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About "LIVEWIRE25"

MAKE MENTION OF SIGHT企画"LIVE WIRE"の25回目が8/19(sat)仙台BIRD LANDにて開催されます。コロナが明け、世の中の動きが変わり、目まぐるしく変わる世界であってもSENDAI CITY HARDCOREは変わらず、今ここに有り続ける。LIVE WIRE25開催に至る経緯や、アーカイブ回想などMMOS SAKAI氏より、今回は手記という形で想いを綴って頂きました。
(written by KEN MAKABE)

SAKAI (MAKE MENTION OF SIGHT)

“LIVEWIRE”約4年振りの開催。

前回は2019年12月15日MMOSの2nd Full Album”LIGHT AND SHADE”のレコ発仙台編としての開催だった。

LIVE WIRE = 直訳すると、(活動家、精力的な人、エネルギッシュな人)

WIRE的にLIVEを発信するイメージと、工事現場のトラロープ的なHARDCORE特有のある種、危うい場所のイメージ。その言葉のカッコ良さで当時決めたタイトル"LIVE WIRE"

2005年1月から企画をスタートさせて今回で25回目。地元勢が今回も出演してる凄さ。

LIVEWIRE Vol.1


LIVEWIRE Vol.2

誰しもコロナ禍の3年〜4年大変な苦労があり、特にBREAKOFCHAINとはコロナのお陰で仙台HCシーンがゼロになるんじゃないか?と危機感高く相談し合い、「もしなくなったらまた一から作ればいいじゃないか。また一から始めよう」と2バンドでのスタジオライブから再スタートさせた。

バードランドの移転もコロナ禍と重なり、仙台のハードコア・パンクが好きな人達の居場所というか集える場所がなかなか無い状況もあったのでみんなも音楽でフラストレーションの発散が出来ない期間はかなり長かったと思う。よく耐えたのは東北人だからもあるかも。


2021.12.11


何箇所かでの仙台のスタジオライブや仙台市内のライブハウスにも出演させてもらい、東京町田CLASSIXでコロナ禍の中で何度も延期したレコ発ライブも主催者しのちゃんのお陰で遂にやらせてもらったり、バーラン主催で野外ライブの出演、今年1月末にはNODAYSOFF企画”KIB2023”@京都GATTACAと2月頭にはBLOODAXE主催”ONE STEP CLOSER JAPAN TOUR2023 Final”@新宿ANTIKNOCKの2週連続の遠征、東京・関西のシーンの動きの速さなんかを見つつ仙台・東北はどうしてゆくか、MMOSとしての役割はどうあるべきかなどメンバーと止まらずスタジオや、ドラムのタクさんが作ってくれた自宅スタジオでみんな集まりながら曲作りや活動議論を重ねてきた。それぞれの事情により動けるバンドが仙台でも少なかった為、MMOSとしてはシーンを消さない様に可能な限りライブはやろうとしてきた。


自分より若い友達からも相談をもらったりもしていたので出来る限りそれに答えて、また新たな視点で独自性を作り出せるように一緒に動いてバックアップし新しい形で仙台ハードコアフライヤー展の企画もした。また同時にバードランドの復帰までのサポートも可能な限り僅かでも行い、協力出来ることはやる姿勢で臨んだ。


自分自身の仕事でも、過去最高に大変な期間としてやれることは全て全力で臨んで仕事した。人生も仕事も山あり谷ありだと本当に思う。


バンドのミュージックシーンも同じだ。

盛り上がってた時期と小さくなっていった時期、またぶり返す時期など、長く活動してると周期的な見方も出来るのでそれはそれで面白く発見がある。MAKE MENTION OF SIGHTは1999年4月から活動してるので24年目に入る。長いから偉いわけもなく、現役であればどのバンドも同じフラットであるべきだと思う。


今回改めて自主企画をやるには必須条件があった。企画を復活させるなら「バードランドが復活したら」だった。それが一番「筋が通っている」と考えたからだ。

国分町の地下にあった時代から3箇所目になるわけだが、血と汗と涙の染み込んだ国分町の地下室時代の思い出も相当深い。錦町へ移転する際の大変さも間近で見ていた。

それでも無くならず存在し続ける事自体はすごい事だと思う。今回の再スタートには心から拍手を送りたい。


さて、25回目のゲストは

東京からENDZWECK、京都からNODAYSOFFだ。

ENDZWECKとは旧知の中で、相当色んな場所で共演した。

一緒に週末ツアーも何度かやった。

ANODE(tokyo),GOUKA(morioka),ENDZWECK(tokyo),MMOSでの盛岡-仙台の週末ツアーやENDZWECK,MMOSでの2バンドレコ発ツアーで仙台-東京。

SOUL AGE RECORDSでの最初のリリースでの4WAYスプリットのレコ発ツアーENDZWECK(tokyo),BROKEN RUST(fukuoka),FOR LIFE(tokyo),MMOSで福岡-仙台-東京の各月3箇所ツアー。

ENDZWECKが毎年仙台に海外のバンドを連れて来てくれるようになったのは多分MMOSの結成10周年記念FESTがきっかけだったかもしれない。

LIVEWIRE Vol.10


LIVEWIRE Vol.12,13


この時にウチュウジロウが、、だったんですよね。今回リベンジしてくれてありがたいです!


