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Python開発

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Windows環境で動かしたPythonのアプリケーションをまとめています。1年に1回くらいコードが動かなくなっていないかチェックするために作りました。
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記事一覧

Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する / PER

Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する / PER

前回はBリーグのPPP、POSSおよび4ファクターを計算して対戦チームを比較する仕組みを作りました。この結果から11/5の仙台 vs 横浜BC戦が接戦になると予想し、この試合のWINNERを購入しました。
たしかに試合は接戦でしたが、まさかオーバータイムにもつれ込むとは予想できず、群馬勝利で予想していたのでWINNERも外してしまいました。これで2日通算1600円の損益です。

さらなる見直しが必

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Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する / ORtgとDRtg

Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する / ORtgとDRtg

前回はBリーグのホームページから選手スタッツからデータベースを作成するところまで紹介しました。今回はこのデータを以下のリンクにある計算式でアドバンスド・スタッツを求めたいと思います。

[11/18更新]
ORtgとDRtgを算出する記事を3回に分けて書いていましたが、こちらの記事にまとめました。

項目が非常に多いので内容が長くなります。

1.ORtgの算出ここでは選手のオフェンシブレーティン

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Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する(スタッツのスクレイピング)

Bリーグのスタッツを使ってレーティングを計算する(スタッツのスクレイピング)

前回に引き続き、バスケットボールのアドバンス・スタッツとWINNERの結果との関係を検証する仕組みを作っていきたいと思います。

今回はアドバンス・スタッツを計算するためのデータをBリーグ公式ページから抜き出して、データベースにする部分をPythonで作っていきたいと思います。

Bリーグの公式ページにアドバンス・スタッツを算出するために必要なデータはすべて揃っています。個人スタッツだけでなくチー

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イジンデンのドラフト戦用カードピックツールを作成する

イジンデンのドラフト戦用カードピックツールを作成する

先日、早くも「イジンデン」の第2弾が今冬に発売されることがアナウンスされました。非常に速い展開ですが、自身はSRのカードを拝めていませんので引き続き第1弾を購入していこうと思います。

先日ダイソーが発売したトレーディングカードゲーム「イジンデン」が価格面からシールド・ドラフト戦に向いているのではないかと以前の記事で書きました。

あれから追加でブースターパックをいくつか購入し、シールド・ドラフト

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StableDiffusionXL 0.9が正式リリースされた

StableDiffusionXL 0.9が正式リリースされた

2023/7/9にStableDiffusionXL0.9が公開されました。
ちょうど昨日、DreamStudioで試していたのですが、無料枠は限られていましたのでパソコンで環境を作りたいと思います。今回もBRAV6、BracingEvoMixとなるべく同じ設定で検証したいと思います。

まずはDreamStudioを使ってみて、出力される画像を確認して、パソコンに設定して試したいと思います。

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StableDiffusionのBracingEvoMixとBRAV6を比較する

StableDiffusionのBracingEvoMixとBRAV6を比較する

先日、Pythonの開発環境を最新版にするついでに紹介してきたPythonコードが動くか確認したところ、StableDiffusionの内容がかなり古く、動かなくなっていました。そこで学習モデルをBracingEvoMixに差し替えて作り直しましたところ、とんでもなく進化していることを実感しました。

そこで今回は2023/7/7にリリースされたばかりの学習モデルであるBRAV6も試したいと思いま

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RG35XX(GarlicOS)の自動アップデートをPythonで書く

RG35XX(GarlicOS)の自動アップデートをPythonで書く

以前に紹介したようにGarlicOSのアップデートは配布サイトからダウンロードしたRG35XX-CopyPasteOnTopOfStock.7zを解凍して同名のフォルダ、ファイルをRG35XXのマイクロSDカードに上書きするだけなのですが、更新頻度も多いので手作業ではなくPythonで自動更新できるようにしました。

