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99%の確率だったこと

クロージング率99%
運動の世界に身を置くまで「モノを売る」「サービスを購入していただく」ということをしてこなかった。
そんな私がクロージング率99%。なんでだ。どうしてこの人が?
はじめて勤めたトレーニングジムでは、未経験30歳のド新人が体験レッスンを担当すればほぼ100%で入会していく様子を見て、「どうしてこの人が?」そんな視線をガンガン感じながらも、与えられた役割をただ全うしようと必死だった。

ある時マネージャーにこう言われた。
感じがいいので、中身は伴っていなくても(トレーナーとしての実績0だから)人に好かれますね。もし1人では答えられない質問が来たら私たちに頼ってください。と。

超マニアックなカラダの質問や医療寄りなお悩みには全く答えられないのでそこは安心して仲間を頼って、いつしかクロージング専門の人、のようなポジションになっていった。
嫌いではないけれど・・・毎週欠かさず来てくださるお客様との時間が何よりの楽しみだったので、他のスタッフを育てて私の時間を確保したいなと思うようになった。
そこで初めて自分の特徴について考えてみた。

✔︎なぜ、私は教わっていないのにそういう結果を生み出しているのか。
✔︎なぜ他の人は苦手で、あまり取り組もうとしないのか。

もしかして「ことば」なのかな?


こっちを向いていない人の足を止めるところから始まるストリートライブで細胞レベルで培われた部分もあると思っている私の要素。
時に「うるさいよ、黙れ!」と厳しい言葉を浴びながら、毎日、試行錯誤。
そうだよね、いきなり路上で歌われてもうるさいですよね。。ごめんなさい。素直に傷つきながらも、足を止めて聴いて行ってくれる人もいる天国と地獄を行ったり来たり。
警察さんとも仲良くなったなぁ。笑

ストリートライブって、どういうタイミングで人が足を止めると思いますか?歌ってる時に人が集まるのかな?
きっとこう思う人が多いかと思いますが、実は・・・

MC。
話している時にどれだけ興味を持ってもらって
「1曲でいいから聴いてほしい」いや「ワンコーラスでもいいので」という念にも似た想いを解き放つわけです。(怖っっ^^)

言霊 ってやつですね。



つ・ま・り。
マニュアル通りにクロージングしたって、人の心は動かないよ、ってことに気づいた訳です。


あることを意識すれば、誰もが再現できることだということに気づいたあたりから不思議なことが起こるようになった。

・話し方がいいですね
・分かりやすいです
・声に引き込まれました

なんと、初めましての方からこんな言葉をいただくようになったのです。
最初は、え?私に向けて言って下さってる言葉なの?
えー?本当に?!と嬉しさ半分、疑い半分。(笑


そこを深掘り続けて今があるのですが、私の言語化のベースは音楽にあります。

ピラティス講師としてだけでなく
いろんなお仕事をさせていただけるようになったのも、
私の原点「声で届ける、伝える」このベースがあったから。


来月より企業様の接客研修の講師として関わらせていただくことになりました。私のこれまで経験の集大成とも言える「声の響きに特化した言語化レッスン」

想いが伝わる
  ↓
ココロが揺り動かされる
  ↓
物言えぬ「商品」をどんな言葉で表現してあげるのか。
これは、そのプロダクトを作った方へのリスペクトであり
第一のユーザーである販売員が、誰よりも最高の言葉で次なるユーザーに届けていかなくては、開発者の努力が埋もれてしまう。という悲しいループになる。社会ってこんな風に循環でくるくると回ってると思うのです。


だからこそ、言葉にして伝えるお役目の方は、磨いた方が幸せの循環を生み出せるということ。最高ですよね。私は最高だと思っています。


言葉のチカラは無限。
音の響きはそれを何百倍にもしてくれる最高のツール。
誰もが使えるコミュニケーションツールの音声を私らしいものに磨くお手伝い。

小手先のノウハウじゃない、誰もが再現できる方法で
唯一無二の声を磨かせていただきます。
私にとっても新しいチャレンジ。ハッピーな循環が起こること間違いなしっ


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