LIVEWIRE Vol.14,15


LIVEWIRE Vol.17,19

そんな感じで後半はほぼ一緒の企画じゃないか?と互いに言ってたくらいのLIVEWIREでしたが直近アメリカでのINDECISION RECORDS 30周年記念FESTで復活ライブしたUNBROKENがあのSTRIFEと一緒に仙台に来たのは奇跡的でしたね。まさかのSHAI HULUDの仙台も本当に。

ツアーの仙台場所での共演も楽しいのですが、単独でもいつか呼べたらと思っていました!


そして京都のNODAYSOFF!

MMOSのライバル・盟友だった exLAST ONE STANDINGの諏訪率いる、京都オールスターHCバンド!

BURNING SIGN,exNORDe,exDESERVE,CRANKの強烈なバック隊が支えるNYHC,MOSHCORE,OLDSCHOOL HARDCORE,90sHC,SKINHEADなどを影響にストレートでキャッチーながらタフな楽曲と熱いライブで魅了されます!!!

MMOSとBOCとの20周年記念共同企画”20YEARSFEST”でも両バンドが出演して仙台に来てくれてましたね!



LAST ONE STANDINGの諏訪と仲良くなったのはMMOSの1stデモを出す前の頃だから2000年?その情報を知った彼から突然に自宅電話があり「HC FANZINでデモ出すって呼んだんで欲しい」と初めましてで電話が実家に掛かってきたのが最初。

なんか面白くてすぐに仲良くなり、東京で初共演だったかな。

AR-15企画のすごいバンドばかりでnaiad(初代ボーカル期)も一緒だった。

仙台に初めて呼んだのは実はBOCなんだけど、MMOSで呼んだのは2006年のこの時!いいメンツすぎ!


LOS主催”POJI-FEST”が開催される度や、その前身の企画でBREAK THE SILENCEってフェスでも大阪クラブWATER中心に呼んでくれてました。

何故かメンバー同士もみんな異様に仲が良かったんですよね。不思議だなあと思ってました。





LOSの活動休止を受け、しばらく時間が経っていた頃、俺たちも諏訪の復活を待っていたんだけど、この現NODAYSOFFのメンバーが彼を後押しし京都・関西シーンに戻ってきたのは本当に嬉しかった。

やはりその後の活躍は素晴らしく。各地で最高なSHOWを連発してますね!

19年前に亡くなったexLOSのKIWAMUくんの毎年の追悼企画“KIB2023”にも呼んでいただき今年出演してきて最高なHC SHOWをたくさん堪能して来ました。

今度は恩返しと思い、今回のLIVEWIREの復活企画にはNODAYSOFFもお声がけさせてもらった訳です!!

諏訪とはお互いに言ってますが腐れ縁ですので互いに活動してる間はそんな感じで切磋琢磨できればと思っています!


地元バンドは言わずもがな。

しかし、DIKTATORの活躍は凄まじいものがありますね!

もう全国区でハードコアシーンの最前線として各地で往年のベテランバンドも唸らせてますし大型HCフェスにも出演して絶好調に乗ってる状態かと。世界レベルまで行って欲しいなー!

仙台でまだ見てない人は必見ですよ!

BREAKOFCHAINももう誰もが認める重鎮で仙台HCシーンの主軸ですが、いまだ活動を止めない姿勢に地元のみんなも色々と影響を受けてると思います!TIHCとかいつか出て欲しい!UNBROKENのROBも仙台でBOCのライブ見た時にめちゃめちゃ上がってたし!

NYHCを主軸としたストレートかつメタリックなライブとダンとノマ達のMCに熱くならないやつはいない!!

ダンとは90年代後半からお互いHCバンド始める前からの付き合いなので、地元の盟友としてこれからもやっていきたいですね!

1993年結成のspike shoesはMMOSの活動初期から企画ドラゴンにも誘ってもらってる兄貴分のバンド!

ミュージシャンシップの高さ・レベルは仙台の枠には収まらず全国でもトップクラスでは無いでしょうか?公私ともにお世話になったバンドであり、近年はバンド自体も様々な困難を乗り越えてのライブ活動復帰なので事情を知ってる身としては胸にくるものがありました!

もう全曲が新曲で構成されているのでかなりフレッシュな気持ちで見てもらえるかと!



今回、BGM担当でADC塾長(exhalflife,RISE AND FALL,EXORGRINDST,farandell)にも来場してもらえます。

私にとって音楽の師匠であり、若い頃に良いバンドとは何か?ハードコアとは何か?を仕込まれた方です。

Farandellで一緒にバンドすると思えなかった。そんな実力は俺にないし。

仙台のバンドマンの影響元だし塾長だから塾生は全員集合ですね笑 センス半端じゃないので選曲楽しみすぎ!

以上読んでくれた方ありがとうございました。

8/19に新バードランドにてお待ちしてます!皆さん何とか最初から来て下さい!宜しくお願いします!!!


8/19 LIVEWIRE25 詳細はこちら

Ticket info : makemention@gmail.com // info@sendai-birdland.com

PlayGuide : SENDAI-BIRDLAND ON LINE STORE電子TICKET

https://sendai-birdland.stores.jp/

※学生証提示で高校以下無料

MAKE MENTION OF SIGHT / SAKAI


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