あなたは適正なリスクとれていますか!?
今回の記事についてはリスク許容度についてになります.
1 リスク許容度とは
投資をする際に自分がどれだけ損失であれば耐えられるか判断する度合いになります.
リスク許容度については個々の生活環境によって違うものなので、自分自身でどれくらいまでのリスクであれば、気持ちを乱さず冷静に行動することができるのか知っておく必要があります.
リターンを求める際にリスクとリターンは表裏一体です.
誰しもが大きなリターンを得たいと考えると思いますが、そこには、高いリスクが存在します.
こんなはずじゃなかったと思う前に、ご自身の適正なリスクを知っておいて損はないと思います.
2 リスク許容度は何で決まるのか?
・ 年齢
年齢が若ければリスク許容度は高くなり、逆に高齢になればリスク許容度が低くなります.
・ 未婚か既婚か
未婚や共働きであればリスク許容度高く、一馬力で配偶者を養っているのであればリスク許容度が低くなります.
・ 子供がいるか
子供がいなければリスク許容度が高くなり、いれば低くなります.
・ 収入が安定しているか
会社員や公務員はリスク許容度が高く、自営業やフリーランスは低くなります.
・ 資産がどれくらいあるか
資産が多ければリスク許容度が高く、資産が少なければリスク許容度が低いです.
・ 投資経験
投資経験が長ければリスク許容度が高く、短ければリスク許容度は低いです.
・ 性格
何事にも動じない性格であればリスク許容度は高く、心配症であればリスク許容度は低くなります.
3 リスク許容度を無視すると痛い目にあう
投資をする際に好調なときについては、リスクについて考える人はあまりいないと思いますが、下落相場はいずれ起こります.
その時にリスク許容度を無視して投資をしていた人は「市場から泣きながら撤退する」ことになってしまいます.
人は損失を嫌うものです、しかし全くリスクを取らないで投資をするのは無理です.
そのため、適正なリスク許容度を守って投資をすることが大事です.
リスク許容度の範囲内であれば下落場面においても冷静に判断をすることができると思います.
4 自分のリスク許容度はどれくらいか
自分のリスク許容度をいきなり考えるように言われても、最初から判断することは難しいと思います.
その時は投資をしていて下落した時に失う金額から、耐えられるかどうか考えるのが良いと思います.
投資の世界では大暴落が来て50%資産が減少することはあり得る話になります.
その時に、資産が例に出した金額のどこまでなら減っても耐えられるでしょうか?
100円から50円なら耐えられる人が多いと思いますが、100万円から50万円になると少なくなるのではないでしょうか.
もし自分には50万円がなくなることは耐えられないと考えるのであれば、そこがリスク許容度の限界になります.
個々で違うと思いますので、ご自身で50%資産が失った時のことを考えて、リスク許容度の限界を確認していただけると良いと思います.
5 まとめ
リスク許容度という言葉は難しそうに感じると思いますが、考え方は単純だと思います.
投資は、資産を増やすために重要ですが、ご自身のリスク許容度を理解しないまま投資をするのは危険です.
好調な相場の時は何をやっても上手く行くので、ハイリスクになりがちですが、いつか来る暴落に備えることは重要になります.
暴落がいつ来ても大丈夫と言えるように備えをしていきましょう.
最後に「リスク許容度」と「リスクヘッジ」は違う意味を持つ言葉になります.
リスクヘッジについては下記の記事をご覧ください.
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