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コンテンツ東京2022から見る 競合クリエイターの中から選ばれる必勝法とは

こんにちは!VideoWorks事務局の梶谷です。

VideoWorksは、6月29日〜7月1日に開催したコンテンツ東京2022に、
Crevoと合同で出展してきました!

今回は赤と白というおめでたいルックのブースで出展しました!

1. コンテンツ東京とは

コンテンツ東京は、5つの専門見本市から構成され、コンテンツビジネスを支えるあらゆる要素が出展する大規模国際総合展です。
エンターテイメント産業活性化やマーケティングにおけるコンテンツ活用促進を目的に、【人】【技術】【サービス】の出会いの場を提供します。

コンテンツ東京公式サイト https://www.content-tokyo.jp/ja-jp/about.html 

VideoWorks / Crevoは、【映像・CG制作展】にて出展したのですが
近くではクリエイターEXPOや先端デジタル テクノロジー展なども同会場にて開催しており、たくさんのクリエイターさんともお話をさせていただきました!

VideoWorksはクリエイターさんにデザインいただいた
かわいいイラストを使ったフライヤーを配らせていただきました!

2. 来場者の特徴

たくさんのコンテンツ制作会社さんのブースが並ぶ会場は圧巻でした!

今回のイベントならではかもしれませんが、
来場者の動画制作リテラシーが高い!!

例えば、4月に参加したJapan マーケティング Week では、
「動画制作したいのですが、まだまだ出来ておらず…」
という方が多かったのに対して、
今回のコンテンツ東京では
「具体的にこの映像を制作できる人を探しています。いい人いませんか?」
「こういった課題を映像で解決しようとしているのですが、それを演出できる方はいますか?」
など、すでに動画を活用されていて、より効果的かつ効率的に活用する方法を求めている来場者が多かったです。

▼前回のJapan マーケティング Week レポートはこちら!

3.依頼先の細分化

会場で実施したミニセミナーも大盛況でした!

先程も記載した通り、来場者の制作リテラシーがとても高かったのですが、
その高さゆえにか、来場者が「直依頼」に対してとても好印象を
もたれていたのが印象的でした。

従来、クライアントが動画を制作するとなると、
とりあえずどんなものでも広告代理店に依頼することにより、
代理店がその先の制作会社やクリエイターと組んで
最適なものが出来上がるというパターンが多かったかと思います。

しかし、今回お話させていただいた来場者の多くから
「ある程度、自社内で作りたいものの判別はついているので、
実際に作っていただける人を探している。」

という状況を伺いました。

具体的に、お話した方の一人から下記のような声をいただきました。

TVCMなど枠を必要とするものや、膨大な予算がかかるものは代理店に頼んでいるけれど、そこまでお金をかけられないものがたくさんある。
現状、社内で内制できるものは内制しつつ、マニュアル動画など量産のものは、知り合い経由の小さな制作会社に頼んだりしている。
社内の人間はプロではないので、社内リソースをうまくつかいながらもプロに制作してもらうのが理想的な体制ですね。

このように、TVCMは代理店や制作会社に、
その他マニュアル・営業用・Web CM等は
内制・別の会社・クリエイターに依頼をするなど、
作るものによって依頼先を分けられているのが新しいなと
個人的には感じました。

4.重要なのは独自のバリュー

様々なスキルを持ったクリエイターが登録しているということがわかるブース設営

クライアントが制作物の規模やジャンルによって依頼先を変えるのには、
「いつものところに依頼するよりも別の価値がこの人から得られる」という理由があります。
つまり、選ばれるためには
「他に依頼するのと何が違うのか」ということをきちんとアピールできることが重要です。

コンテンツ東京の会場内でも、これだけの制作会社が一同に集まると、
「動画制作やっています!」
だけでは、来場者に立ち止まってもらえず、
来場者自身も「他の会社と何が違うの?」「何が特徴なの?」
とそれぞれの会社の強みをきちんと理解されようとしている方が
多かった
のが印象的でした。

現在、東京都内だけでも映像制作会社は
280〜400社(※1)あると言われており、
世界で自らを「クリエイター」と自称している人は5000万人もにも及ぶと言われています。(※2)
「動画制作」ができるクリエイターはたくさんいらっしゃるのが現状です。ですが、同じ動画制作を行っても、完成する動画は
一つとして同じものになることはありません。

それぞれが得意なスキル・ルック・考え方があり、
更に過去の経歴や、現在の肩書/好きなこと/得意なこと
などをかけ合わせることで、独自の価値が見いだされるようになります。

(例)
経歴 : 映画学科卒業 × 制作会社での制作部経験 
得意な分野:物語調の広告映像演出 / プランニング
現在:二児の母親
与えられる価値:制作進行経験のあるストーリー系の映像制作が得意な演出家。母親や女性ならではの目線を持った制作ができることが特徴。

一件、動画制作に関係ないような要素でも、
他の人の経験にはない要素かもしれません。
他の人とは違う「価値」をアピールできることが
受注につながる必勝法なのではないでしょうか。

5.まとめ


ネット広告も動画が主流になり、
コロナでオンラインイベントも多くなっている今の時代
動画制作業界はぐんぐんと拡大していっています。
その拡大と比例して、依頼主の動画制作に対するリテラシーが高まっているという状況が、今回のイベントの客層にも大きく現れたのではないでしょうか。

業界が拡大する中、
・どんな背景があり、どんなことを得意としていて、
・どんな価値を提供できるのか
という自分ならではのバリューをきちんと定めた上で依頼主にアピールすることがクリエイターも制作会社も今後拡大する業界の中で
勝ち残っていくために意識するべき要素なのかもしれません。

イベントを通して、クリエイターさんへの直依頼の需要の高さを
スタッフ一同強く感じております。
VideoWorksは、今後もより多くの価値を提供できるクリエイターさんが
依頼主さまとマッチングできるようなプラットフォーム実現のために
開発・営業・サポートを行ってまいりますので今後とも宜しくお願い致します!

<出典>
※1 … KIZUNA JAPAN 【2022年版】東京に映像制作会社は何社ある?
https://www.kizunajapan.jp/wp/2022/02/24/movie_company_2022/ 
※2 …. NewsPicks 【図解】今年の大本命。「クリエイターエコノミー」って何だ https://newspicks.com/news/5685141/body/

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