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"やりたい"じゃなくて"なりたい"

最近の私の中の議題であり、なかなか解決しない悩みのタネ。

自分が何をやりたいのか、がいまいち分からない。

一応大学には通っていて、一応授業は出てるし、一応テスト前にはしっかり勉強するし、一応サークルもやっている。

でもなにかしっくりこない。

一応、なんとなく、まあ、あんぱいに、、

本当は私は何かやりたいことがあるんじゃないか、と問いかけてみても私の心はすこしお休みモードみたいで答えてくれない。

思い返せば高校辺りからやりたいと思ってやった事が何個あっただろうか。

じゃあ私の高校生活が薄かったかといえばそんなこともない。

変な話、高校時代に勉強に苦を感じたことがあまりなかった。別にやりたかったわけじゃない、ただ頭が良くなりたかった。それだけだった。

世界史も数学も別に好きじゃなかった。人より頭が良くて、少し難しい問題が解ける自分が好きだった。

その理論を持ち出したら今のおやすみモードの自分が少しだけ起きた。

そうだ、別にやりたいことじゃなくて、なりたい自分になるためにやることをやろう。

私は幼い頃から異常にカッコいい女性に憧れていた。一人で自立している人がキラキラして見えた。いつだったか、プラダを着た悪魔を見たときに、こんなにカッコいい女性になりたいと思った衝撃はまだ少し心の中に残っている。

さらに中学生ぐらいから嵐の櫻井翔という人物を好きになってから、私のなりたい像は膨らんでいった。

語り始めればキリがないが、櫻井翔っていう人物はとにかくすごい。

アイドルという仕事の傍、慶応内部の高校に通う高校生としても優秀な成績を収め、慶応看板の経済学部へ進学。その後も大学の学業を怠らず、アイドルとして売れていく。そして今や、東京ドームを満員にするアイドルだけでなく、キャスターやレポーター、俳優としても活躍。

なんて素晴らしい肩書きなのだろうか。

でもその分わかる。その陰にどれだけの闇が潜んでいて、どれだけ苦しんで、どれだけ努力したか。計り知れない苦しみや葛藤があったと思う。

それでも努力を怠らず、そして決して人に見せず、ひたすらに積み重ねる。さらには誰かに元気を届けたり笑顔にする、そんな素敵な人になりたかった。

大学受験では、その一心で勉強に励み、前にnoteで書いたようにビリギャルという映画も背中を押してくれたおかげで大学戦争を無事走り抜けることができた。

今このように振り返ったところでわかった。やっぱりわたしは櫻井翔になりたい。あんな素敵な人になりたいんだったと思い出した。

だから私は今日からやりたいことを探して、見つからなくて、悩むだけの日から脱却する。きめた。

なりたい自分になるために死ぬほど考えて行動する。

やりたい、じゃなくて、なりたい、を優先してみる。結果はまた1ヶ月後にでも。

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