをお勧めしたい。

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