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自分にとってのふるさとはどこか?

自己紹介などをするときにボクの大きな特徴として、引っ越し回数が多いことをたまにお話します。
その経験から、身の回りの人が引っ越しする時に、不動産屋めぐりから荷物の詰め方までアドバイス出来ることも自分の強みでもあったりします。

引っ越しした回数は25回。地域は全国万遍なくではなく、大阪・兵庫や横浜にいることが多い感じです。

これまで住んできた場所

・兵庫県姫路市
・兵庫県姫路市(2軒目)
・大阪府大阪市住之江区
・石川県金沢市
・大阪府吹田市
・大阪府寝屋川市
・大阪府岸和田市
・兵庫県豊岡市
・兵庫県豊岡市(2軒目)
・愛知県名古屋市
・大阪府大阪市東淀川区
・大阪府豊中市
・兵庫県豊岡市(2回目)
・兵庫県篠山市
・大阪府大阪市東淀川区(2軒目)
・大阪府富田林市
・東京都新宿区
・大阪府富田林市(2回目)
・神奈川県横浜市青葉区
・神奈川県横浜市都筑区
・東京都杉並区
・東京都杉並区(2軒目)
・千葉県印旛郡酒々井町
・東京都大田区
・神奈川県横浜市青葉区(2軒目)

ふるさとがどこかわからない問題

これだけ引っ越し回数が多いと自分のふるさとがどこと考えれば良いか悩んでいたことがある。

産まれた場所なら兵庫県姫路市だけど赤ちゃんの頃でまったく記憶にない。
小学生時代は大阪府内が多いが転校が相次ぎ、1,2年で次の小学校へ行っていたので、ここ、という場所もない。
その大阪も大人になってからも転々としているので、大阪にいることが多いが、大阪のどこと特定することは無いが、いまでは微妙な関西イントネーションを持っているので、面倒なので大阪出身にしていることも多かった

いまでも繋がっている学生時代の同級生と言えば、高校時代の部活仲間。
たしかに高校時代にいた豊岡市は7年ぐらい住んでおり、今住んでいる横浜市についで二番目に長く住んでいることを踏まえれば、ある意味ふるさとと言っても良いのだが、そこに実家は無い。

そして実家は賃貸で、今は大阪の高槻市にある(自分は住んだことがない)。

自分の生まれ育った土地。故郷 (こきょう) 。郷里。「―に帰る」

この定義に従うと、育ったという部分を切り取れば豊岡市かなぁ、と思う反面、そこに実家も無いし帰る機会もそうそうないので、「ふるさとに帰る」なんてほぼ無い。

そして、転々とした小学生時代の大阪の雰囲気や20代の多くもまた転々と過ごしたこともあるので、心の中には大阪も大きく混在しているのである。
実家に帰るとしたら大阪なので、上記も含めやはり大阪にしてしまうのが一番楽かもしれない。

このように多くの人が思い描くふるさとの意味合いと、ボクの上記で言う豊岡や大阪への思いは違う次元のものと感じているので、ふるさとがここだ、と胸を張って言い切れることがなかった。
ふるさとコンプレックスである。

ふるさとは一箇所にしなくても良い

ふるさとはここ、と通常の会話の中では一箇所しか聞かないので、どうしても固定概念でふるさとは一箇所であるべきと思い込んでしまっていた。

いや、そうじゃない。

「ふるさとは大阪と豊岡」と言い切ってしまっていいんじゃないかって最近は思い始めている。

中学・高校の青春時代、部活に打ち込んだあの日々は豊岡だけど、小学生のころと20代前半は大阪府内のどこかにいた。住んでいる家はどちらも転々としているが、過ごしているエリア(生活圏)は大阪と豊岡であると言い切れる。

だから、これからは「ふるさとは大阪と豊岡」と話をしよう。




読んでくださり、ありがとうございます。