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ほぼ素人がゆるく手がける完璧を目指さないguitar DIY④強敵!油性ニス!!

ども、VNDです

今回は塗装段階だと後半に当たる
トップコートになります

前回までは着色と下地を重ねながら、好みの色合いまで持っていく作業をしました

ある程度納得のいくトコまできたのでワシンペイントの油性ニス クリアでトップコートを塗ります

オイルフィニッシュにしないの?
それかラッカーがいいよね〜♪

と知り合いのギタリストにも言われましたが

傷に対する防御力ゼロなオイルフィニッシュのままにはできませんよ〜とユルく説明

(見た目&手触り最高なんすけどね....)

手入れ楽したい &   保管に気を使いたくない
というズボラ精神全開なので

油性ニスでトップコート塗りゃ
見た目そこそこ綺麗で汚れにも強い

ラッカーは綺麗だ 確かに仕上がりは間違いない

でも重ね塗りの手間と手入れのしにくさはイタダケナイ

油性ニスでも塗り方と回数で塗膜は薄くできる...ハズ!

そんなこんなで塗りました

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光の加減でわかりづらいですが 
1度目の塗りは上手くいきました

使った塗料はコチラ

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コレを塗りたい量を別容器に1:1で入れ
ハケで攪拌し手早く塗ります

間違ってもクリアニスは容器を振って
攪拌してはいけません

なぜなら泡立ちが消えるまで相当かかります

その泡立ちのまま塗りにいくと
乾いた時の気泡ができます

色付き油性ニスは逆にしっかり容器をふって攪拌しましょう


ココで大事なこと

①ハケで塗るなら塗る前の毛の処理を念入りに

→適当にすると毛が塗ってるそばから張り付いて

修正する時にエライ事になります

1本でも残ってると毛が取れない
取れたとしても跡が残る

その跡が水研ぎで全然取れない!

なのでハケ塗りはしっかり下処理した上で使いましょう

60番などの粗めのペーパーにハケを強めに当てて動かし

細かい毛を妥協せずにつまんでいきましょう

②ニスとうすめ液は1:1

コレは塗りやすさを優先するためです

サラッサラになりますが、塗る時にハケ跡が
目立ちづらくなるのでフラット面はもとより
外周の塗りや細かな修正しやすくなる気がします

特に1回目よりも2回目の方が
それをより体感できるはずです

初回の塗りは比較的ハケを返して
ガシガシ塗らなければ そこまでハケ跡も残りません

③ニス塗りと果報は寝て待て

という格言を自分で作ってしまったくらい
じっくりと取り組みましょう

なぜならココで! 俺は重大なミスをするんです!!

「1回目塗って乾いたから2回目塗っちゃおうっと」

と軽い気持ちで塗ってしまったが最後....

ハケムラ、ハケ跡、毛の残りカス....
あらゆる仕上がりの邪魔になる事が
ハチャメチャに押し寄せてきます

半渇きに引っ付く毛がまぁヤバい

綺麗に塗れてた面も凸凹になる

直そうにも余計に酷くなる塗り跡....

もう戻れない....あの綺麗な仕上がり....

ここで素人ながらに声を大にして言います

油性ニスは!

下処理を怠るな!

ハケを返すな!

1度塗れたら次の日まで辛抱強く乾かせ!!


半渇きで乾いていて早く仕上げたい気持ちは
分かります...が! 
乾燥をしっかりと 完全硬化するまで待つ!!

※完全乾燥は本来1週間とか置いてもいいんですが
自分の場合は 塗料が触ってもベタつかず
硬化不良がない状態 を指しています

1度塗って24時間乾燥→水研ぎ1500〜2000で面を整えてから2度目の塗りへいきましょう

え?まだ塗るのに水研ぎ1500番使うの?

ええ、そうです ココで400〜800番あたり使うと
即 下地が出ます
耐水ペーパーであろうとそれなりに粗いんです

整えるなら1500と2000で良いです

綺麗に塗れてるならそれでもイケるはず

かなりハケ跡が汚い場合は800から
様子を見ながら整えましょう

偉そうなこと言ってますけど
そういう自分は?と聞かれると

800番から1500.2000番とシコシコ地道に
時間かけてやりました....すんません....

その結果...

ところどころ下地が見える雑な仕上がりに....

それでもマシになった方だし ここからトップコート
全部剥いでやり直す気力もありませんでした

何よりヴィンテージ感 という便利な言葉が
自分を絶望から救ってくれました笑


そんなこんなでボディの塗装はそこから車用の
普通のコンパウンドで磨きを入れ
下地が出てるところはブライワックスで表面処理をして

ひとまず区切り としました

余談ですが実はネックも試しにニスで塗装してました

コチラは比にならないくらい汚い仕上がり...

全部剥がしてやり直し....辛かぁ....


マジかよ....ここまできたのに....と10分ほど魂が抜けます

ウダウダ言っても始まらねぇ!!


と気持ちを整え

木地調整を400で整え直し そこから
ワトコオイルエボニーで着色
ブライワックスでトップコート代わりに

最終的に布とナイロンブラシで磨き仕上げです

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なんか良い感じにヴィンテージ感というか
使用感が出てくれたので結果オーライ....!

ボディとのマッチングは

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青色がキモすぎるwww

これはなんとかしないとなぁ

塗装はココで一区切り 次はネック周りです

次回! 叩け!魂のフレット!!の巻

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