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ほぼ素人がゆるく手がける完璧を目指さないguitar DIY②なんだよ!このクソラッカー!!

ども、VNDです

さっそく1本目にいきましょう

自作したストラトキャスタータイプの

夏の青空ブルーが時を超え小汚くなった塗装

剥がすところからスタートです

やる前の写真がなくて非常に残念ですw

それはもう床に叩きつけてやりたいくらい汚れてました

やると決めたからには準備が必要です

思いつく工具を集め、足りない材料を
サウンドハウスさんで探しました

(めちゃくちゃお世話になりました、パーツで困ったらとにかくサウンドハウス)

初めて自作した1本目の思い出のギターを
実家から引きずり出し組んであるパーツをバラします

・弦を切り破棄

・ピックアップのついているピックガードごとバラして電装系の配線を全て外す

・ネックを本体から外す

・ストラップピン、ペグ等細かいパーツも全て外す

細かいネジなんかも再利用するので無くさないように

ケースやジップロックに保管

わからなくなりそうなものはマスキングテープで書いておく

ここまでは15分ほどで終わる簡単なバラシ作業

ここから方向性を決めます

色は?音は?まとまりかたは?

リメイクする際の完成時のイメージはあれど

完璧を求めすぎると楽しくないし失敗した時にやり直すまでのメンタル回復が大変

大事なのは

リメイクを楽しめる事

前より弾きやすくなる事

妥協点を低めにする事

の3つだと思います

バラす前に「あーこれ失敗してたな」といった気づき

このパーツ変えたら弾きやすくなりそう

あのパーツ足りなかったな

などのアイデアをまとめて方向性に足し

コンセプトをまとめます

「大人ギター」

「ヴィンテージ感のある仕上がり」

「ノイズレスで弾きやすく」

それなら木目を強調して〜

茶系の色合いで〜

家具みたいに渋くて長く使えそうな感じの仕上がりに〜

あ〜完成楽しみだな〜

そんな事を考えながら黙々とヤスリがけをしてボディの

塗装を剥がしまくります

画像1

画像2

中に残っているブルー

そうそれが元の色です 夏の青空ですね

ここまで削るのにサンドペーパー60.120.240.400番あたりを順番に使いました(耐水でなく普通のやつ)

で、何がクソラッカーなの?

そう思いますよね

コレ実は荒削りの段階でかなり青色が下の木地に染みついていた

というのも青く塗った時点で下地材なしで直接ラッカースプレー吹いたのが原因

木の導管にめちゃくちゃ色が入っちゃってる問題

しかもある程度塗装落とす段階で元々の形からかなり崩れた部分も出てきている

これ以上は形を崩したくない....ッ!
だがやるしかない....
木目を活かした仕上がりにするならばッ!!

ここから根気よく染み付いた青空ブルーを
400番のペーパーでなるべく形が崩れないよう
染み込んでいる色を取るんですが....

これが最初の壁、マジでハンパない

とにかく時間をかけてじっくりと

ココで妥協すると変な色になるのが目に見える

腰が痛いわ手が痛いわ、やってる途中でもうしんどい

完璧を求めすぎないが、大事なところはキッチリ仕上げる

しかしだな!これはしつこすぎるだろ!!

ラッカーがギターにとってのベスト塗料です!なんて思いたくない....

デリケートな上に経年劣化でこびりつくし、音の伝播性が優れていて鳴りが本当に良い、とかさぁ...

そりゃストラト、レスポールあたりのリアルガチのヴィンテージギターなら納得するけど

自作する上で塗った後も気を使うような塗料なんてまっぴらごめんですわ

ラッカーが良い、というならば

本来の材が特に優れたモノ(今はもう手に入りにくい材とか)

木目の見た目が格段に綺麗なモノ

そういう木を活かす為ならアリだと勝手に思ってます

そんなこんなで塗装剥離は溶剤使った落とし方、ノミやスクレーパーで削るやり方を取らずに

ひたすら地道にペーパーで削りました

時に120.240番にもどりながらまた400番まで....

1日目は3時間みっちりコレで終了です

電動工具有りでこの時間ですよ...

手でやってたらどんだけかかってたのか...


反省点として....

・フラット面は荒めの番手でサクッと

・R面や崩しちゃいけない部分は番手を上げて手でじっくり研磨

・400番までやったら必ず水拭きをして凸凹の確認して再研磨と必要ならパテ埋め

フラット面は特に凸凹を無くすように研磨

最後の水拭きが塗装の仕上がり、および水研ぎの際に大きな差をもたらします

画像3

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木地調整が終わったら次は下地です

色を塗ったりする楽しい工程ですね!

次回! オイルとWaxの2刀流!

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