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チャレンジの20代

さてさて、自己紹介の続きです。

前回の投稿では10代の自分がギターに出会って、どのように変化していったのかなどを紹介しました。

なので、今回は20代の頃のことを書いていこうかと思うのですが、前回も思いましたが、いざ書いてみると楽しくてつい長くなっちゃうんです。

というわけで、今回からは自己紹介という感じではなく、自分の経験や普段の考えなどをツラツラと書いていこうなと思いますので、よろしくお願いします。


高校卒業後、仙台へ

「チャレンジの20代」とタイトルにも載せましたが、実は10代があともう少し残ってました。

大学へ進学するため、青森から仙台へ行く事になりました。

選んだ学科は英文科
単純にその頃、洋楽にハマってたから英語を専攻しただけで選んだので、後ほどめちゃくちゃ後悔しました。。

という訳で、実家を離れたので18歳で初めての一人暮らしをする事になりました。

しかし、自分で作った事のあるおかずは卵焼きのみ。

加えて、お金も全然無いから、ご飯をあまり食べないでいたら、痩せすぎて初めて腰にクビレが出来ちゃいました。

今振り返っても、この頃が一番痩せてたかもしれないです。
しかも筋肉が減ってガリガリのタイプ。。

加えて、この頃にはすっかり音楽以外で知り合った人とはコミュニケーションが上手く取りづらい性格になってまして、大学のクラスメイトや環境に、全然うまく馴染めませんでした。

部屋に篭ってひたすらギターの練習をしてたのですが、この時は音楽的な練習と言うより、技術的な練習ばかりしてました。

しかも音楽仲間がいた訳でも無いので、1人で弾き続けて「俺はどこまで上手くなっちゃうんだ!?」と、軽く調子に乗ってました。

軽音楽部での出会い

そしてしばらくすると、軽音楽部でドラムを叩いているMくんと友達になりました。

すぐに打ち解けて、軽音楽部へお誘いを受けたので、まずは見学をと思って、練習室に一緒に行ってみました。

そして、そこで衝撃的な出会いがありました。

見た目はのほほんとしていて喋り方も超おっとり、とても穏やかな雰囲気を持っているYくんというギタリスト。

「あ、どうもー!」「軽くギター弾いてみる?」みたいなノリでギターを弾き始めると、それはもう衝撃でした。

繰り出されたのは超光速の速弾き、そして音からほとばしる激しい情熱、その全てに圧倒されました

さらに、クラスメイトで実はドラムのMくん以外にもう1人仲の良かったYくん(同じイニシャルですんません)という友達がいたので、試しにその凄腕のYくんに紹介してみました。

すると、さらに衝撃の事実が。。
実はそのクラスメイトのYくんも、凄腕Yくんと同じくらいの実力の持ち主でした。

「う、嘘だろ」

この2人のギタリストとの出会いで、当時、調子に乗ってた僕を見事にノックアウトしてくれました

同年代に「絶対敵う気がしない」と思わせてくれたギタリストが2人もいたのですからね(今でも全く追いついたとは思ってません)。

ここから僕のギターとの向き合い方が一気に変わりました。

さらには、いざ軽音楽部に入部してみると、2人のYくんだけじゃなく、他にも上手いギタリストが沢山いました。

そして、ギタリストに限らず、各パートごとに超絶プレイヤーが沢山いる始末。

どれだけ自分が井の中の蛙だったのかひどく痛感しました。

初めての作曲

そんなある日、軽音楽部内でギタリストを集めて、各自でオリジナルインスト曲を収録したCDを作ろうと企画が上がりました。

それこそ曲の一部だけ断片的に作曲した事はありましたが、一曲丸ごと作った事はそれまでありませんでした

なので、とても不安ではありましたが、企画に参加することにしました。

そこまでの自分の集大成を作るつもりで一生懸命作りましたが、いざ作ってみると自分でも収集がつかなくなってしまいました

結果、よく分からないヘンテコな曲になったので、その気持ち悪さも相まって「橘症候群」というタイトルをつけました(笑)

しかし、その気持ち悪さやタイトルが周囲に大ウケして、そのとき初めて自分の「個性」というものに気付きました

それが良いものなのか悪いものなのかは分かりませんが笑

「自分の中には何か自分でも予測できない変なものがいる」という感覚になったのは、その時からです。

そこから、普段ギターを弾く時も「個性」を意識するようになりました。

まとめ

以上、今回は10代最後の自分がぶつかった葛藤みたいなものを書いてみました。

結果、まだ20代に入ってない笑

前回のと合わせて振り返ってみると、10代の自分は結構調子に乗ってたんだなと実感させられます。

「ギタリスト」という、田舎では比較的珍しいタイプの学生だったので、チヤホヤされたのが原因だったのかもしれませんね。

上記の通り、大学の軽音楽部において打ちのめされた事で、20代からはちょっと違う角度で音楽に向き合っていく事になります

また次回、お付き合いいただければ嬉しいです。

ありがとうございました。

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