少女の「死にたい」にいいねは押せない
4:44 A.M
今日も少女は呟く。
それは音のない叫び。
「死にたい…」「もう死ぬしかない」
「早く楽になりたい」「消えたい…」
そんな叫びに
次々といいねがついていく。
私は彼女に共鳴する。
どうにか掬ってあげたい。
名前も顔も知らないけれど。
彼女は何かを強く求め叫んでいる。
それが何かはわからない。
私のいいねひとつで
あの子は死んでしまうかもしれない。
それが彼女の希望かもしれないが…
私のいいねひとつで
あの子は生き続けるかもしれない。
それが彼女の