ひとりになった経験。誰だかわからないけど、助けてくれてありがとう!2

嫌な人と仕事をしてた事がある。

正確に言うと、一緒に仕事してる最中に、精神を病んでしまって、暴言を吐くムカつく奴になってしまった人がいた。

ひどい書き方してごめん!
でも、もう10年以上前の話。
その時期は大ゲンカしてたけど、今はまた普通に仲がいい。
後にも先にも、あんなに他人に腹を立て怒鳴ったことないかもしれない。。

病いの渦中にいたら、病んでる認識が本人にも私にもなかったから、とにかくぶつかりまくっていた。

その人が新宿のファッションビルに期間限定ショップを立ち上げており、
私も関わらせてもらっていたので、暫く東京に滞在してたんだけど、
日々理不尽な心無い言葉を浴びせられ、
私の尊厳が壊されてしまう限界だった


もうやだッッ!!
本当に本当に嫌だ!!
これ以上この人と1ミリも一緒にいたくないッッ!!!!!!

私の心の制御装置が悲鳴を上げた瞬間、新宿の人ごみの中、時間が止まったように感じた。

あれ?

私、ひとりになっちゃった

??????

それは、瞬間的に分かってしまった。
としか言えないんだけど。。

今まで守護霊?だとか、そんな存在感じた事がなかったし、今もそうなんだけど、
でも、その瞬間明らかに、私とともにあった存在がみんな、私から離れてしまった

そうハッキリ感じてしまった。

この身体に、ワダマキというひとつの人格?魂?が入ってるんだと思ってた、その時までは。

でも違うみたいだ。
説明できないけど、分かっちゃったんだから仕方ない。
私は、団体戦みたいに何人かで構成されて生きてるんだ。

そして、それと同時に、姉から電話があった。

母が自宅の階段で、急に足が動かなくなってしまった!と

ビックリした!
そして、またまた瞬間的にわかってしまった。

私、もうここにいるの限界だったんだ。
この毎日傷つけられる泥沼のような状況から助け出してもらえたんだ
。。
お母さんありがとう!



母はリウマチなんだけど、
急に動けなくなってしまった事なんて今までない。
何が起こってるんだろうか。。

とにかく帰る口実、大義名分をもらった私は、
仕事全部途中のまま、慌てて大阪に帰った。

母の足は、手術する事になり、病院探しなどでバタバタしていた。
けれど、あの時感じた、私についてたみんなが離れてしまった、
私だけがたった1人だという絶望的な孤独は、ずっと消えなかった。

気のせいかと何度も思おうとしたけど、
普段感じる孤独とはレベルが違って
常に常に心細かったし、身体が寒かった。

一緒に住み始めたばかりのダンナに、ものすごい孤独なんだと打ち明けても、そんなの伝わる訳もなく。。

そして、この普段私を構成していたみんながいたから、デザインの仕事ができていたようで、
ひとりだと、デザインもアイデアも何も浮かばない。

このままでは仕事ができなくなってしまう。。。


藁をもすがる思いで、
以前に私に「後ろに屋久島が見えますよ」と言ってくれたNさんに、またまた会ってみる事にした。

(以前の話はコチラ

東京で突然私についてくれてたみんなが離れて、ひとりになってしまった事、
同時に母の足が急に動かなくなって、嫌な状況から助け出してもらえた事
Nさんに話してる途中から、背中がポワンとあたたかくなってきて、安堵感で涙が流れた。

Nさん「わかりますか?」

私「はい、わかります
今みんな帰ってきましたよね?」

Nさん「そうです!
その仕事仲間と一緒にいちゃいけないと気づかせる為に、やむなくみんなあなたから離れたんですよ?
離れる側も辛くてね。

今背中あたたかくないですか?」

私「あたたかいです!
むちゃくちゃあたたかいです」

泣きながら答えた。


Nさん「みんなやっと帰って来れたの喜んで、背中撫でてくれてますよ」

背中が本当にあたたかい。
あたたかくて、あたたかくて、ものすごい安心感だ。

ありがとう、私って、私1人で成り立ってる訳じゃないんだね。
団体で構成されてるって、なんて心強いんだ!
いつも今も無自覚でごめん!
気づけて良かった!

あの時、限界だった私を助けくれてありがとう!

そしていつも沢山の閃きをありがとう!



みなさん、これからも、よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?