見出し画像

VideoWorks活躍クリエイターインタビュー Vol.3

こんにちは!VideoWorks事務局の梶谷です。

暑かった夏が過ぎ、ようやく少し涼しくなってきましたね。
【夏】といえば、在宅勤務中に夏休みのお子様を見ながらお仕事をしなければいけなくて大変だった!というパパママクリエイターの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、2人のお子さんを育てながら、VideoWorksで活躍するママさんクリエイターにお話を聞きました!

1.クリエイター紹介

山口 亜弓 (やまぐち あゆみ)

映像・イラスト・グラフィックデザイン・WEBサイト 
WEBコンテンツクリエイター、二児の母

1988年 東京生まれ・福岡名古屋東京育ち。
早稲田大学スポーツ科学部卒業後、スポーツ関連企業、私立中高保健体育科の教員(専任8年)を経てフリーランスのクリエイターに転身。

2021年〜長年趣味としていた制作活動を本業化。
現在は映像制作のほか、WEBサイト、イラスト、グラフィックデザイン、テキストなど幅広いコンテンツ制作に携わる。

2. 教師からクリエイターへ

梶谷:
本日はどうぞ宜しくお願いします!

山口さん:
宜しくお願いします!

梶谷:
山口さんといえば、クリエイターの中ではかなり珍しい経歴をお持ちだと思うのですが、もともと教員でいらっしゃったんですよね?

山口さん:
はい。中等教育学校の体育の教師をしていました。

梶谷:
体育の先生!ちなみにスポーツは何をされていたんですか?

山口さん:
バスケとかハンドボールとか色々やっていたんですけど、専門は空手でしたね。6歳くらいからずっとやっていて、大学ではスポーツ科学部という学部で勉強していました。

梶谷:
空手!!かっこいい!!
がっつりスポーツ系の道を歩んでいるように聞こえるのですが、その時代はまだ映像には興味なかったんですか?

山口さん:
いえ、実は大学時代から映像には興味があって、趣味程度で撮影して編集して、みたいなことはしていたんです。
カメラとかのことをしっかり学ぶためにも専門学校に通おうかと悩んだくらい。でも、ずっと体育の教師になりたいという夢があったので、独学で趣味程度にやっていました。

梶谷:
そうなんですね。その後、先生になられてからも映像は引き続き趣味でやっていたんですか?

山口さん:
はい。授業や部活動、学校の式典等のイベントで、生徒の良い表情とかを撮影したりしていました。

梶谷:
そうなんですね。そんな先生ライフから、クリエイターへ転身されたのは何がきっかけだったんでしょうか。

山口さん:
二人目の子供を産んで、限られた時間の中で子育ての時間を大切にしたいという半面、ずっとやりたかった映像のことにも挑戦してみたいなと思ったのがきっかけです。

梶谷:
なるほどですね。とはいえ、教員のお仕事と、映像のお仕事って全然違うジャンルだと思うのですが
「教師をやめて、映像でやっていきます!」ってなったときに
まずは何から始められたんですか?

山口さん:
仕事をやり始めたばかりのときは、一本で食べていくには無謀かなと思ったので非常勤の教員としてもお仕事をしながら、VideoWorks外のクラウドソーシングサイトを活用して、まずはYoutubeの編集とかちょっとした個人の方の動画の編集の案件を獲得していました。
そうすると、"意外と自分の編集のスキルって通用するんだな"
ということがわかってきたので、
次は企業さんのお仕事をやっていって、教員なしでもやっていけそうだな、と思ったら完全に動画に集中して…というように徐々にステップアップしていったという感じです。

梶谷:
すごく計画的…!素晴らしいですね。
珍しい転身にも関わらず成功した理由は、石橋を叩いて渡った姿勢にある気がしますね。

3.クリエイターとしての「尖り方」

梶谷:
今のお仕事をしていて、前職が活きている瞬間ってありますか?

山口さん:
私の場合、今は学習系の動画のお仕事をいただくことが多いんですね。社内研修とか、資格を取るためのオンライン講義の動画とか。
なのでそのあたりは教員であった、という経歴が活かせたりしますね。
多分皆さんも経験あるかもしれないですが、授業中つい眠くなることってありますよね?

