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フリーランスは、完全な自由ではない。

「フリーランスは、自由でいいよね!」と言われることもありますが、時間は自由っちゃ自由かな?という感じで。

なにが自由じゃないのかって、時間の使い方がです。選ぶことがありすぎる不自由。いや、選べるほどたくさんオファーあるとかそういうんじゃなくて、お仕事をする時には「これをやって」と言われていた方が自由なんですよ、ある意味。

どういうことかというと「あれもやりたい、これもやりたい、それにも興味がある」という状態は逆に不自由になってしまうんです。選べる自由があるという不自由。結果、何もやらなくなってしまう。


いつでもお仕事を受けられるように、スケジュールを空けているという行動をしているんです。ものは言いようですが、何もしない時間が続けば無職!それがフリーランス。


あがいてもしょーがないので、そんな時は本を読むか営業をするかをしています。最近は出すことばっかりに集中して、インプットが減ってしまったので情報を入れることに時間を多く使ってますね。


今は「わかる・理解すること」に興味があって「わかるってどんな状態になったら“わかった”になるんだろう?」とわかることについてわかろうとしています。

知れば知るほどキリがなく、わからないことがわかるようになっていくんですよ。それは「わからないことがわかった」という成長なのか「わからないなら、わかっていないままだろう」という現状維持なのかわからないから。

でもまずは何がわからないのか?がわからないことには、勉強のしようもありませんからね。これが“考え続ける”ことだと思っています。


養老孟司さんが「頭は良い必要はないけど、丈夫な必要はある。問題を抱え続けるのって、意外と大変なんですよ」と言っていました。

「瞬時に〜」「1分でできる〜」「これをやるだけで〜」など早さを売りにしているタイトルの本が多いなって感じたんです。

他のことに集中ができなくなるから、一つをじっくり考えるよりも速く解決したい(それが映画やYouTubeの早送り再生にも繋がる?)のかな?と。

たぶん、娯楽としてみているのか情報としてみているのかの違いなんですよね。映画を娯楽として見る場合はじっくり見られるんですが、情報として知られればいい場合早送りでストーリーだけ知られれば良い。

それじゃー“知っただけ”で、“わかった”ことにはならないんですよね。じゃあどうしたら“わかった”状態になるのか?これはまだわからないです。


ナレーター
有野優樹(ありのひろき)

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