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交流会

5年くらい前だっただろうか。とある日本の大学の学生と勤務している日本語学校の留学生との交流会を開いた。

大学生が学校見学のツアーを計画してくれた。まずはホールで大学についての映像を見せてもらい、その後、私たちは小グループに分かれてキャンパスを案内してもらった。見学場所でそれぞれのグループが交ざらないように
コースがよく考えられていて、とてもスムーズな流れだった。

見学会の後は、教室を使って留学生から日本の大学生へインタビュータイムだった。私は、ちょっと離れたところから見守るだけ。

留学生は、誰もが普段とは全然違う表情でとても生き生きとしていた。
そりゃそうだろう。自分と年齢の近い人との会話は楽しいはずだ。

交流会後のレポートにも、もっと長い時間話すことができればよかったとの感想が寄せられた。

最近は、小学校と交流会を開いている。
小学校にお邪魔して、留学生の出身国のクイズを出したりそれぞれの国の料理や観光地について紹介したりしている。

小学生が身を乗り出して一生懸命話を聴いてくれる姿勢に心打たれる。
留学生たちは交流会が終わるとたいてい悔しさをにじませる。
「もっと準備すればよかった」と。

交流会が終わるともっと伝えたいことがあったのに、と思うようだ。

伝えたいことがあるとき、それが語学を学んでいて、スキルアップがなされるときだと思う。

今はまだ、中級レベルの受け持ちクラス。
これからの成長が楽しみでならない。


最後までお読みいただきありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。


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