異業種ものづくり3人が「もの文」を熱く語る座談会(後半)|決起集会レポ
今年は26社が出展し、決起集会から昨年以上の盛り上がりを見せるもの文。各社は新しくどんなことに挑戦しようとしているのか?
7月13日(木)「もの文2023決起集会」で行った、東福太郎氏(家具のあづま|桐箪笥)、岩橋昭宏氏(岩橋シートワーク|板金加工)、三木裕介氏(三木理研工業|化学樹脂)のトークセッション。前半ではもの文2022を振り返る話をしてもらいました。
後半では、3人が新しく始めるチャレンジについて聞いていきます!
(モデレーター:和歌山ものづくり文化祭事務局長 吉田圭吾)
ー では、今年のもの文に話を移していきたいと思います。新たにチャレンジしたいこと。ここはやっぱり、東さんから言ってもらいましょう!
東福太郎氏(以下、東):常に日々、ものづくりってチャレンジですよね。去年のもの文のときは水も飲めずトイレにも行けず、馬車馬のごとく働いたので、今回はもうちょっと効率よくブースを回しながらワークショップ売上2連覇を死守できるように考えてやろうと思ってます。
東:何をやるかとは乞うご期待で秘密にはしますが、チャレンジとしては「効率よくする」ということですかね。
ー 効率よくって、急にものづくりっぽい話になりましたね笑
それだけお客さんがどんどんきて、トイレも行けず食事も行けずなので、当日はブースの体制を考えるとか役割分担も考えないといけませんね。
ー 岩橋さんは?
岩橋昭宏氏(以下、岩橋):うちの体制は、今回4人でやるんですよね。去年は人が足りなくて、えらいことなったので笑
今年僕は社員に任せるのですが、去年のワークは評判が高いので、それを超えられるように今まさに社内でチャレンジしてくれているところです。
今日の決起集会も、会社に社員を残して来ているので、僕が現場に入らなくても会社を任せていける仕組みづくりという点でもチャレンジだなと思います。
ー もの文をきっかけに、社員さんにも成長してもらって、岩橋さんも新しい挑戦に舵を切っていけると。めちゃくちゃいいじゃないですか。
岩橋:もの文企業って言うていいくらい、うちはもの文を使い倒してますからね笑
ー もの文は、ホントに気を遣わず使い倒してもらいたいですね。
三木さんどうですか?
三木裕介氏(以下、三木):前回参加したのが総務部や研究の社員で、工場でものを作っている現場の社員って前回参加できてなかったんです。今回は、現場の製造部のみんなにも参加してもらって自分たちが作っているモノの意義を感じてもらえるように巻き込み方を考えたいなと思っています。
コンテンツについても、同じものを持ってくるわけにはいかないので、来場してくれるお客さんも出展企業の皆さんも「お、すごいな。おもしろそうやん」って思ってもらえる三木理研工業を魅せたいなと思います。
ー 製造現場ということですが、岩橋シートワークさんは基本、製造の方がブースに入られていますかね?
岩橋:営業も総務もないので、必然的に現場班が動くしかないのですが…笑
うちの西脇が巻き込もうとしているんですが、現場の社員はそもそも文化祭とかするような感じの会社じゃないと思って入ってきている人たちなので、「そんなことがあるんですか、この会社!?」って言われています。
その人その人に応じてで、人前に出るのが苦手だと感じる子にはアイデア出しとか社内の生産をしっかりと守ってもらう、前に出ることを臆さない子には当日入ってもらうという感じです。
ー そういう社内の挑戦が、インナーブランディングにも繋がりますね。岩橋さんと三木さんに共通するのは、社員さんも巻き込んで、もの文を会社の成長の場に使っているというところじゃないかと思います。その中でいろんなチャレンジをしてもらえたら運営メンバーもうれしいですし、各社のチャレンジがもの文の価値を高めていくんじゃないかなと思います。そうやって、みんなで切磋琢磨していける場に今年もしていきましょう!
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昨年、大成功に終わった和歌山ものづくり文化祭。
今年も開催まであと5か月・・・
最後に関わった人全員が笑って終われる文化祭を目指して駆け抜けていきます!
もの文noteではこれからも、参加企業の挑戦やさまざまな企画のようすをレポートとして伝えていきます。
ちなみに・・・
このトークセッションのあとで開催したEXPO酒場和歌山店 with 和歌山ものづくり文化祭も大盛り上がりでした!こちらのレポートもぜひご覧ください!
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