【No.1279】想定外と笑っていられるうちに。
災害時の応急給水地点をご存知ですか?
先日近所を歩いていたら「災害時応急給水地点」という看板が目にとまりました。
高さ2m 越えの大きな看板で、ええ!こんなおっきいのに!これまで全く気づいていなかったことにびっくりしました。
ただ、その場所は、近所と言っても災害時に来るには少し遠い場所なので、気になって調べてみました、最寄りの応急給水地点を。
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僕が住んでいる自治体では、750m歩けば、どこかの応急給水地点に行けるように整備されているようです。
うちからの最寄りは、300m くらいの小学校です。ただ、地図で見てびっくり。その給水地点から他に、近くの給水地点がないのです。
地図上で線を引いてみるとちょうど直径1.5kmくらい。つまり、僕が緊急時に行くべき最寄りの給水地点には、最大で1.5km圏内の住人が集まり行列をなすだろうということが想定されます。
実際にどのくらいの人が住んでいるのかまでは調べていませんが、完全に住宅街ですから、少しの水をもらうために大行列。
まじで北斗の拳の世界になるかもしれません。
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ただ、よく見ると、うちから 800m くらいの場所には、なぜか給水地点が集まっている場所があって、200m以内の場所に5箇所の給水地点が集中しています。
万が一の災害の規模にもよりますが、すこし歩いて給水地点が集中しているこっちに来た方が、並ぶ時間は短くて済むかもしれません。いや、住民の数の計算の上で、そこに給水地点が集中しているとするなら、そんなに変わらないのかな。
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ということは、給水地点に頼らずとも、水が自給自足できればいいですよね。
農林水産省のホームページには、
飲料用と調理用(※)だけで一人当たり1日3リットルの水が必要と言われており、最低3日分として9リットルの備蓄が必要になります。
(※)湯せん、食品や食器を洗ったりする水は別途必要です。
と書かれています。
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うちは乳児を含めて家族4人、1日12 リットル の水が必要です。
最低3日で、48リットル。ひー!!
ただ、水道管もやばくなるような災害で、3日で復旧するかな…。とすると、48 リットルで足りるか?
想像すると怖いですね。
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「想定外」が流行語大賞をとったこともありますが、そうやって「想定外だわー」って笑っていられるうちに、備えておきたいものです。
災害時に、
え?水?貯めてない!
え?どこで水ってもらえるの?応急給水地点?聞いたことない!どこにあるの?
え?めっちゃ並んでるんですけど!
とかってならないように、
今のうちに備えておくとよさそうです。
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ハザードマップとかもそうですね。うちは幸い洪水や液状化の心配はなさそうですが、水の備蓄は、ちょっと心もとないです。
これまで、恥ずかしながら「災害時応急給水地点」の場所すら知らずに今の家に住んでいましたが、備えがあっても憂いがあるだろう災害時。
すこしでも憂い減らすべく、備えていきたいですね。
■■今日の質問■■
災害時に備えていますか
最寄りの応急給水地点をご存知ですか
■■以上■■
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