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ほぼ素人がゆるく手がける完璧を目指さないguitar DIY 14 轟音!ハムPUの底力!!〜むしろ仕上げが大事だってハナシ〜

ども、VNDです

やっとこさ2本目の終わりが見えてきたその時
トラブルは突然現れます

音が出なかった!?
いえいえ そこは大丈夫でした

当てずっぽうでホットとアースの色を配線しましたが
無事音がでました

チェック用のタバコアンプでフロントとリア
センターのミックスポジションの具合

特にボリュームを片方ずつ10から0にして
ジャズベ配線がうまくできてることも確認

何がダメやったの?

はい それは前回すっ飛ばした
すり合わせのミスにより
特定のフレット間がビビりまくる という事です

弦高はやや高め 12フレットで約2.8ミリの高さで揃えて
そこから弦高を下げていこうとした矢先のことでした

このLP風ギターは ストラト風の前作より
弦高を下げて楽に弾きたい と考えてたので
ここにきてすり合わせまで戻るのか…と
テンションが下がる失敗です

弦を張り チューニングした状態でビビるのは
5〜9フレットあたりと 15から17あたりのフレット
ネック水平を確認すると やや順反り

ややハイ起き+ローフレットの高さのバラつき
それによるビビり という症状ですね
ここでキモになるのが どこまで手をかければ
コレが解消するのか

①ネックの調整
②ポイント的にすり合わせ
③全体すり合わせ
④ナット溝の加工してすり合わせ

できれば①と②でなんとかしたい...
ということで まずは①から
弦を緩め チューニングにした時に
フラットになるようにロッド調整

弦を張る前に少しロッドを絞めてたのもあったので
ほぼ絞めない状態にして再度チューニング

結果は....変わらず....
次に②ポイント的にすり合わせ
ビビるフレットのあたりをメモして
弦を緩め ネックをフラットにして
60センチスケールと15センチスケールで
細かく確認しつつ 少しずつ紙ヤスリで削ります

この時何故か嫌な予感がしました笑
そう この②の作業後再度チューニングしても
ビビりは直らず....結果③の全体すり合わせになります

ホント面倒臭い作業ほど先にまとめてやるのが大事
特にネック周りは弦を張ると余計に作業しづらいので
ちゃんとやっておく という教訓になりました笑

ちゃんとやらないとどうなるか?
弦高が低い場合は
生鳴りの状態で多少ビリついても 
アンプ通した音の時にそれが気にならなければ
個人差はありますが 良し とすることがあります

弦高が高すぎて押さえにくいと
コードも単音も弾きづらいです
入門編の安いギターとか 中古で買ってきたギターに
ありがちな 弦高無調整とか ネック反りによる
極端な弦高になったままだと よろしくない

今回は理想の値の2.0ミリまで下げるとビリつきどころか
ハイフレットの15Fから17Fがヤバい状態で
音詰まりによって 同じ音が出てしまう
これが1番アカン症状なので とにかく直します

面倒だなぁ でもやるっきゃねえか〜と
すり合わせを慎重にかけつつ
ナット溝を気持ち削り 全体の弦高を下げていこう
マジに苦手なナット溝を掘り ギリギリまで攻めていた
その時!! 事件は起こった!!!

画像1

やらかしました 1.2弦を掘りすぎて弦高が
どうしようもないほど狂いました

GAME OVER......
やっちまったもんはしょうがないのでソッコーで
サウンドハウスで同じナットをポチります
あかん 俺にはナット造形の才能が皆無
もう決めた ナット溝を今後一生掘らないと

とりあえずナットが届くまで
すり合わせを終わらせておいて
届いた瞬間に取り付けして 弦を張り直します
そこまでやった結果は....
弦高を下げるのが2.0ミリではなく
2.1〜2.25の間が限界でした

2.0だとビビりがひどくなり
音がどうやっても出なくなるので
完璧にやるならフレットの打ち直しまで戻ることになる
ただ正直言ってそこまでやるなら
今ついてるフレットがもったいない

という事で 弦高は2.1〜2.25で
T.O.Mの調整で納得できるラインまでもっていきました

何かのタイミングでPUを変えることがあれば
その時にフレット打ち直しも含めてやりたいと思います

余談ですが 昔友人がゴミ捨て場から拾った
ヤマハのレスポール系のギターが異常なほど
弦高が低いのに ビビらず弾きやすかったので
それが理想的だったのですが....

めちゃ重かったけど あのギターが忘れられません笑
なかなかいい音してたなぁ....

本題に戻ります
1本目のシングルコイルに比べ 2本目のハムPUは
どう違うのか簡単にまとめると

ハムPUは基本 音が野太くパワフル 
いわゆるミドル と言われる音の帯域が目立ち
サスティン(音伸び)も良く まさにロックな音
ガツンとパンチのある音にしたい とか
ハードロック メロコアをやりたい人はコレ!

シングルコイルPUは 弾き手の繊細な力加減が
伝えやすく ジャキジャキした音
とても煌びやかな音で ハムにはない美しさ
セッティングと弾き方で あらゆるジャンルを
こなせてしまう懐の深さがエロい…w

個人的には ハムPUが車で言う AT(オートマ)
シングルコイルPUが MT(マニュアル)のイメージで

曲によってはコッチで弾く とか選択肢もあって良し!

そしてこの2本ができた事で
やりたい曲 弾きたい曲によって使い分けができます
クリーン〜クランチでジャキジャキ感が欲しいなら
ストラト系を
クランチ〜強めの歪みでぶっとい音を鳴らしたいなら
このレスポール系を
 という具合です

あ、エピフォンのセミアコ アレ出番がない笑
甘〜い音が鳴るんですが
生音と本体のサイズがデカいのでちょっと困ってます...
PU交換編でも少し触れてますが
エピフォンオリジナルのハムPUが
そんなにパワーがないのでゴリゴリの歪みには
向いてないんです 持ち腐れになってしまうなぁ…

そんなこんなで2本目を強引に完成させました

画像2
画像3
画像4

ヘッドにロゴを入れない代わりに
昔海外旅行から帰った時にポケットに入っていた
使わなくなったコインを加工して取付けてみました
裏表使えるので気分で変えてます笑

そうそう1番最初に買った楽器
実はベースなんです
そのベースをどうするか悩んで
捨てずにいたのを思い出したので綺麗にします

次回! 忘却!初心者向けの王道 LEGEND!!の巻


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