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【2月のAudible読書メモ④】

閏年の2月29日に1冊分だけメモを残したい。

『サウンド文学館パルナス 向田邦子文学館』向田邦子

学研サウンド文学館パルナスから、オーディオブックで厳選復刻。
現代の文壇を代表する編集委員が、内外の作家の傑作を厳選。
パルナスとは、「詩人」や「詩歌」という意味があります。
超一流ナレーター陣で、かつてない文学体験をお楽しみください。

【収録タイトル】
『眠る盃』より 「あ」
『眠る盃』より 新宿のライオン
『眠る盃』より 父の風船

Audible HPより

向田邦子さんのエッセイが大好きだ。
紙の本も持っているのだが、読み進められていない。
Audibleでみつけたこちらの本、早速聴いた。

あっという間に終わってしまった。
たくさん聴けるのかと思っていたら、三編だけだった。
それでも、何かとても「いいもの」に触れたという気持ちになった。

お父様の出てくるエッセイはどの話もほんとうにじんわりと心をあたためてくれる。今回もちょっとくすっとしたり、鼻の奥がツンとしたり・・・。

岸田今日子さんの朗読が素晴らしい。紙の本から文字がひら~、ひら~と出てきて耳に入ってくるかのような語りで、エッセイの内容とあっている。こんなに素敵な朗読の再生速度は決して早めて聴いてはいけない。等倍速に限る。昨日から、3回も聴いてしまった!


最後までお読みいただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。



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