2023/2/10にv1.05がリリースされていましたので、このバージョンで試し

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SwinIRで画像を超解像度化する

SwinIRで画像を超解像度化する

前回の記事で今月発売予定のカードゲーム「レジサイド」用にプレイマットを作りました。そのときにオフィシャルの背景画像をGoogleの画像検索で探しました。

見つけた画像が少し小さかったので、SwinIRを使って4倍の大きさに超解像度化しました。以下画像の左がダウンロードした画像ファイルで、右側がSwinIRで4倍に超解像度化したものです。スマホ画面ですと拡大しないと分からないかもしれません。

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ワードウルフのお題を自動で作る(Googleトレンド/ Word2vec / MeCab)

ワードウルフのお題を自動で作る(Googleトレンド/ Word2vec / MeCab)

10/8~10/10の3連休で1日はデイキャンプに行く予定でしたが、初日の朝に腰をずらしてしまい、ほぼ寝たきりでラジオやYouTubeを楽しむだけの3日間になりました。そんな中でYouTubeで見ていたのが「おぎやはぎのハピキャン」。デイキャンプに行った気分を味わうにはちょうどよかったのです。

この放送のなかで「ワードウルフ」という単語を使った人狼ゲームを遊んでおり、これが非常に面白そうでした。

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Mecabとmecab-ipadic-NEologdで文章を意味のある言葉に分類する

Mecabとmecab-ipadic-NEologdで文章を意味のある言葉に分類する

ある文章を意味のある言葉まで自動的に分類する手法を形態素解析といいます。例えばTwitterの文章を形態素解析することで、どのような言葉が多用されているか解析することができます。このような、いわゆるエゴドキュメントを集計することで当時の世相を分析する手法としても活用されるようになりました。

今回はMeCabというオープンソースの形態素解析エンジンを使います。こちらに週2回以上更新更新され、新語・

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Word2vecとchiVeで数値化した言葉から類似語を探す

Word2vecとchiVeで数値化した言葉から類似語を探す

chiVeはWord2vecで使うことができる学習済み日本語モデルです。これを利用することで自分で学習させることなく日本語をベクトル化(数値化)することができます。今回はWindowsパソコンでGensimライブラリを使ってWord2vecをchiVeモデルで使いたいと思います。

(1) 設定に必要な環境chiVeモデル

Pythonの実行環境

プログラムエディター

(2) chiVeの設

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Whisperを使って音声ファイルを文字に起こす

Whisperを使って音声ファイルを文字に起こす

Stable Diffusionのテキストを画像にする画像生成モデルも驚きましたが、今回はWhisperというOpenAIがリリースした音声ファイルを高精度でテキストにするオープンソースの音声認識モデルを紹介したいと思います。

Whisperは各種音声ファイルを読み込んで解析し、認識した言語でテキストにできます。また読み込んだ音声ファイルを英語に翻訳してテキストを出力できます。個人的に使ってみた

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デュエル・マスターズのカードリストをスクレイピングしてデータベース化する

デュエル・マスターズのカードリストをスクレイピングしてデータベース化する

2002/5に登場した「デュエル・マスターズ」は発売から今年で20周年になりました。20周年記念で先日、「デュエル・マスターズ超全集 20thパーフェクトBOX」という1000ページ近くもある本(ZOID付き)が限定8000部で小学館より発売されました。
また9/4から新番組「デュエル・マスターズ WIN」が放送開始、先週末にはアニメ内で使っているスタートデッキも発売など、少し盛り上がりを見せてい

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Stable Diffusionのimg2imgを「アメトーーク 絵心ない芸人」の絵に使う

Stable Diffusionのimg2imgを「アメトーーク 絵心ない芸人」の絵に使う

Stable Diffusionのv1.5 betaが2022/9/6にDream Studioで先行して試せるようになりました。いままで使ってきたプロンプトやシード値で画像生成してみましたが、またシード値を探しなおす必要があるくらいに変わっていました。Google Colaboratorやパソコンでも使えるようになると良いのですが、v1.5の続報はまた明日とTwitterに書いてありました。

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