見出し画像

ドイツ人もマスクする日常

今日から、バスに乗る時やお店に行く時にはマスク(医療用マスクでなくても、鼻と口が覆える布など)の着用が義務化された。健康なドイツ人も皆マスク着用するようになることで、私も外で気兼ねなくマスクできるのは、気持ちの面でありがたい。
西欧諸国で割と一般的な認識(と言ってしまっていいかわからないが)として、マスク=「結構な病人」というイメージがあるようで、実際かなり咳やくしゃみをしていてもマスクをする人がほとんどいない。たまたま住んでいるのが大学のある町で、アジアからの学生さんも多いので、マスクの人を全く見かけないわけではなかったが、それでも少ないと思う。また、このウィルスが流行り始めたころは、マスクのアジア人だと見た目だけで差別を受けたり怖い思いをするんじゃないかと思ったりして(実際、スーパーで差別を受けた友人の話も聞き)日本なら普通にできる花粉症対策のマスクも控えていた。
そんなわけで、これまで人目を気にしたりして着けられなかったマスクだが、今回ルールとして出されたことで、私のような小心者もようやく堂々と外で着用できる。ただ、残っているマスクといえば、昨冬、帰国前の友人が置いていってくれた10枚程度。今はそれを大切に、使い捨てマスクの洗い方も調べてみたり。また、特に今は簡単に買える状態でもないので、あるもので工夫しつつ、もちろん外出は最低限にとどめて。今週末からとうとう出勤再開となりそうなので、久々の外界に少し緊張。

キャプチャ

↑ ミュンヘン領事館からのメールが、州令などが改正される都度お知らせしてくれて、とても助かっています。
https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/588.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?