「IR」はニッポンを救う! 社会人二年目
皆様、お疲れ様です。今日お仕事だった方、めためたお疲れ様。
最近読んだ本、「IR」はニッポンを救う!が面白かったのでレビューさせて頂きます。内容が濃いので読んでていいなと思った箇所を主体にレビューさせていただきます(一一")
「IR」はニッポンを救う!
出版日 2019年06月20日
著者 渋谷和宏
まえがき
実際のIRはカジノにとどまるものではない。さまざまな設備・サービスが集まった巨大リゾート施設である。この巨大リゾート施設にとって、カジノがなくてはならないものであることは事実だ。
なおカジノが必須となるIRを開業して得られるメリットとは何か。詳しくは、本書をお読みいただきたい。
IRとは何か
IRは「Integrated Resort」の頭文字をつなげた言葉で、「統合型リゾート」と訳される。いろいろな施設がひとつのエリアにまとまり、リゾート拠点を形成する。
また宿泊施設もIRには欠かせない。加えて劇場や映画館、スポーツアリーナなどの文化・エンタテインメント施設、レストランやショッピングモールなども入る。
たしかにIRには、カジノもある。ただしカジノは、IRの一施設に過ぎない。IR=カジノではないのだ。
日本のIRとカジノ
IRにはカジノが必要なのか。実はIR全体の売上高のうちの78%をカジノが占めている。さらにいえばカジノはIR全体の3%に満たない施設のため、建設費などの初期投資は他の施設に比べて極端に少ない。つまりカジノは、利益率がとても高いのである。
IRも常に新しい施設などを開発し魅力を高めていかなければ、かならず飽きられてしまう。それを防ぐための再投資に、カジノで稼いだ利益が必要なのだ。
民間主体のプロジェクトであるIR
IRは、国の交付金や補助金による箱モノ建設プロジェクトや産業支援策とは異なる。
IR実施法によると、自治体と自治体が事業者(民間の企業)を選定し、その事業者がつくったIRの基本計画を認可するのは国となっている(認可するのは現時点で3つのみ)。公的資金や税金は使わず、民間主体で地域経済の自立を目指すプロジェクト、それがIRなのだ。
まとめ
1・IRは会議場や展示場、エンタテインメント施設など、さまざまな施設が集まったリゾート施設である。決して「IR=カジノ」ではない。
2・日本で構想されているIRは、単なる滞在型の施設ではない。外国人旅行者に日本の魅力を訴えるショーケースとして活用し、観光産業に与える効果をさらに増幅させることを狙いとしている。
今回はここまでの内容にします、次回もIRについての内容を記載させていただきます(一一")
では皆さん、明日のためにゆっくりお休みください。ばい
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