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オッペンハイマー、鑑賞!

こんばんは。
今日は、オスカー7部門、ゴールデングローブ賞は5部門を受賞した『オッペンハイマー』を観てきました。

ネタバレは極力避けますが、完全にだめ!って人はここでおやめください。





結論から言うと、難しいです。
史実をある程度理解していないと置いてけぼりになるでしょうし、裁判というか尋問のシーンが多いので、英語も早くて難解な単語が多い。
なので、字幕に追いつかない人も多そうだなーと思いながらみていました。

あとは、愛国心の強い方も、嫌な気分になるかもしれませんね。
わたしは「日本は泥舟だ!若者は世界に出るべき!」と常々言っているほど、どうでもいいので、その辺は全く問題なく、「日本のどこに落とすか?」話し合うシーンなども興味深くみていました。

これに関しては、広島平和記念資料館でも、「なぜ広島と長崎だったのか?」など、学べるのでおすすめです。

そんなわけで、昔から戦争映画や戦争に関する学びが好きだったので、楽しく鑑賞できました。
でもちょっと、長いなーと感じました。180分です。。苦笑


アインシュタインが登場したりと、歴史上の偉人が好きな人も、歓喜!だと思います。
オッペンハイマーも、その周りの人物たちも実在するので。

特に、オランダだったかな?オッペンハイマーが講義をするシーンがあり、受講生の米国人が現地人の知り合いに対して、
「英語がわからなかったら聞けよなww」
的にドヤるシーンがあったと思うんですが、なんと2週間で現地語ペラペラで講義を始め、その米国人は、
「……なに喋ってる?」
って、現地人に聞いていたのです!!

あんなに頭が良かったら、生きててどんな感じなんだろう?羨ましいです。
ユダヤ人は世界一賢い!とよく聞きますが、個人的に、信じています。

イスラエルの、エルサレムにある嘆きの壁に行ったことがあるのですが、そこで正統派ユダヤ人と呼ばれる方々をお見かけし、なんと写真も撮らせていただき、そのオーラに圧倒されました。

「写真は嫌がられることが多い」とガイドブックに書いてあったのでどうしよう?思いましたが、思い切って話しかけたら、とても気さくで親切な方々でした。



ネタバレをせずに映画の感想を書くのは難しいですね。

他に書けることがあるとするならば、作品内でちゃんと、「日本に対する懺悔の気持ち」は、あらわれていたと思います。

わたしは嘔吐恐怖症で、現実ではもちろん、映画でもそのシーンが苦手なのですが、オッペンハイマーたちが「広島のその後」をスライド?的なもので見ていたシーンがあり、そこで「なんてひどいことをしてしまったんだ……」と彼の表情が物語っていたし、他の男性はあまりの残虐さにリタイアしたのか?会場から外に出て、吐いていました。。

なので、決して日本を軽んじてはいないな。と思えました。
嘔吐は苦手だけど、印象深いシーンでした。



以上、個人的には「観て良かった!!」と思う作品だったので、ぜひ。
色々と考えさせられる、良作だと思います。

読んでくれた方、ありがとうございます。



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