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視覚障がい者の怖い場所①

-視覚障がい者の事故について -


何が困っているのか?

日常の中で、
障がい者の方に接することは
少ないと思います。
その中でも視覚障がい者の方と接するのは
もっと少ないと思います。


何が困っているのか?

その中でみなさん
何が困っているのだろう?と思うと思います。
もちろん視覚障がい者の方も
千差万別です。
みんなが同じ困りごとがあるわけではありません。
ただ、その中で、私が
視覚障がい者の方にお話を聞いて
最初に出てくるのが、「駅ホーム転落事故」が怖い。
「これが防げたらノーベル賞ものだよ!」
と言われたこともあります。。。
どこどこに行きたい、
どこにいくときに困ってる
とかではなく、
やはり命の危険なのだなと思いました。

駅ホーム転落事故

駅ホームの転落事故はどのような状況なのでしょう?
先日も事故が起きました。

やはり定期的におきてしまっています。
もちろん高齢の方というのもありますが、
そうではない場合もあります。
パラリンピック選手が転落して
亡くなられたこともあります。
そして、年齢も関係なく
危険であるということがわかります。

国土交通省の見解は?

我々は、seekerという
視覚障がい者のための歩行アシスト機器を開発しています。
そのため、国土交通省に呼ばれたことがあります。
その時におっしゃっていたのは、
全国にホームドアがつかないと思っているので、
代わりの方法を探していると。。。
よく、seekerのお話をすると、
ホームドアがあるから、
というように言われることもあります。
ただ、ホームドアがついてるのは都心です。
都心の高級マンションに住んでいるわけではないのです。
そして、転落の割合をみても、
視覚障がい者以外の転落数に対して、
割合も変わっていません。
むしろ悪化しています。

全体の転落数に対する視覚障がい者の転落数の割合

このような状況の中で、
視覚障がい者が真っ先に困っているのは、
駅ホームの転落事故というのもわかります。
やはり知り合いが亡くなったり、
ニュースで聞いたりすると
自分も怖くなると思います。
このような方々をなんとか救いたいと思っています。
命を救いたいのと、
それが怖くて出かけにくい方々の
心に安心を与えたいと思っています。

最後に

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