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「進撃の巨人」:ベルトルト推しが悔しくて泣く最終話

※ネタバレ含みます。たぶんはたから見たらかなりくだらない内容ですが、個人的にはかなり真剣です。お付き合いいただけるかたはぜひ。

「進撃の巨人」が完結した。

最終話まで読んで、本当にこの作品が好きだし読めて良かったし、最初におすすめして貸してくれた当時の彼氏(※現夫)には感謝せねばな…と思いました。

そんな作品の、完結までを読んでの感想を書きます。

感想まとめ:私は悔しい。

まず最初に本誌で最終話を読んだ時は、「この世界観で考えうる最高のハッピーエンド」だと感じつつ、なにかモヤモヤした気持ちに…

なんかモヤモヤしたまま「おわったねー良かったねー」で、好きな作品を終わらせるのが嫌だったので、1巻から読みかえそう!と思い2周目開始。
そこで判明したこと。

あっ私かなりのベルトルト推しかもしれん。

これ、2周目で確信したのですが実は「ベルトルト・フーバー」というキャラクター自体は1周目から結構好きで。
具体的には『誰が好きでこんなこと!!』のところから好きです。(まあたぶん大半のベルトルト推しがそう)
あと普通に192cm長身男子、一人称が「僕」って最初からかなり良いと思っていたという話はおいておくのですが。
それこそ最終話から何話目かで歴代の巨人が出てきた時に「あっここ絶対ベルトルさんアニを守ってくれる…!」と思ってワクワクして読んでました。

ベルトルトというキャラクターに思い入れがあったうえであの最終話を読むと、
こんな未来があったなら彼は何故死ななければいけなかったんだ…、と、どうしても思ってしまう。
何故!!彼はこの未来を見られなかったんだ!!!!
(※アルミンが生きるためとか、その他諸々ストーリー上の都合は当然わかっているのだよ、そういうのではないのだよこれはもう。なんならユミルもだよ。)

だって“こんな地獄は僕たちで終わらせる”とパラディ島を襲った彼と、パラディ島の仲間たちの自由のために地ならしを決行したエレンと、やっていることはほぼ同じじゃないか…と。
アルミンの『ありがとう 僕達のために殺戮者になってくれて』という言葉はマーレにいるエルディア人からマーレ戦士隊に向けられたかもしれない言葉じゃないか!!
(ちなみにこのセリフ自体良く考えられているなと思ったのが、アルミンは大量殺戮自体は肯定していないのだなーというのが読み取れるところ)

というかベルトルトだけじゃないのですよ、あのお話、もっとちゃんと幸せになってほしかった登場人物が多すぎる…
彼らが最終回でのあの結末(+始まり)を見られなかったのが本当に悔しい。

そんなわけで実は2周目、推しのベルトルトが最後の輝きを見せる19巻を読みおえたところから進めてません。20巻の巻末ではまだ死なないけど彼がエレンにゴミ袋のように引きずられるのがもうわかっているから読めません。私が彼を殺せない。
でも最新刊が手に入るまでに(どこも特装版売り切れで困った)頑張って読みたいなと思っています。19巻だけは3周しました。
ちなみに本当はそういう意味で最終話も、歴代の巨人のうちの1人であるベルトルトが完全に消え失せてしまうという結末ではあるのでもしかしたら最終巻手に入れてからもしばらく読めないかもしれん。つらい。

この状態でもう1回「進撃の巨人展 FINAL」を見に行きたい。
もう一度開催されないかな。

関係ないですがリヴァイ兵長は当たり前に好きです。

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