観るまでシネマ撰 時間特異点の魔女おばさん 1 佗助 2021年10月15日 02:39 "細田守監督版 時をかける少女"における魔女おばさんこと芳山和子に関する私的な考察動画。動画内では触れなかった更なる推論。魔女おばさん-芳山和子-が常駐する研究室-スタッフエリア-と通常の時空間-一般公開エリア-を分つかのように存在するのが、いわゆる関係者以外立入禁止を示すロープ。ロープのある場所こそがいわゆるゲートであり、彼女自身が自らの意思でそれを外すことによって、ふたつの異空間は繋がり、往来が出来るようになる。真琴が存在する時間線に実在する魔女おばさん-芳山和子-と、真琴が博物館で出会っている魔女おばさんは別人。その正体は、未来から来た真琴本人である。無論、その目的は高校生の真琴に、千秋との約束を確実に履行させるため。そして、それを見届けた魔女おばさん-未来の真琴-は、自身の時間線上の未来へ帰るのだった。あの絵を間違いなく千秋の待つ未来へ届けるため。同時に彼女を待つ千秋のいる未来へと走り続けるために。そして勿論、本来の魔女おばさん-芳山和子-が存在する時間線は、深町がいる未来へ繋がっていることは云うまでもない…。※現在、商用利用以外での使用については異議申し立てを受けていませんが、著作権者または公的団体、組織より何らかの抗議、勧告があった場合は、直ちに削除します。 (C) 「時をかける少女」製作委員会 2006. #映画 #映画レビュー #時をかける少女 #細田守監督 #私的な考察 #映像演出論 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート