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人生、運・不運だけで片づけられてはならない

いわゆる危険ドラッグと呼ばれている薬物は、麻薬とは微妙に化学構造が違っていたり、次々新しいものが合成されたりと、法律による取り締まりがしにくい問題を持つ。
しかし法律が追いつかないからと放置してよい話ではない。

危険ドラッグを使用した者が人に突然斬りつけたり、暴走車両で人をはねたりしての被害が後を絶たない。
犠牲が出るたび、いたたまれない気持ちになる。

麻薬なら所持するだけで死刑という国もあるくらいだ。
危険ドラッグの所持が取り締まれないなら、もし使用して危険行為に及んだ場合にはありえないほどの厳罰に処す、という方法で所持そのものを抑止することはできないのだろうか。

危険ドラッグを使用した者とたまたますれ違うだけで、まじめに生きてきた人が命の灯を消されるなんてやっぱり許せない。
人生そんな運・不運だけで片づけられてはならないのだ。

(2014/12/12記)

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