梶谷:
はい…学生時代は特に睡魔に勝てなかった記憶が…笑

山口さん:
頑張って集中していても眠くなっちゃうことってあるんですよね笑
でも、動きがあったり、アクセントをいれるなど
視覚的な仕掛けがあると飽きないで見てもらえる、というのを実際にたくさん体験しているので、その経験が映像を作る上で活きているかなと思います。

今の時代、動画を作れる人ってたくさんいると思うので、動画ができる+αで自分の経験や武器など、尖る部分が必要だと思うのですが、私の場合そのような教育関係の経験は尖れる部分なのかなと思っています。

梶谷:
本当にそうですね。
技術があるクリエイターとかきれいなものを作れるクリエイターって今すごくたくさんいらっしゃるんですよ。その中でどれだけ個性的な色を出せるかっていうのがクリエイターとして生き残る術であり、皆さん悩まれる部分でもあるんですよね。それを山口さんは完全に武器にして、言語化できているのが素晴らしいです!!

4. 子育てと仕事の両立

梶谷:今、お子さんは何歳くらいなんですか?

山口さん:3歳と6歳の男の子です。

梶谷:二人とも男の子なんですね!!

山口さん:はい。ふたりとも活発でいつも大騒ぎです。笑

梶谷:お仕事される上で、子育てとの両立って大変ですか?

山口さん:大変…で なくはないですね…笑 
でも、教員時代は必ず5時まで学校にいなければならない、など時間の縛りがあったのですが、クリエイターになってからは時間の縛りがないので、この部分は子供に時間を使って、自分の作業は夜、子供達が寝たあとにする、ができるようになったので、バランス良く出来ていますかね。

梶谷:
なるほど、ただ、縛られていない分ハードに仕事できてしまうという事実もありますよね…。

山口さん:
そうですね。でも最近子供が体調不良で急遽入院することになってしまったんですけど、その時も自分がパソコンを持っていれば、病室に一緒にいられたので、そういった意味でも、融通がきく柔軟性の高い仕事だなと思っています。

梶谷:
確かに、自由に時間を組み替えられるのは、フリーランスクリエイターの特権ですよね。

山口さん:
はい。あとは、一人でやっている分、人間関係等で気を張ることが減ったので、比較的家でも楽しそうに仕事している姿が子供達にも見せられているんじゃないかなと思いますね。

5. リピートの極意

梶谷:
山口さんといえば、VideoWorksで依頼主さんからの評価が高く、リピート発注率がずば抜けているのですが、なにか制作される上で意識していることはありますか?

山口さん:
うーん…リピートのために、というわけではないのですが、
一方通行にならずに一緒に作るスタンスで制作することは意識してますかね。

梶谷:
「一方通行にならない」っていうのは具体的にはどんな方法ですか?

山口さん:
たとえ違ったとしても具体的なサンプルを投げてみるなどの
能動的な姿勢を見せることですかね。そうすると、「こうじゃない」とか、「こういうのもあるんだ」とか話が広がったりするので。

あとは、こういうのが作りたい、というのは結構ザックリだったりするんですよね。なので、そのザックリしたイメージを言語化したり、具体化して整理をするなどですかね。

梶谷:
なるほど、寄り添ったコミュニケーションを制作過程で意識されているんですね。

山口さん:
レスを早くするとか、そういう当たり前のことも含め、結局人と人なので、
相手に悪い気持ちにさせず、気持ちよく取引してもらいたいという気持ちで制作しています。
たまに抜けてしまったりミスしてしまうこともあるんですけどね…!笑

まとめ

山口さんとお仕事をされた依頼主さんは皆さん揃って
「山口さん、めちゃくちゃ良かったです!紹介していただきありがとうございました!」とわざわざVideoWorksにもお礼を伝えていただけることが多く、高評価っぷりが事務局内でも話題になっていました。

そんな山口さんに今回インタビューをさせていただき、
・過去の他業種での経験をスキルとして活かす力
・考えやアイディアをきちんと伝える言語化力
・そして何よりも謙虚に寄り添う制作姿勢

の3つの要素が、未経験ながらも実績とリピートを着々と積み上げている秘訣なんだなと感じました。

きれいなアウトプットであることはもちろんですが、
それ以上に過程でどれだけ最高の制作体験を提供できるかということが動画制作において最も重要なのかもしれません。

山口さん、お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました!!


▼過去のVideoWorks活躍クリエイターインタビューもぜひご覧下さい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?