スイスのエバンジェリストを目指しているぼくですが、「スイスの有名人って誰やろなー」って思うくらい、コレっ!ていう人を思いつきません。

今回はみなさんご存知でぼくにご縁のあるスイスの有名人をご紹介しまーす。

ハイジ

日本で一番有名なスイス人といえばやっぱりハイジですよね〜。

「おい、おい、ハイジって実在の人物ちゃうやん」って声が聞こえてきそうです。
はい、そうです。小説、アニメ、映画の登場人物ですがここはもう有名すぎるキャラクターなのでお許しを～。
アニメではロッテン・マイヤーさんに「アーデルハイド」と呼ばれていましたね〜。

私が輸入している「ヴィニグマ・イエニンサー」というワインはグラウビュンデン州のハイジの里マイエンフェルトの隣村イエニンスで栽培されたぶどうを使って造られています。（ますます親近感が湧きます笑）

ハイジの作者ヨハンナ・シュピリは友人のいるイエニンス村に滞在している時にハイジのアイデアを思いついたそうです。

「よ～ろれりひ〜♪」

ウィリアム・テル

悪代官（ゲスラー）に命じられ息子の頭上のリンゴを見事に射抜いたスイスの英雄ウィリアム・テル（現地ではヴィルヘルム・テル）。

14世紀にスイス中央部ウーリ州アルトドルフに住んでいたと言われていますが、史料がないため実在は証明できないものの、スイス人はみんなウィリアム・テルは実在の人物と信じています。

ゲスラーはその何百年も後にウルトラマンの怪獣として復活しました!
そうなんです、あのゲスラーはスイスからやってきたのです!
ゲスラーがチョコレート好きなのはスイス出身だからでしょうか（そんなワケあるか〜!?）

ガミラスの総統もゲスラーと覚えていましたがデスラーでした…

ロッシーニによる勇ましい「ウィリアム・テル序曲」も有名ですよね。

（上の写真は私がスイス全州制覇を達成した時に訪れたアルトドルフのウィリアム・テルの銅像です）。

ロジャー・フェデラー

（Carine06 from UK / CC BY-SA (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)）

やっと胸を張って実在の人物の登場です。

史上最高のテニスプレーヤーの呼び声高いロジャー・フェデラーはぼくの第二の故郷バーゼル出身です。

協働ワイナリーのヤウスリンはバーゼル郊外のムテンツにあります。

フェデラーは、現在ランニングイベントでコラボさせていただいているスイスのスポーツブランド「On」のアドバイザーにも就任しています。

ご縁感じるわ〜スイス数珠つながり～

ル・コルビュジェ

スイスの建築を綴った回（#14）にも登場しましたが、建築関係の方や建築ファンの方なら知らない人はいないル・コルビュジェ。

コルビュジェが両親のために設計した「小さな家」はスイスワインの銘醸地ヴォー州ラヴォー地区にあります。

コルビュジェがラヴォーのワインを好んで飲んだかどうかは定かではありませんが、スイス人ですからきっとそうであったと信じたいぼくです…

ヘルマン・ヘッセ

「ヘッセってドイツ人とちゃうの？」といわれそうです。

ぼくもそう思っていましたが、ウィキペディアによると「ドイツ生まれのスイス人」だそうです。

なぜドイツ人かスイス人かよくわからないヘッセをあげたかと言うと、バーゼルの本屋さんでヘッセがバイトをしていたそうだと言う話を聞いたからです。
（ヘッセが働いていた本屋さんがあった場所は今は時計屋さんになっています　写真上）

また、バイトしていたのではなく、働いていたのが正しいです。
ドイツ語の働くという意味の"アルバイテン"を日本語のバイトと勘違いしてました（汗）

ヘッセの「車輪の下」は夏休みの課題図書だったような気がしますが、全く内容を覚えていませーん。

「ハイジの里で造られたワインを飲んでみたいな〜」と思われた方はこちらからお求めになれますよ〜。

グラスを傾けてご一緒に
「よ～ろれりひ〜♪」

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
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