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性教育は0歳から!?学校づくりのプロ清水弘美さんが提唱する今後の教育【ワクセルトークセッション企画】

ワクセル主催のトークセッションイベントのレポートです。ワクセル(主催:嶋村吉洋)は、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。

学校法人 八王子学園 なかよし幼稚園へ伺い、園長の清水弘美(しみずひろみ)先生とトークセッションイベントを行いました。MCはワクセルコラボレーターの渋沢一葉(しぶさわいよ)さん、ワクセル総合プロデューサーの住谷が務めました。

前回の講演会では、清水さんが教育の道を目指したきっかけ、ヴィーガン(エブリワン)給食についてお話しいただきました。今回は、日本の性教育の実情を踏まえたうえで、0歳児から始める性教育についてがテーマとなります。

清水さんは「生殖行為や妊娠の知識だけが性教育ではない。生きていくために必要な知識を得るための教育です」と話します。自分を大事にされた経験がない子どもは人を大切にすることができず、性加害者になる可能性が高くなります。子どもの頃からスキンシップを取ることで、幸せホルモンのオキシトシンが出て、人を大事にすることができるようになるそうです。

性教育は年齢に合わせた段階が必要です。たとえば、幼稚園児には、まずは自分の性を大事にすること、プライベートゾーン(水着で隠す部分)は、どんなに仲良くても周りの人には見せないことを伝え続けることが大切です。

「日本の性教育は海外と比較すると遅れていて、"触れてはいけないもの"のように扱われていますが、日常的に扱うことで、性被害者を減らすことにも繋がる」と、清水さんは語ります。

「”性”は次の命を生み出すもの。正しい知識と優しい気持ち、人と人とを大事に思う心を持ち、大人も包括的に学んで、次の命をつくっていくようにしたい」と、大人に向けたメッセージでトークセッションを締めくくりました。

本トークセッションの内容は、ワクセル公式ホームページに掲載しておりますので、併せてご覧ください。


■清水弘美さんプロフィール

東京学芸大学教育学部卒業 公立学校の教員を37年間務める(そのうち14年は管理職)。
特別活動を専門に学級・学校づくりを行い、子供の自己肯定感を高め、主体的に学ぶ学校を作り、国内外からの視察を受ける。全国小学校学校行事研究会会長をはじめ、多くの研究会をけん引した。現在は大学で教員養成に努めると同時に、教育の原点である幼稚園で園長を務める。

●学校法人 八王子学園 なかよし幼稚園HP

●Instagram


■ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」

ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。

さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。

・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

●ワクセル公式HP(主催:嶋村吉洋)

●ワクセル公式YouTubeチャンネル

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