前のnoteに書いた、狩猟感を
ゾワゾワとしか表現できなくて

あのゾワゾワさ、何やったんやろう？と
突き詰めて考えてたら、
「自分の中に血が流れてるのを感じた」事のように思えてきた

これが「血が騒ぐ」というものなのか？

身体の中に血が流れてるって当たり前なんだけど、普段気にせず生きてるよね。

まさに目の前に生きてるものを殺すかもしれない、血が流れるかもしれないことを意識して、
自分の中にも血が流れてる事を再認識させられたのか？

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伝えたいが言葉を育てる

先日半年ぶりくらいに会った友だちと
最近どうしてたの？なんて話をした。
自粛期間中、彼女は自分がこんなに外に出たくて、人に会ってたい人だと再発見したそうだ。

ん？私そういや逆だったなぁ。
人が集まるイベントや場を作ろうとしてた割に、
自分の家から出なくて全然平気だったなぁ。
もちろん家族がいるからってのもあるだろうけど。
彼女も仲のよい家族がいるけど、無理だったんだもんな。

自粛期間中に、今までやりたくてできてなかった事を進めてて、
そのひとつが、ニワトリを飼う事だった。

外で自由に暮らしたニワトリの産みたてのタマゴが食べたい！
もう10年も前からやりたかった事なんだけど、
自分の家を改修してるから、ニワトリ小屋にまで手が回らなくて、後回しにしてたら10年過ぎてた。
時が過ぎるのは本当に早い。

もうひとつは、家の裏側がかなり急な斜面で、ツルや笹だらけで荒れてて、その下には山の水が流れる小川があるんだけど、ツルの勢いが増すとすぐに小川まで埋もれてしまうので、斜面をスッキリさせ、小川までアクセスできるようにすること。
しかし、人手では困難な急斜面でずっと頭を悩ませていた。
そこで斜面に強い、そして笹やツルも好きなヤギに、夏季限定で来てもらう事にした！

時間のある今だからできる事。

ニワトリはタマゴからあたため、ひよこから育て、
ヤギはヤギ飼いの友人に子ヤギを2頭借してもらえる事になった。

サボってた畑も再開させ、気づけば我が家は一気に農園のようになった。

だから毎日楽しくて楽しくて。
あれ？この農園、私にとって楽園だったんだ。
私ってかなり動物好きなんだと
自分自身、改めて実感した。

犬飼ってた時に、動物育てるの上手いねとは何度か言われ、確かに向いてるのかも？とは思ってたけど。。
今回自粛期間中に、誰に会うでもなく
日々動物の世話をして暮らす中で、
ヤギやニワトリとの言葉じゃないコミュニケーションから、ものすごい幸福感を得てる事に気づいた。
それにどうやら私は動物の扱いがうまいし、そこから喜びを得れるようだ。

この言葉にならないコミュニケーションの中で日々感じること、
言葉にならないとそのまま受け流してきたんだけど、
沢山おもしろい経験してきたよな。

そもそも人って、自分の中にあるものを相手に伝える為に言葉を生み出してきたんだよね。
私、言葉にならないし、いい文章書けないって諦めて、言葉にしていかなかったら、ずっと自分の言葉にたどり着けないんだな。
伝えようとするから、言葉は育つんだ。
記録の為にも、日々感じること記しておけば良かったな。
そうしたら、積み重なって生まれてくる言葉がきっとあるだろうし。

先日、すでに返していなくなったヤギの柵を片付けながら思ったんだよね。

そうだ、自分の言葉を持つ為にやってみよう！
それで久しぶりにnoteを開いてみた。
そこにたどり着くために、未熟だけど綴ってみよう。