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【No.1040】想定外で終える1日

知らない人にはついていくな、と子供の頃には習いましたが、大人になってからは知らない人について行くことも大事かもしれません。

就活時代にお世話になった就活サイトの社長さんが「毎晩、その日の朝には想像もできないことが起こっていたら楽しいよね。」とおっしゃっていたのが、今でも記憶に残っています。

だから、予定調和な毎日を送らないように、誰かに誘われたら、はいと言う。自分からも、声をかけてみる。そんなことをおっしゃっていました。

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昨日は娘と2人で過ごしました。午前中はそれこそ予定調和でして、僕が娘と2人のとき用意する昼食は必ずオムライスと決まっています。オムライスを食べるところまでは、いつもどおり。

それから、2人で外出します。その日の朝は、もともと市民会館に行く予定でしたが、外出する直前になって娘が、自分で自転車をこいでいきたいとのことで、急遽場所を変更。スーパーのキッズスペースへ行くことになりました。ここから歯車が狂いはじめます。

一通り遊び、おやつを食べたら、夕食の準備もあるため帰宅準備を始めます。すると、幼稚園のお友達に出会いました。パパ同士でも仲良くさせてもらっているご家族。これから虫取りに出かけるとのこと。3時すぎの夕方から虫取り?とためらいましたが、娘が行きたそうにしていたので、アスキングしてみます。一緒に行ってもいいですか?

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虫取りの公園が遠かったので相手も誘いづらかったそうですが、こちらからお願いしたので快諾していただきました。娘の自転車を、僕の自転車のカゴにのせて、20分かけて移動。娘にとっては初めての虫取りです。夕立にあったり、珍しいトンボを捕まえたりなど、いろいろあったのですが長くなるので端折ります。

5時過ぎになって帰り道につくと、今度は浴衣を着た子どもたちを見かけます。そういえば僕の家の近くで夏祭りがあったことを思い出し、急遽みんなで行ってみることに。

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妻はその頃に帰宅しており、お風呂とご飯の準備をしてくれていましたが呼び出します。町内会のお祭りだからなのか、かき氷100円、おでん1本50円など破格の安さ!ビールも250円と良心的なので、虫取りで汗だくでしたから、友達のパパと大満足の晩酌です。

すると、娘が、中央に組んであったやぐらの太鼓が叩きたいと言い出します。ただ、誰でも自由に叩けるものではなく子供たちがどこかで練習してきた様子なので、できないよと断っていました。

ここで、自分でも何を思ったか不思議なのですが、またアスキングの力が発動。本部にどうしたら太鼓が叩けるか聞いてみました。そしたら、いろんな人をつないでいただき、あれよこれよと話しているうちに、こども会に入会することになりました。

太鼓を叩くためには来年の7月まで待ち1ヶ月間練習をしないといけないそうですが時間的に僕は同行ができなそう。妻には責められましたが、まあ、1年後には何とかなるでしょうw

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虫取りと、お祭りと、こども会の入会。

朝には全く想定もしていない夜を迎えることができました。こども会に入会したことで、9月にも何かのイベントがあるそうです。新しいコミュニティに入っていけそうで、今からワクワクです。

とても充実した日でしたね。ちなみに、アスキングとは、エフェクチュエーションという考え方の1つでして、askingと書きます。要は、いろいろ尋ねてみることが道を拓くよということです。

その日の朝には、全く想定外の夜を迎えるために、アスキングを大切にしていこうと思います。今日も「優柔不断は誤った判断よりなお悪い」を胸に、アスキングですね。


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