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VOP生のホンネ#8「今まで作った作品が「全部一緒」だと思ってしまった瞬間が何回かあった。だから成長したかった」桐原侑希

こんにちは、VOP1期生のけいこです!
このnoteは、VOPへ実際に入った人から「どのような理由で入ったのか」「どう変わっていったのか」について赤裸々に話を聞いていこう!という企画のコンテンツ。
VOPが気になる人はもちろん、映像クリエイターのイマを知りたい方はぜひ最後までご覧ください!

今日お話しを聞くのはVOP3期生の桐原侑希さん。
桐原さんは「Kiri Films.」という屋号を掲げ、2021年2月に映像制作事業で独立。2022年3月には「山の州ビジュアルアワードで総合部門大賞」を受賞!2023年8月に法人化し、VooKのイベントにも度々登壇。ますます活躍の輪を広げていっている「きりさん」がVOPに入った理由やきっかけなど聞いていきましょう!


映像制作を始めたきっかけについて

ーきりさん、初めまして!本日はよろしくお願いいたします!
 
はじめまして。よろしくお願いします!
 
ー実は、きりさんがVOPに入ったのは、在籍していた私を初め、いろんなメンバーの驚きでもありました!きりさんの存在を元々知っていましたし…
 
そうなんですか!初めて知りました!ありがとうございます!
 
ー今日はぜひ、VOPに入ったきっかけなど聞いていきたいのですが、そもそもきりさんはいつくらいから映像制作していたのですか??
 
今自分は29歳で、本当に最初に動画を作ったのは18歳の時に趣味でやっていたスケートボードがきっかけでした!映像やっている人から教わりつつ、自分なりに撮影して、編集して、というのをやったのが始まりです!
 
ーそうなるともう10年くらい映像と向き合っているんですね!
 
トータルすると、そうなりますね!
そういったことを7年くらいして、2020年にミラーレス一眼(SONY α6400)を購入しました。世間的にも新型コロナがざわつき始めて、知り合いの経営者から「動画で発信したいから協力してもらえないか」と声がかかって、そこから映像制作の仕事が徐々に入ってきました!
 
ーそうだったんですね!その時、本業のお仕事は他でされていたってことですか??
 
はい、会社員をしていました!でも、「もしかしたら映像制作一本でやっていくのもいいかもしれない」と思い始めてからは、上司にも自分の気持ちを話して、アルバイトに切り替えてもらいました。自分の中で半年という期間を設けて、アルバイトと映像制作の2本の仕事をする生活をしたのちに、目標通り2021年2月に独立を果たしました。


独学でスタートして映像と向き合って10年以上の桐原さん

あえてVOPに入った理由とは?

ー着実に道を開いてこられたのですね!2021年に独立後、2022年には「山の州ビジュアルアワードで総合部門大賞」を受賞、2023年には法人化…。独立されてからのスピードは速いというか、とても順調そうに見えるのですが、そんなきりさんがVOPに入られた意図ってなんでしょうか??
 
いつも紹介とか、自分の作品を見て気に入ってくれた人からお仕事の依頼をいただいて、ありがたいことに確かにお仕事は途切れない状態でした。
 
それでも、ある時壁にぶつかったんです。撮影もベストを尽くし、機材もスタッフもバッチリした体制で制作し、仕上がったものを見て、クライアントも満足してくれている。…けど、自分だけはっきりとした課題が浮き彫りに見えて。それが、「クリエティブのジャンプ」という、企画の部分でした。なんだか、作っている作品が「全部一緒」だと思ってしまった瞬間が何回かあったんです。それがとても嫌で。
これは映像をはじめてみて、それなりに自分の足で歩いてみてからわかったことなので、妙に納得感だったり、「このままじゃダメだ」と必要性を感じたことを覚えています。
 
そこをもっと学ばなければ、価格競争に飲み込まれたり、今後の制作やクオリティに限界がきてしまうなと…。成長が止まるくらいならこの仕事はやめた方がいいと思うし、成長が止まることが怖くて。それでVOPに入りましたね!


紹介から紹介が続いてお仕事が途絶えることはない

VOPでよかったことと今後の目標について

ーそういうことだったんですね!ある意味では、表現の技術的な部分を積み重ねたからこそ出てきた新しい壁、という感じですね!実際に入っていかがですか??
 
同じ志を持った仲間が増えたのもいいですし、サイキくんの現場に行かせてもらった時は感動しました!サイキくんが広告代理店出身ということもあって、制作物に対する理解の解像度がめちゃくちゃ高くて!
自分の今後の方向性としては、技術職というより、ディレクターをやりたいという気持ちがあることに気づいたので、企画勉強はしっかりやっていきたいし、サイキくんからも吸収していきたいなと思っています!
 
ーVOPではサイキさんの企画書のシェアだけではなく、壁打ちもしてもらえるので企画の具体的なブラッシュアップしていける場所になりますよね!今後のきりさんの目標を教えてください!
 
まずは足場である山梨でいい噂が立つようにしたいですね!株式会社KIRIN(桐原さんが立ち上げた会社の名前)のきりさんですよね!と認知してもらえるようにしたいです!
あとは、子どもも生まれる予定なので、家庭とのバランスも今後は意識していきたいですね!
 
ー今後が楽しみですね!まっすぐに自分の目標と向き合うきりさんの姿勢にこちらも勇気をいただきました!今日はありがとうございました!
 
ありがとうございました!

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