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それでもなかなかランニングをはじめることができない方へ


ランニングをはじめたいけど、
「はじめられない」「はじめても続かない」方むけにこの記事を書いていますが、最後に少し見方を変えて、ランニング習慣を身につけるまでに体験して感じたことをお伝えしたいと思います。

何かをはじめるときには、まず情報収集…

何かはじめたいことがあるとき、まずは情報収集をすると思います。
ランニングなら、ネットで調べる、youtubeを見る、雑誌・書籍を購入する、走っている知人に方法を聞くなどいろいろな方法があります。
しかし、情報収集をしすぎることや「ランニングをするなら〇〇すべき」といった情報に縛られてきゅうくつになるといったこともありませんか?
1年間走って習慣を身につけた私が思うことを書いてみます。

1.ランニング仲間を見つける…?

モチベーションを高めるための方法として「ランニング仲間をさがす」という方法があります。ランニングは一人で走るものなので、走りたくなければ走らなくても文句は言われないので、仲間がいれば走れるということです。

私は、ランニング仲間は作っていません。これは自分の性格だと思うんですが、走る時間は土日と+αで生活の中にビルトインされていますし、お互い忙しい中、時間を合わせてまで一緒に走ろうと思わないからです。
あと、ひとりで走る楽しみもあるんです。

ひとりで走る贅沢な「瞑想ランニング」

ランニング中は、耳は音楽を聴きながら走っていますが、頭の中ではずーっと考え事をしています。仕事のこと、家族のこと、日常の悩みなど頭の中はいろんなことが溢れては消えを繰り返しています。
不思議なことにランニング中に整理ができたり、解決策が浮かんだりします。科学的な裏付けもあるようですがこれを「瞑想ランニング」というそうです。
頭の中で何を考えようが自由です。しんどい気持ちも忘れ、いつの間にか30分走っていたとかがいつもの状態で、瞑想ランニングのスキルを身につけたこともランニング習慣のベースになっています。

2.ダイエットのために走るなら食事制限は切り離せない…?

ランニング特集などを見ると、走ることと食事制限はセットになっていることが多いです。走る目的は体調管理、ダイエットのためという意識は多くの方がお持ちでしょうし、私も過去にダイエットをしようとしたときにはそう考えていました。でもです。

食事制限はしなくてもいい、自由です。

好きなものを好きなだけ食べてもいいと思います。私は食事制限は全くしていませんし、逆に食べる量は増えているかもしれません。
昼食にラーメン大盛り、夜は揚げ物とごはん2杯。寝る前のコーヒータイムはお菓子とセット。

でもランニングをはじめた2022年12月から体重73kgから67kgへ。5kg以上減って、現在も上下しながら緩やかな下降トレンドに入っています。
身体を見て自分でもわかる部分もあれば、ここの肉はなかなか落ちないなと悩む部分もあります。でも他の人から見たら「別人かと思った」とか「体調は大丈夫?」とい言われるくらい変わっているようです。
体重は5kg程度の減少ですが、筋肉がついたことで余計に締まって見えるのでしょう。仕事用のパンツもスリムになりました。

私は生活の中で、妻が作る料理を家で食べることが一番の楽しみです。
それを制限するならランニングをやめたくなります。
毎日体重を計り、土日に走る。それだけで十分な体調管理、ダイエットになると私は実感しています。

3.フルマラソンを目指そう!タイムも伸ばそう!…

いつかは走りたいフルマラソン。私も将来的にはフルマラソンを走ることを計画しています。フルマラソンを走っている人は、カッコいいですよね。

「フルマラソンを走るための書籍」がよく並んでいますが、手に取った私もゼロからランニングをはじめた時に、フルマラソンを走る自分をすぐにイメージできませんでした。恐ろしくて抵抗を感じましたし、今も少し抵抗を感じてしまいます。
内容的にもロードマップが詳細に書かれているのでそれに沿ってとトレーニングやエクササイズを実践すれば、フルマラソン完走と目標タイムの達成ができるのですが…
私のようなナマケモノには読んでも実践できそうになかったのです。

少しづつ、スモールステップでいい。自由です。

雑誌や専門書は、詳細で丁寧に書いて下さっているのですが、
どうしても情報量が多く、私はエクササイズなどについても継続してできない人なんです。他にもっといい方法がないかと同じようなところをグルグル回るループに入ってしまいます。

そして、自分で出した答えは「とにかく動きだす」ということでした。

何ごとも同じですね。少しづつ、外に出て歩くことから始めました。
ランニング習慣において、意識していることは3つです。

  1. タイムは気にしない

  2. 走る時間もしくは走る距離を決めて走る

  3. 人の目を気にしない

まず、タイムは全く気にしません。走るなら速く走りたいものですが、どうしても他人と比較してしまうと、上には上がいるという限界を知り、モチベ―ションが下がってしまいます。なので、速く走るためのエクササイズは全くしていないです。

タイムを気にしないため、走る時間もしくは走る距離を決めて走るようにしています。自分の気分に合わせて
「体が重いから今日は30分走ろう」とか
「体調がいいから今日は10km走ろう」といった感じです。
走るときは体が重かったけど、走り出したら体が軽くなったから距離を伸ばすっていうのはアリです。

もっとも大事なことは、「人の目を気にしないこと」だった

3つ目は、私の生活する地域は郊外の田舎です。田舎育ちの人間にとって
走りはじめるときは、
「あまり人目につかないところを走りたいなあ」という抵抗が働き、
見られてしまった時の服装や走り方などを気にしてしまう面がありました

しかし、ランニング習慣がついてしまった今ではそんなの全く気にしなくなりました。よく「走っているのを見かけるよ」と声をかけられるのですが、今までなぜ人の目を気にするばかりだったのだろうと不思議に思います。
おそらく自分に自信がなかったんでしょうね。

「ランニングウェアはこのブランドで揃えておきたい」とか
「走るときはカッコいいフォームで、速いスピードで走りたい」とか
そんなことを気にしていたんです。
私にとっては人目を気にすることが、「走るために外に出る」ことに対してのもっとも強い抵抗だったようです。

何かをはじめるときに、何が強い抵抗要因かは人それぞれですが、
それを見つけることができれば、はじめることと継続することは実は簡単なことなのかもしれません。








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